ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-09

[米ドル円]北朝鮮リスクから下落リスク高まる

(米ドル円2時間足)


米国債務上限引き上げが3か月延長で合意されたことを受けドル円の下落リスク要因の一つが後退したかと思われた。しかし、共和党の求める6か月延長を無視したトランプ大統領への批判は今後の政策運営を困難にさせるとの見方が広がった。また、不法移民問題も加わりトランプ大統領への批判は続く。更に、ハリケーン「イルマ」の出現で経済への影響が懸念され株価や米長期金利が低下。ドル売りの動きが強まりドル円は今年最安値となる108円06銭まで下落した。その後は買い戻しが入ったもののドル売りの動きは依然として残る。
明日9月9日は北朝鮮の建国記念日ということで何らかの行動を起こすとの見方から緊張感が高まる。ただ、既にそれも市場は織り込む格好でドル売り円買いを進めても108円を割り込まなかった。ここまで108円が堅いということは何らかのまとまった買いがこのレベル付近にあるとみることもできる。
ただ、あえてここでドル買いを入れるというのは無謀というものだ。
週末越えのポジションはできるだけ小さくしておきたい。

ドル円予想レンジ:109円00銭(38.2%)~108円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]QE縮小の流れ変わらずユーロ高継続

(ユーロ米ドル4時間足)


昨日の欧州時間に開かれたECB理事会では予想通り政策金利0%の据え置きを決定。今後もインフレが持続的に調整するまで金利は長期にわたり現行水準を維持することが示された。これを受けユーロ売りも見られたがドラギ総裁記者会見を控え限定的となった。
ドラギ総裁は「ユーロ相場は不確実性の元であり注視する必要がある」と発言したことでユーロ売りが先行。しかし、それ程強い口調ではないと市場は受け止めすぐに反発。
また、「10月の理事会でおそらく政策変更を決定する」と発言したことからユーロ買いが更に進みユーロドルは1.2059ドルの高値を付けた。しかし、8月29日に付けた高値1.2070ドルには届かなかった。この日は米国の長期金利が急低下したこともユーロの押し上げ要因となったが、週末ということもあり高値圏では利食い売りも出やすい。
しかし、昨日の終値ベースで1.2ドルを上回りユーロ買いに安心感を与えたことから、押し目買いスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2060~1.1970(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]ダブルトップで反落リスク

(カナダドル円4時間足)


前日のBOC政策会合で予想外の利上げを実施したことでカナダドルは急上昇したが、カナダドル円は今年最高値となる89円71銭の同レベルで上値を抑えられた。急速に上昇したことから買い遅れたところもあるとみられる。ただ、目先はダブルトップを形成する可能性も高く、戻り売りが並ぶと予想される。
今日は週末で明日は北朝鮮の建国記念日ということからポジション調整の円買いの動きが入りやすい。
今日のNY時間にはカナダの8月雇用統計が発表される。失業率は6.3%と前月と変わらずの予想だが、新規雇用者数は1.09万人から1.50万人に増加すると予想される。
短期的なカナダドルのロングポジションの偏りもみられるだけに、予想を少しでも下回るようならカナダドルの売りが強まる可能性が高いとみる。
最終的にカナダドルロングを仕込みたいものの目先は戻り売りで攻めてみたい。

カナダ円予想レンジ:89円40銭~ 88円60銭

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[全般]ECB理事会とハリケーン

昨日は注目のECB理事会が開催されユーロ買いの動きが強まる一方で、米国では新たなハリケーンによる経済への懸念の高まりからドル売りが強まった。
昨日の東京市場は前日に債務上限引き上げが3か月延長で合意したことを受けドル円や日経平均株価は比較的落ち着いた動きで推移。しかし、ECB理事会を控え一部ポジション調整のドル売りなども見られた。
そのECB理事会で政策金利は予想通り据え置かれたものの、金利は長期にわたって現行水準を維持されることが伝わり一時的に売りが強まった。
その後ドラギ総裁がユーロ高をけん制する発言をする一方で、10月の会合ではQE縮小も含め政策変更を行うことを示したことでユーロは上昇。ユーロドルが上昇したことでドルも全般に上値の重い展開となった。
NY市場では前日上昇した株式市場も軟調な地合いでスタート。ハリケーン「ハービー」に続いて新たな「イルマ」が発生したことで米経済への懸念が拡大。年内利上げは難しくなったとの見方から米長期金利は昨年10月以来の水準に低下したことでドルは全面安となった。これを受けドル円は今年最安値となる108円06銭まで下落した。
しかし、急速に下落した反動などもあり買い戻しの動きが強まるとドル円は108円ミドルに押し戻されるなど、108円の底の堅さが意識された。
前日に米国債務上限引き上げが延長されたことで一先ず一服感が出始めたかと思われたが、更なる難題がドルの上値を抑える。
債務上限引き上げを共和党は6か月求めたのに対し、トランプ大統領は独断で民主党の3か月を受け入れたことにより今後の議会運営が懸念される。
また、明日9日は北朝鮮の建国記念日ということから何らかの行動が予想される。
リスク回避の円買いの動きが強まる可能性もあり週末越えのポジションの持ち方には注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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