ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]一段のドルショート巻き戻し

(米ドル円2時間足)


週明け東京市場は先週末にスパイサー報道官が辞任したことなどから米政治情勢の不透明感などを背景にドル売りでスタート。日経平均株価もNY株式市場の下落により軟調な地合いで始まったことでドル円は一時111円を割り込み110円77銭まで下落。その後は111円台に押し戻されたものの、欧州勢がユーロ売りで参入したことでユーロ円の売りが強まるとドル円は再び下落。ドル円ロングポジションの損切りを巻き込み110円63銭まで売り込まれた。
その後は米長期金利の上昇は、原油価格が減産期待から上昇したことでドル買いと円売りの動きが重なり111円台を回復。
今日から始まるFOMC会合を控え目先のポジション調整の買い戻しが強まっている。
全般にドルロングの投げが一巡したことで目先のドルショートの買い戻しが本日も入るとみる。上値目途としては38.2%戻しとなる112円付近が意識される。
ただ、ここにきて政治リスクだけではなくECBやBOEといった利上げ期待が高まる中で資金がドルからユーロやポンドなどに流れやすくなっており、ドルの上値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ:112円10銭(38.2%)~110円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]FOMC会合を控え調整売り

(ユーロ米ドル日足)


先週のECB理事会でドラギ総裁が量的緩和縮小の時期を秋口に行うと発言したことでユーロは1.14後半から1.16後半に上昇。
その後高値圏でのもみ合いが続いていたが、徐々に上値の重さがみられ始めている。
今日から始まるFOMC会合を控えこれまでのユーロロングポジションの調整が入る可能性が高い。
高値を付けてからの戻り安値となる1.1615付近を下回るようなら目先のロングの損切りを巻き込みフィボナッチ38.2%戻しとなる1.15ミドル付近までの下落も視野に入る。
もし、勢いが強まるようなら61.8%戻しでもありボリンジャーバンドの下限の位置する1.1460付近が次のサポート目途とみる。
ただ、ユーロの上昇トレンドは継続しておりFOMC会合が終了したところでは上昇が再開する可能性が高く、あくまで調整の売りとみておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1670~1.1540(38.2%)

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[豪ドル円]原油上昇で下値限定的

(豪ドル円8時間足)


週明け東京市場でドル円が下落して始まると豪ドル円の売りも散見されこの日の安値となる87円65銭まで下落。しかし、ドル円の買い戻しが入ると豪ドル円のクロス買いも入り上昇。欧州市場が始まるとユーロ豪ドルの売りも入り豪ドル円は88円前半に押し戻された。
この日はOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会議が開かれた。この会議で価格維持のために減産順守が確認されたことで原油価格が上昇。資源国通貨としてのカナダドルや豪ドルに買いが集まった。
本日から始まるFOMC会合を控え他の通貨や市場で調整の動きが活発化しており豪ドルも一部売りがみられる。ただ、他の通貨と比較しても豪ドルの買いの強さが目立つ。
FOMC会合が近づけばもう一段の豪ドル売りが入るとみているが、長期の上昇トレンドラインが下値を支える。
50%戻しとなる87円ミドル付近が下値目途として意識される。

豪ドル円予想レンジ: 88円50銭~87円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]FOMC会合控えポジション調整の動き継続

週明け東京市場でドル円は先週末の流れを継いで上値の重い展開で始まった。
先週末にスパイサー報道官が突然辞任するなどトランプ政権への不信感の広がりがドル売りを促した。また、FRBの利上げ期待の後退もありドル円は111円を割り込んだ。また、日経平均株価も下落したことでリスクオフの円買いの動きもありクロス円全般に売りがみられた。
欧州市場に入ると欧州勢によるユーロ売りが強まるとユーロ円も下落。これにつられるようにドル円も再び売りが強まりこの日の安値となる110円63銭まで下落した。
その後NY市場に向けて米長期金利の上昇などからドルも買い戻しがみられた。
また、この日はOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会議で価格維持のため減産を順守することが確認され原油価格が上昇。NY株式市場はダウが下落しナスダックが上昇するなどまちまちな動きがみられた。また、債券市場では長期債利回りが上昇したことでドル円も111円台に押し戻されて引けている。
本日から始まるFOMC会合を控え各市場ではこれまでドル売りが進みユーロが上昇し過ぎた反動がみられる。
市場は今回のFOMC会合ではイエレン議長の記者会見がないことから特に目立った変更はないとの見方があるが、一部でバランスシート縮小の時期が示されるとの見方もある。
もし、早期縮小となれば年内利上げの可能性が高まることからドル買いに反応する可能性もある。
FOMC会合を控えこれまでのドルショートポジションの巻き戻しが本日も強まるとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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