[米ドル円]巻き戻し前のレベルに往って来い

東京市場ではFOMCを控えドルショートの巻き戻しが一層強まりドル円は112円台を回復した。しかし、ショートの巻き戻しが一巡すると欧州市場では徐々に売りが強まり111円後半に押し戻された。
NY市場では株価や原油価格が上昇したことでリスクオンの円売りが強まりドル円は112円19銭まで上昇するなど底堅い動きとなった。
しかし、FOMC声明がハト派的な内容となったことでドル円は一気に111円06銭まで1円余り下落。結局FOMC前の巻き戻しのレベルに往って来い。
ドル上昇の始まりかと思われたが再び弱気の相場に逆戻りしたことで、本日は再度111円割れを試す展開とみる。
ただ、FOMCの内容は前回とほとんど変わらず、短期的な下押しとみてよいだろう。
前回の安値となる110円83銭、その下の110円63銭を下回らないようなら再び上昇に転じるとみる。
ドル円予想レンジ:111円60銭~110円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]調整後再び高値を更新


ユーロは踏み上げ相場が続いている。
ユーロドルはFOMC会合を控え1.1712ドルの高値を付けたユーロの巻き戻しの動きが入ったものの1.1612ドルまで100ポイント程度で下げ止まった。
FOMC会合ではハト派的な内容となったとの見方が広がると再びユーロは上昇。前回の高値を上抜くと更に上昇幅を拡大し1.1748ドルまで買われそのまま高値圏での引けとなった。
30分足チャートで38.2%戻しとなる1.17ドルを終値ベースで上回ったことで上昇の勢いは止まらず、今日もユーロドルは上値を試す展開が予想される。
ここからは1.2ドルの大台までは特に目立ったレジスタンスはないものの「好事魔多し」ということもある。そろそろ利食いもこまめに入れていきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1800~1.1700
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]0.8ドルを抜き上昇の勢い確認か

上昇が続く豪ドルドルだが、FOMC前に調整の売りが出たことで再び買いの勢いが増してきた。
0.8ドルの大台を意識したのか、FOMC前には調整売りの動きが強まり0.78ドル後半まで押し戻された。しかし、FOMC会合というイベントリスクを終えたことや、ドル売りの動きが強まり豪ドルドルは節目の0.8ドルを上抜いてきた。
0.73ドル台から始まった上昇はふた月足らずで600ポイント余り上昇したことになり、買い遅れ感が際立つ。
それでもここから買いが入るということはそれだけ豪ドルの上昇余地があるということだろう。
昨日はロウRBA総裁が「世界の他の中銀に金利で歩調を合わせる必要がない」と改めて利上げに否定的な姿勢を示したが、市場はその発言を信用していないようだ。
近い将来利上げの姿勢を示す時が利食いの時になるとみている。
0.79ドル台では押し目買いスタンスで臨みたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.8150(50.0%、16年4月高値)~0.7960
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]FOMCはハト派的?
東京市場では前日のドル買いの動きを引き継ぎドル円は底堅い動きで始まり、一時112円台に上昇。FOMC会合を控えドル全般にポジション調整がみられる中で特に上昇幅が大きい豪ドル売りの動きが目立った。
ポジションの巻き戻しが一巡したところで欧州市場ではFOMC会合を控え全般に動意の乏しい状況が続いた。
NY市場ではこの日発表された6月新築住宅販売件数が0.8%と予想通りの結果となったが市場の反応は限定的となった。ただ、欧州株式市場が上昇したことでNY市場も三指数ともに堅調な地合いとなったことからドルは全般に底堅く始まった。
ドル円も再び買いが強まりこの日の高値となる112円19銭を付けた。
注目のFOMC会合ではイエレン議長の会見はなく声明文だけ発表された。
声明文では「コアを含めインフレ率は低下し2%を下回っている」とし、前回の「インフレ率はやや下回っている」から慎重な表現に変更。また、バランスシートの縮小時期に関しても前回の「年内」から「比較的早期に」と表現が変わったことを市場はハト派と捉えドルは全面安。ドル円も1円余り下がり111円付近まで下落してほぼ安値圏で引けている。
FOMCの内容は前回の内容をほぼ踏襲するものとみるが、発表前にドルが買われ過ぎた反動もあったように思える。
ただ、それだけドル売り材料に反応しやすいということが今回の動きを見て伺われる。
今日の東京市場ではNY株式市場の流れを継いで日経平均株価は堅調な地合いで始まると予想されるが、為替に関しては慎重な動きになりそうだ。
今日のNY市場で発表される米6月耐久財受注や新規失業保険申請件数が予想よりも悪化するようならドル売りのきっかけにされそうだ。
今回の声明を冷静に見るとFRBの政策スタンスはこれまでと変わらず、9月にバランスシート縮小をスタートし12月利上げの可能性はそのまま残る。
トランプ政権や政策への不透明感などで所々ドルが売られやすい地合いではあるが、金融政策からのドル上昇に変化はないとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |