ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[米ドル円]ドル高の次は円安

(米ドル円日足)


前日のNY市場でドル買いが進んだ流れを継いで東京市場でもドル円は底堅い動きで始まった。北朝鮮リスクは残るものの、全容が見え始めたことで闇雲な円買いドル売りは後退。投機筋のアルゴリズムなどによると思われるドル売りのショートカバーが所々で散見。東京市場の引けにかけてドル円は110円台を回復。欧州市場にかけて米長期金利の上昇やユーロ売りがドル買いの勢いを加速。
NY市場では4-6月期米GDP改定値など米経済指標の結果を受けドル円はこの日の高値となる110円44銭を付けた。
この日の動きはドル高の動きが主導する相場展開となったが、円売りの動きは見られていない。NY株式市場が三指数ともに上昇する中で、次はリスク回避の後退による円売りが進む可能性が高いとみる。
上値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの110円60銭付近が目先のレジスタンスとして意識される。ただ、今の勢いを見るとボリンジャーバンドの上限が位置する111円付近までの上昇も視野に入る。

ドル円予想レンジ:111円10銭(BB上限)~109円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]上昇過程の調整売り

(ユーロ米ドル日足)


北朝鮮リスクの高まりからドル売りが強まる過程でユーロドルは1.2070ドル付近まで上昇。1.2ドル台というのは2008年のリーマンショック以来強いサポートとして何度も跳ね返されたレベルでもあり意識されていた。前日に1.2ドル台を一旦は突き抜けたものの終値ベースでは上回ることができなかった。日足チャートではローソク足が天井圏で寄り引き同時線が現れるなど、目先天井を付けた可能性が高い。
今日の欧州時間に発表されるユーロ圏8月HICPは前月を上回ると予想される。
ユーロロングポジションはここにきて大分積み上がっているとみられ、もし予想を下回るようなら投げを誘う可能性が高い。ただ、ボリンジャーバンドの中心線が長期的な支持線となっており、ここを下回らない限り上昇トレンドは継続とみる。
中心線は現在1.18ドル付近に位置しており、同時にフィボナッチ61.8%戻しがサポートとして意識されている。試しに押し目買いを入れてみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1930~1.1820(BB中心線、61.8%)

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[米ドルカナダドル]GDPの結果次第で一段高

(米ドルカナダドル日足)


昨日発表された4-6月期米GDP改定値が2年ぶりの高い伸びとなったことでドル高が進みドルカナダドルは1.2636ドルまで上昇。このすぐ上の1.2650ドル付近はフィボナッチ61.8%戻しであり、途転を示すパラボリックが位置する。このレベルを上抜くようなら1.2780ドルまで特にレジスタンスは見られない。
1.2780ドルを上抜けするようなら7月に付けた安値1.2413ドルと今回の1.2442ドルの安値によるダブルボトムを形成。
今日のNY時間に発表されるカナダ4-6月期GDP は前月から下方修正すると予想される。もし、予想を下回るようならレジスタンスを上抜け1.2780ドルを目指す展開となるだろう。ただ、カナダ経済は主要国の中でもトップに近く、いずれ追加利上げが予想される。
戻りはあくまで調整の買い戻しとみて、上値が抑えられるようなら最終的にカナダドルの買いを仕込んでおきたい。

ドルカナダ予想レンジ:1.2690(8月18日高値)~1.2570

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[全般]ドルショートカバーと米経済指標

北朝鮮リスクが後退する中、米経済指標が好調な結果を示したことでドルのショートカバーが進みドル円は110円ミドル付近まで回復している。
昨日の東京市場では前日の北朝鮮ミサイルによるリスク回避の円高の反発が入りドル円は109円後半に持ち直して始まった。日経平均株価が大幅な回復を見せたこともドル円の安心感につながった。
欧州市場では米長期金利の上昇によりユーロ売りが先行。ユーロポンドの売り戻しが入るなど、ユーロ中心の相場展開となる中でドル上昇の動きが強まった。
NY時間に発表されたADP雇用統計は23.7万人と予想の18.5万人を上回った。また、注目の4-6月期米GDP改定値も3.0%と予想の2.7%を上回るなど2年ぶりの高い伸び率となった。これを受けNY株式市場も3指数ともに上昇するなど、地政学的リスクへの懸念は後退。ドル円は110円44銭まで上昇するなど市場には安心感が広がり始めている。結果的に北朝鮮による過度なドル売りの巻き戻しが相場を押し上げたことに加え、米経済の力強さがドルを押し上げる格好となった。北朝鮮リスクによりアルゴリズムを使ったヘッジファンド勢などの売りが入ったといわれることから、ドルショートは依然として残っている可能性が高い。
本日のNY時間に発表される米7月PCEコア・デフレーターや新規失業保険申請件数も堅調な地合いを示すようなら一段のドル高が見込める。

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