[米ドル円]トランプ発言で一喜一憂

東京市場では北朝鮮情勢のニュースがないこともありリスクが後退したことによりドル円は109円83銭まで上昇。この日の高値を付けた。しかし110円の大台を意識した売りが上値で並んでいた模様で買いは続かなかった。その後トランプ大統領が国境の壁建設資金を巡り政府の閉鎖も辞さないといった発言が伝わるとドル売りが強まった。
また、欧州市場ではドラギ総裁発言によりユーロが上昇したことからドル売りがさらに強まりドル円は109円手前まで売り込まれた。
NY時間に発表された7月米新築住宅販売件数が予想を下回ったことやフィッチが米国格付け引き下げを検討しているとの報道でドル円は108円台に突入。ほぼ安値圏で引けている。
NY株式市場が三指数ともに下落したことでリスク回避の円買いも重なるなどドル円にとって売り材料が尽きない。
今日も日経平均株価がNY市場に連動する格好で下落すると思われ、ドル円も8月11日に付けた安値を再度試す展開が予想される。ただ、ジャクソンホールでのイエレン議長発言を控え最終的に買い戻しが入るとみている。
ドル円予想レンジ:109円50銭~108円60銭(BB下限、8月11日安値)
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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言でユーロ買い

昨日の欧州市場ではドラギ総裁が「金融政策は新たな取り組みに対して常に準備する必要がある」と発言したことでユーロドルは1.1740ドル付近から上昇。ジャクソンホールでドラギ総裁はテーパリングに関する新たな取り組みの発言はないとみられていただけにサプライズとなった。トランプ大統領の発言などからドル売りの動きも重なりユーロドルはNY市場で1.1823ドルまで上昇。
しかし、ジャクソンホールでドラギ総裁がテーパリングに関する具体的な発言をしないようなら今度はユーロの失望売りにつながりかねない。ただ、9月のECB理事会ではQEに関する何らかのサインが示されるとみられ、ユーロの長期的上昇トレンドは継続とみられる。しかし、短期的にはレンジ相場は今後も継続するとみており、レンジの上限である1.18ドルミドル手前で売りを出しておきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1830(レンジ上限)~1.1720(61.8%)
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[豪ドル円]一目の雲に突入

東京市場では豪ドル円の買いが先行。しかし、豪ドルドルが0.79ドルミドルに近づいたところで豪ドルのまとまった売りが入り下落。豪ドル円も保ち合いの上限である88円80銭付近から下落に転じた。北朝鮮の英国や豪州に対する「米国の火遊びに参加するな」などの発言が影響した可能性もあるが、全般に地政学的リスクなどからのポジション調整の売りが目立った。
テクニカル的に見てネックラインである85円ミドルを下回るようなら87円ミドルを頭にヘッドアンドショルダーが形成される。
昨日から一目の雲に突入しており、雲の下限も85円ミドルに位置することから下値を試しに行きたがっている。
その手前の86円も強いサポートとなっており、このレベルを割り込まないようなら短期的に買いを入れてみたい。ただし、85円45銭割れでは損切りを入れておく。
豪ドル円予想レンジ:86円40銭~ 85円45銭(8月11日安値、雲の上限)
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[全般]トランプ発言でドル売り
東京市場では過度な北朝鮮リスクの後退から円売りの動きで始まった。しかし、その後トランプ大統領が国境の壁建設資金を巡り政府閉鎖も辞さないといった過激な発言が伝わると一転。ドル売りが強まりドル円が下落すると豪ドル円などのクロス円の売りが強まった。
欧州市場が始まると今度はユーロが上昇。ドラギ総裁が「金融政策は新たな取り組みに対して準備する必要がある」とした発言に反応。市場は本日から始まるジャクソンホールでドラギ総裁は新たな政策メッセージを打ち出さないとの見方が広がっていただけにサプライズ発言となった。
NY市場ではこの日発表された7月新築住宅販売件数が-9.4%と予想の0.0%を大きく下回ったことで更にドル売りが加速。ただ、4-6月分が上方修正されており堅調な住宅市場の動向に変わりはないものの、それだけ市場は神経質になっているともいえそうだ。
大手格付け会社のフィッチが米債務上限引き上げに失敗すれば米国格付け引き下げを検討するといった報道も市場の不安感を高めている。
トランプ大統領発言により相場が不安定な動きを続ける状況がいまだに続いているが、単なるポジション調整のきっかけにされている感もある。
北朝鮮問題やトランプ問題による相場への影響は一時的に過度に反応するものの、時間の経過とともに元に戻るといった傾向がある。
ドル売りが進んだときは寧ろ買場とみることもできそうだ。
今日から始まるジャクソンホールでのイエレン議長やドラギ総裁発言に注目が集まる。
特に最近の相場はユーロがリードすることが多いのでドラギ総裁発言に注目。
昨日既にドラギ総裁がテーパリングに対する言及によりユーロが上昇しただけに、失望売りには注意したい。
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