ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-09

[米ドル円]NY株価下落と米金利低下

(米ドル円2時間足)


連休明けNY市場では北朝鮮リスクやハリケーン被害、そして移民問題などが影響し株価は三指数ともに大幅下落で始まった。これを受けリスク回避の円買いが進む中で、米長期金利も大きく低下したことでドル売りが加わった。ブレイナードFRB理事が利上げに慎重な姿勢を示したことも金利低下を加速させた。結果として円高と同時にドル安が進みドル円は東京市場の早朝に付けた高値109円84銭から108円63銭まで1円余り下落。ドル下落不安が再び強まる中で今日の東京市場はNY株下落の影響を受け軟調な地合いで始まると予想される。ドル円は8月29日に付けた安値108円26銭を意識し始めており、再びこのレベルを試しに行くと予想する。
ただ、このレベルを下回らないようであれば再び底値の堅さが確認され上昇に転じる可能性が高い。
本日のNY市場で発表される米・ISM非製造業景況指数の結果がドルの転換になるか注目したい。

ドル円予想レンジ:109円20銭(38.2%)~108円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]1.2ドルの重さ意識

(ユーロ米ドル2時間足)


昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏サービス部門PMIが予想を下回ったもののユーロ売りに反応せず、寧ろ底堅い動きが続いた。
NY市場では米国7月製造業新規受注が予想通り3.3%減となり、ドル売りが強まるとユーロドルはこの日の高値となる1.1940ドルまで上昇。その後押し戻されたものの、ほぼ高値圏での引けとなった。
上昇トレンドは継続しており再度1.2ドルの大台を狙う動きが予想されるが、心理的な大きな壁として意識される。
明日のECB理事会での結果を見るまでは1.2ドルをNY終値ベースで上回るのは難しいとみる。
短期的には1.2ドル手前で売りを出してみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1980(61.8%)~1.1870

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[豪ドル米ドル]豪ドル買い継続

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に発表された中国8月サービス部門PMIは予想を上回る一方で豪州4-6月期経常収支は-96億豪ドルと予想の-75億豪ドルを下回った。しかし、その後にRBA政策会合を控えていることから反応は限定的となった。その政策会合では予想通り政策金利1.5%を据え置くことで一致。声明では「低金利は引き続き豪州経済を支援」とし、緩和政策の継続姿勢を示した。一方、「インフレは徐々に加速する見通し」「ここ数か月で雇用の伸びは強まり、すべての州で増加」など堅調な雇用の伸びを好感。これまでの緩和姿勢に少し変化がみられた内容となった。発表直後は何も反応は見られなかったもののNY市場にかけて豪ドル買いが進み豪ドルドルはこの日の高値となる0.8028ドルまで上昇。その後は利食い売りに押される場面も見られたが終値ベースで0.8ドル台を維持した。
ボリンジャーバンドの中心線は横ばいから少し上昇傾向がみられる。
7月27日に付けた高値0.8065ドルを再度試す展開が予想されるが、その手前では売りが並ぶとみる。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8065(7月27日高値)~0.7960

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[全般]地政学的リスクによりNY株大幅下落

連休明けNY市場では北朝鮮リスクや新たなハリケーンの影響などもあり株安と金利低下が進む幕開けとなった。
東京市場でドル円は109円後半と高いレベルで始まったものの北朝鮮のICBM発射に対する警戒感からリスク回避の円買いの動きが強まった。一方、この日は豪州中銀RBA政策会合が開かれ現行の政策金利を維持することで一致。豪ドル高への牽制的な内容がみられたものの景気の強さが示されたことで豪ドルは堅調に推移した。
欧州市場では北朝鮮リスクも既に前日反応したこともあり全般に落ち着いた動きがみられたものの、NY市場に入ると一転。
連休明けNY市場は北朝鮮の核実験実施とともにICBM発射準備が整ったとの報道を嫌気し株価は三指数ともに下落。また、ハリケーン「ハービー」に加え新たにカテゴリー5の「イルマ」が発生したことで経済への懸念が高まったことも株価を押し下げた。
この日はブレイナードFRB理事が「低インフレのなかで利上げは慎重になるべき」との発言などから米長期金利が大幅低下したことでドル売りが強まった。
結果的にリスク回避の円高と同時にドル安も進みドル円は再び108円台に低下して引けている。
北朝鮮問題は米国にとって現実問題として大きな経済への打撃になるとは思えない。寧ろ、強制送還の猶予撤廃やハリケーンなどの問題が市場のセンチメントを冷やす要因と考えられる。
先週発表された米・ISM製造業景況指数の結果などを見ると米経済の強さが伺われる。
本日NY時間に発表される米・ISM非製造業景況指数が予想を上回るようなら改めて米経済に市場の注目が集まり市場のセンチメントも一転する可能性がある。
これまでも地政学的リスクの影響は一時的なもので、いずれ時間の経過とともに落ち着きを取り戻すとみる。

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