ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]112円前半の底固めから上昇へ

(米ドル円時間足)


東京市場が休場ということもあり週明けアジア市場は薄商いの中でドル円は朝方売りから始まった。
日中は先週末に急落した反動からドル円は112円77銭まで買い戻されたものの、欧州市場にかけて米長期金利が低下したことで再びドル売りが強まった。
NY市場の始まる頃にはドル円は112円32銭まで押し戻された。
ただ、ロンドンフィキシングにかけてドル円のまとまった買いが入ると目先のドルショートの損切りを巻き込みながら112円87銭まで上昇。
その後は米長期金利が低下したことや、NY株式市場や原油価格の下落などから円の買い戻しが入り112円ミドル付近に押し戻されて引けている。
日銀金融政策決定会合では緩和政策継続姿勢が示されるとみられ、日米金融政策の違いによるドル円やクロス円の買いは継続するものとみる。
全般に売りは一巡した観もあり、112円前半の底固めが終わったところで再び買いが強まるとみている。

ドル円予想レンジ:113円10銭(38.2%)~112円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]複数の英国経済指標に注目

(ポンド米ドル2時間足)


先週末は米CPIや小売売上高の結果を受けポンドドルは今年最高値となる1.3110まで上昇。ほぼ高値圏で引けたものの、週明けアジア市場では売りが先行。
NY市場でも米長期金利の低下によりポンドは上値の重い展開が続いている。
まだポジション的には目先のロングが戻り売りを出してくる可能性が高い中、本日発表される英国6月CPIやRPIそしてコアPPIが発表され注目が集まる。
予想を下回るようなら一時的にポンド売りが強まるとみているが、BOEの利上げ期待から押し目買いのチャンスを狙いたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3120~1.3000(38.2%)

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[豪ドル米ドル]高値圏での調整売り

(豪ドル米ドル時間足)


昨日のアジア時間に発表された中国小売売上高や鉱工業生産指数、そして4-6月期GDPなどそれぞれ予想を上回る好結果が示された。この結果を受け豪ドルは小幅上昇したもののすぐに押し戻された。
NY市場にかけて米長期金利が低下したことで豪ドル買いが強まり、先週末に付けた高値0.7828を上回り0.7838まで上昇。今年最高値を更新した。しかし、その後は利食い売りなどに押され0.7790まで下落して引けている。
本日公開されるRBA議事要旨では緩和政策の継続が示されるとみられており、その前に利食い売りを出してきた模様。
堅調な中国や豪州の景気を背景にRBAはいずれ緩和政策の転換を余儀なくされるとの見方は根強い。
ただ、高値を更新したことで恐怖感が広がり始めていることから一段の調整売りが予想される。
目先下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの0.7740付近がサポートとみられるが、勢いがあれば50%戻しの0.77ドル付近も想定される。
押し目買いスタンスに変わりはないが、底値を確認してから買いを入れていきたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7830~0.7740(38.2%)

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[全般]日本休場で動意薄

先週末に発表された米CPIと小売売上高が予想を下回ったことでドルが全面高となった週明けアジア市場はドル全般に上値の重い展開で始まった。ただ、日本が海の日で休場ということもあり全般に薄商いの中でドル全般に買い戻しの動きが強まりドル円は112円後半まで買い戻された。
また、この日発表された中国4-6月期GDPが6.9%と予想の6.8%を上回ったことでも安心感が広がった。
欧州市場では一旦はユーロ売りも見られたが、米国長期債利回りが低下したことから上昇。対ドル対ポンドなどで買いが散見された。ドル円も112円前半に押し戻された。
NY市場では前月大きく上昇した7月NY連銀製造業景気指数が9.8と予想の15.0を大きく下回ったが市場への影響は限定的となった。
一方、ドル円はロンドンフィキシングにかけてまとまった買いがみられ112円87銭まで上昇。短期のドルショートの巻き戻しも見られたが、米長期金利の低下により112円ミドルに押し戻された。
全般に目立った材料がない中で動意の乏しい動きがみられた。
先週はイエレン議長のハト派発言に加えCPIが予想を下回ったことで利上げへの慎重な見方が広がる中でドルの上値は抑えられた。
ただ、一時的な経済指標の落ち込みなどでFRBの金融政策が変わることはない。イエレン議長の発言では数か月の物価動向を見極めるとの姿勢が示されており、ややドルが売られ過ぎた感もある。
今週は日銀会合が開かれ、今後も緩和政策の継続が示されるとみられる。
ドル円やクロス円の買い戻しの動きが入る可能性が高く、下げたところでは買いを入れておきたい。

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