ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[米ドル円]トランプリスク後退でショートの巻き戻し

(米ドル円週足)


トランプ政策や政権への不信感などから先週末のNY市場でドル円は108円60銭付近まで下落。しかし、トランプ大統領に大きな影響を及ぼしていたバノン上級顧問・首席戦略官の辞任報道でドル円は1円近い上昇となった。一先ず政治リスクによるドルの下落は収まったとの見方もある。バノン氏が辞任したことでゲーリー・コーンNEC委員長がとどまり共和党内部の混乱が収まるようならトランプ政策への期待が高まるとの見方があるが、ことはそう簡単ではない。米国政治への不信感はかなり根深いものになっている。目先は過度に売り込まれたドル円の巻き戻しが強まるとみているが、政治リスクに加え北朝鮮の地政学的リスクなどがいつ再燃するかわからない。結果的に買い戻しが入ったとしてもドルロングに切り替えるにはまだ時間が必要だろう。
ジャクソンホールでイエレン議長が年内利上げに関する可能性を少しでも示すようなら先週の高値110円後半を上抜く可能性は残る。

今週のドル円予想レンジ:111円40銭(50.0%)~108円10銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]ジャクソンホールでのドラギ総裁発言

(ユーロ円日足)


先週公開されたECB議事要旨ではユーロ高への懸念がかなりの時間議論されたことが明らかとなりユーロは下落。また、今週開かれるジャクソンホールでドラギ総裁は新たな政策メッセージを出さないとの報道もユーロ売りを促した。
ただ、ECBのテーパリングの動きに変化があったわけではなく、結果的にユーロロングポジションの巻き戻しのきっかけにされた感もある。
また、トランプ政権への不信感が広がりリスク回避の円買いの動きがユーロ円の下押し要因となったが、この動きもバノン上級顧問・首席戦略官辞任の報道で後退。一先ず下値リスクも後退し再びユーロ買いがスタートしやすくなった。
今週行われるジャクソンホールでドラギ総裁が何も言及しないとしても市場は既に織り込み済み。寧ろ、テーパリングに関する何かが示唆されるようならユーロ買いに反応するとみる。
日足チャートではボリンジャーバンドの下限を一時的に下抜けしたものの、終値ベースでは上回っている。また、ローソク足で寄り引き同時線が現れており底値を付けた可能性もある。下げ止まりから上昇に転じるようなら上値目途としてはボリンジャーバンドの上限が位置する131円20銭付近とみる。

今週のユーロ円予想レンジ:131円20銭(BB上限)~126円80銭(50.0%)

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[豪ドル円]ヘッド&ショルダー成立か

(豪ドル円日足)


先週の豪ドルは原油など資源価格が堅調な地合いとなったこともあり豪ドル自体は堅調な地合いを示した。しかし、トランプ大統領の人種差別問題発言などでドル売りの動きやリスク回避の円買いが強まった。結果的に堅調に始まった豪ドル円は週後半で下落する往って来い。今週はOPECと非加盟国との合同専門委員会が開かれ、注目が集まる。
もし、減産の延長や規模拡大などで合意がみられるようなら豪ドル買いを促すことになる。反対に、議論が難航したとしても、豪州景気の底堅さもあり下値は限定的とみる。
日足チャートを見ると85円ミドル付近はボリンジャーバンドの下限でもあり8月11日に付けた安値となる。このレベルを下抜けるようなら89円ミドルを頭にヘッド&ショルダーを形成することなり重要な分かれ道として意識される。85円台で下げ止まるようなら買いを入れていきたい。損切りは85円ミドルが抜けたところに置く。

今週の豪ドル円予想レンジ: 87円90銭(61.8%)~85円50銭

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[全般]トランプ政権リスクとFRBスタンス

先週は北朝鮮リスクが一先ず後退する中でトランプ大統領の白人至上主義擁護発言により政治リスクがドル売り円買いを促した。
北朝鮮リスクが後退したことで先週のドル円は108円後半から110円後半に上昇。しかし、人種差別を巡りトランプ大統領は二つの助言組織を解散。経済界との関係の深い共和党内からもトランプ氏への批判的な見方が強まるなど孤立が懸念された。更に、トランプ政策への重要な要であり次期FRB議長候補のゲーリー・コーンNEC委員長の辞任の噂が広がった。税制改革など今後のトランプ政策への懐疑的な見方が広がるとNY株価は大幅下落し長期金利も低下。ドル円は108円ミドルまで下落するなど米国への不信感がドルを持つリスクにつながった。
ただ、週末にはトランプ大統領を陰で支える大統領上級顧問・首席戦略官スティーブン・バノン氏が解任されるとの報道で市場に安心感が広がりドルの買い戻しが強まった。
バノン氏が辞任することでトランプ大統領のこれまでの過激な発言や行動が収まるとの期待によるものだ。しかし、バノン氏の辞任でどこまでトランプ大統領への信認が戻るかは疑問が残る。
ただ、これまで過度に偏ったドルショートや円ロングポジションの巻き戻しが今週は入りやすい状況となった。一方、米国政治リスクは今後も燻るなかで一触即発の北朝鮮問題も重なりドルの買い戻しが一巡したところでは再び売りが待ち構えている。
今週は欧米の金融政策にも注目が集まる。
25日に開かれるジャクソンホールでのイエレン議長やドラギ総裁の発言次第で為替市場は大きく動く可能性がある。
市場はFRBによる年内利上げへの見方が後退する中で、ハト派的な発言が出たとしても織り込んでいる。そのため少しでも利上げの可能性が示されるようならドルショートの巻き戻しが一気に強まるとみる。
また、ECBドラギ総裁の発言にも注目が集まる。先週はドラギ総裁が新たな政策メッセージを出さないとの一部の関係者の発言でユーロは下落。また、ECB議事要旨ではユーロ高への懸念がかなりの時間議論されたことが明らかとなりユーロ売りが強まった。
ドラギ総裁から改めてテーパリングへの言及が聞かれるようならユーロ買いが再び強まりかねない。
今週はトランプリスクの後退や欧米の利上げ期待の高まりによるポジションの巻き戻しが入るのか。或いは先週の流れが継続しドル売りがさらに強まるのか、相場の分岐点になるかもしれない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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