ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]底固めから上値トライ

(米ドル円時間足)


東京市場では北朝鮮への米国の対応が強まるとの見方もあり株価が下落して始まるとリスク回避の動きが強まった。ドル円は一時113円を割り込むと112円83銭まで下落。しかし、このレベルでは実需などの買いも見られ反発。
欧州勢は北朝鮮の影響は限定的とみると円売りからスタートしドル円は前日の高値113円48銭を上抜き113円68銭まで上昇した。
一方、休み明けとなったNY市場では製造業新規受注が予想を下回ったことや、原油やNYダウが下落して始まったことでリスクオフの動きが強まった。これを受けドル円は113円08銭まで下落したがFOMC議事要旨公開前ということから下げ止まった。
FOMC議事要旨ではバランスシート縮小時期が明確に示されていなかったことからドルの失望売りが入るとドル円は112円96銭まで下落した。しかし、112円台では東京市場と同様に買いが待ち構えていたとみられ反発。
世界的な低金利政策からの脱却の動きからリスク選好の動きは始まったばかり。
112円台での底の堅さが意識され始めればドル円は再び115円方向に買いが強まるとみている。
112円台では買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:113円70銭~112円70銭(50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB議事要旨に注目

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロドルは底堅い動きで始まると1.1368ドルまで上昇。
しかし、欧州市場に入ると売りが先行する中で、クーレECB理事が「メンバーは政策の変更を議論していない」と発言。ユーロ売りが加速しこの日の安値となる1.1313ドルまで売り込まれた。その後NY市場にかけて買い戻しの動きが強まり、FOMC議事要旨が公開されると1.1353ドルまで上昇。一旦は押し戻されたが引けにかけて再び1.13ドルミドル付近まで上昇して引けている。
本日公開されるECB理事会では量的緩和の縮小の動きが再確認されるようならユーロ買いのきっかけとなるだろう。
一部のメンバーで縮小に消極的な意見が聞かれたとしてもテーパリングの流れに変化はなく、一時的な下落にとどまるとみる。
日足チャートではボリンジャーバンドの上限から下に放れたものの下げ止まり感がみられる。フィボナッチ50.0%戻しとなる1.12ドル後半で下げ止まるようなら買いを入れてみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1370~1.1290(50.0%)

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[豪ドル米ドル]寄引き同時線で下げ止まり感

(豪ドル米ドル日足)


一昨日のRBA会合では緩和政策の継続が示されたことで豪ドルの失望売りが強まった。その流れが昨日も継続する中で戻り売りが待ち構えていた模様。
NY市場では原油価格が急落したことで豪ドルドルはボリンジャーバンドの中心線の位置する0.7590ドルを下回り0.7570ドルまで売り込まれた。しかし、売りが一巡したところでは再度買いが入り0.76ドル台に押し戻されて引けてきた。
豪州の景気は前回の予算案が発表されたことで格下げ懸念が後退。貿易黒字も定着する中で基礎的財政収支も2020年には黒字化の路線が示された。
住宅価格の上昇に対して規制強化なども見られるが景気は全般に回復傾向にあり、緩和政策の転換はそれほど遠い時期のものではないとの見方が根強い。
ボリンジャーバンドは上昇トレンドを継続しており、中心線の位置する0.76ドル割れでは買いを入れてみたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7640(50.0%)~0.7570

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[全般]FOMC議事要旨でドル売りは一時的

東京市場では北朝鮮への懸念が残る中で日経平均株価が軟調な地合いで始まるとドル円は113円を割り込み112円後半まで売られた。しかし、後場に入ると112円台では実需絡みの買いも見られ反発。
欧州市場では北朝鮮問題での地政学的リスクは限定的との見方が広がるとリスクオンの円売りで参入。ドル円は前日の高値を上回る113円68銭を付け高値圏で推移。
連休明けとなるNY市場ではNYダウがいきなり下落して始まったことでリスク回避の円買い戻しの動きが活発となりドル円クロス円ともに売りが強まり、ドル円は113円前半に押し戻された。その後はFOMC議事要旨の公開を控え動意が乏しくなった。
そのFOMC議事要旨ではバランスシートの縮小開始時期に関して意見が分かれていたことが伝わるとドルが急落。ドル円は112円96銭まで下落する場面も見られたがすぐに反発。一部メンバーは2-3か月以内、他のメンバーは年内後半との意見が聞かれた。市場では7月のFOMCで縮小が始まる可能性があるとの見方もあるが、結局明確な時期が示されなかったことが失望売りにつながった。
連休明けNY株式市場はNYダウがマイナス1ドルでナスダックは40ドル上昇するなど、慎重な出足となった。
明日の雇用統計の賃金動向に注目が集まる中で、今日のADP雇用統計やISM非製造業景況指数で上下に荒っぽい動きが予想される。
ただ、世界的に低金利政策からの脱却の動きが始まる中で、市場に滞留していた余剰マネーのリスク選好の動きに変わりはないとみる。
ドル円クロス円ともに下落場面では丁寧に買いを入れていきたい。

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