ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]日銀会合で一時的な下押しも

(米ドル円4時間足)


東京市場ではオバマケア代替法案が断念されたことでドル円は112円付近での上値の重い展開が続いた。
NY時間に発表された米住宅着工件数や建設許可件数が予想を上回ったことから発表直後ドルは上昇したものの上値は重くすぐに反落。前日の安値111円69銭を下回ったところで損切りを巻き込みながら111円56銭まで下落。
その後はNY株式市場や原油価格が上昇したことから円の売り戻しが入り112円手前の111円80銭付近で引けてきた。
昨日のドル円は買い材料に対し反応は鈍く、それだけ下落リスクに対して敏感に反応しやすい。
今日の日銀会合では緩和政策継続が予想されるが、世界的な金利上昇に対して少しでもタカ派的な発言が出れば再度昨日の安値111円ミドルを試す展開が予想される。
ただ、ECB会合がその後控えており日本との金融政策の違いが改めて意識されるとみられる。
目先の売りが一巡したところでは買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:112円70銭~111円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言に注目

(ユーロ米ドル時間足)


この日はユーロにとって特に材料がみられない中でECB理事会を控えポジション調整のユーロ売りが目立った。
本日のECB理事会では政策金利0%維持が予想されるが、その後のドラギ総裁発言に注目が集まる。
市場は今回の理事会では量的緩和の縮小に関する具体的なアナウンスはないとみているが、今年期限が来る量的緩和の終了を示す可能性が高い。
短期的なユーロのロングポジション調整の売りがみられた後だけに、ユーロ圏の景気の強さなどに言及があれば利上げ期待からユーロ買いが強まるとみている。
ただ、9月の理事会までは時間があり、そろそろ期待だけでの買いは限界に近いとみる。
ユーロドルついて、昨日の付けた高値付近では売りを出しておきたい。
上抜けるようなら改めて買いを入れるが、短期取引に徹したい。

ユーロドル予想レンジ:1.1580~1.1480(50.0%)

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[豪ドル米ドル]豪雇用統計の結果次第で調整も

(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20170720_jikanashi.jpg


豪ドルの上昇の勢いが止まらない。
前日のRBA議事要旨では雇用の強さによる賃金下落リスクが後退し、国内経済も総じて良好との内容が示されたことで利下げ期待が後退。市場の一部では利上げも視野に入れた豪ドル買いを入れ始めているようだ。
ただ、ここまでほぼ一本調子で買いが続いていることからそろそろ高値警戒感が出てくるころだ。
豪ドルドルは大台となる0.8ドル付近では利食い売りが並んでくるとみており、意識しておきたい。
今日は豪州6月雇用統計が発表され、その結果後の動きに注目しておきたい。
もし、予想を下回り豪ドル売りが入ったとしてもすぐに買いが入るようなら0.8ドルを上抜く勢いがあるとみる。
反対に予想を上回った時に0.8ドルで上値が抑えられるようなら目先の天井を打つ可能性がある。
いずれにしても、中期的な豪ドル上昇トレンドは継続するとみており、最終的に買いを入れていきたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8000~0.7850

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[全般]米政治リスクと日銀会合

オバマケア代替法案が断念されたことでトランプ政策への不信感が広がりドル売りが広がる中で日銀政策会合の行方に注目が集まっている。
トランプ政権の要ともいえるオバマケア代替法案が断念されたことにより、今後の政策への市場の不信感は増している。また、先週末に発表された米CPIが予想を下回ったことで年内利上げの可能性が後退したこともドルの上値を抑えている。
昨日のNY時間に発表された米6月住宅着工件数は8.3%と予想の6.2%を上回る4か月ぶりの高水準となった。同時に発表された米6月建設許可件数も7.4%と予想の2.8%を大きく上回るなど好調な米経済を示すものとなったが市場の反応は見られなかった。
NY株式市場も三指数ともに上昇し、原油価格も週間在庫の減少から上昇。リスクオンの動きがみられ、米長期金利も小幅上昇したもののドル円は寧ろ上値の重い展開となり一時111円ミドルまで下落。
今週に入り米国物価への懸念と政治リスクの高まりからドル円の上値の重さが目立つ。
今日は日銀会合があり、市場では緩和政策の継続と同時に物価見通しの下方修正を発表するとの見方が大勢となっている。今の市場のセンチメントはドル円の売りに反応しやすくなっているだけに、少しでもハト派的な内容が示されるようなら売りのきっかけにされやすい状況だ。
ただ、トランプ政権への不信感は今に始まったわけではなく、米経済は物価以外には好調な数字がみられる。
主要国が一斉に正常な金融政策に戻そうとする中、日銀が緩和政策を継続することで、今後円キャリー取引が活発化するとみてよい。
調整の売りが一巡したところでは再びドル円クロス円の買いが強まるとみている。

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