ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-09

[米ドル円]一目の雲の上限を意識

(米ドル円日足)


東京市場が休場ということからドル円の売りが強まるとの見方もあったが寧ろドル円は堅調な地合いで推移。ドル円は先週末の高値111円30銭を意識した動きが続いた。
欧州市場でポンドが下落したことからドル買いの動きが強まり111円43銭を付けたものの利食い売りが入り111円前半に押し戻された。
しかし、NY市場では米長期金利が上昇するとともにNY株式市場が三指数ともに上昇。リスクオンの円売りと金利の上昇に伴うドル高が重なりドル円は111円67銭まで上昇。しかし、111円75銭付近はフィボナッチの61.8%戻しでもあり一目の雲の上限が位置していることから上値は抑えられている。
明日のFOMCではバランスシート縮小は既に織り込んでいるものの、株価の動向や今後の年内利上げの行方など不透明な動きが予想される。
過度なドル円の下落の巻き戻しはほぼ一巡したとみられる中で、一目の雲を上抜くようなら短期的に112円を試す展開もありそうだ。

ドル円予想レンジ:112円00銭~111円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]短期的な調整売り

(ポンド米ドル2時間足)


利上げ期待の高まりから上昇が続いたポンドも一先ずFOMCを前にポジション調整の売りがみられた。
昨日の欧州市場が始まったところでポンドは先週付けた史上最高値と同レベルの1.3618を付けた後にまとまった売りが入り下落。
NY市場でカーニーBOE総裁が「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」発言でポンド売りが加速。米長期金利の上昇も重なりポンドはこの日の安値となる1.3465まで下落した。
最近の物価上昇はポンド安が大きな要因であり、ポンドが上昇すれば物価も抑えられ利上げの必要性が低下する。
結果的にポンドの上値は限定的との見方もある、今のポンドは政策金利に反応しやすくなっている。
調整売りが一巡したところでポンドは再び上昇に転じるとみており押し目買いを探りたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3560~1.3380(50%)

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[豪ドル米ドル]RBA議事要旨公開で一段の下押しも

(豪ドル米ドル日足)


昨日のアジア市場は東京市場が休場ということもあり参加者の少ない中で豪ドル買いの動きが強まり0.8135まで上昇。しかし、欧州市場にかけてポンド売りに伴い豪ドルもつられて下落。NY市場では米長期金利が上昇したことからドルが上昇し豪ドルはこの日の安値となる0.7940まで下落。一旦は下げ止まりを見せたものの全般に上値の重い展開が続いている。
今日はRBA議事要旨が公開されるが、前回の会合では堅調な豪州経済の状況が続く一方で豪ドル高への懸念も示された。一部では利上げ期待が高まる中で利上げ観測が後退するような内容となれば下落圧力が加速するとみる。ただ、地政学的リスクが後退し市場が落ち着きを取り戻していることもあり下値も限定的とみる。
ボリンジャーバンドの中心線は横ばいに入りバンドの幅も縮小気味となるため、大きな動きは期待できない。ただ、原油高などコモディティ価格の上昇は豪ドルの追い風となる。
一時的に大きく下げる場面があれば押し目買いを狙っていきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.8000~0.7900(38.2%)

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[全般]円安加速とFOMC

昨日の週明けアジア市場では日本が休場ということもあり参加者の少ない中でドル円は111円台前半で安定した動きが続いた。
欧州市場では先週大きく上昇したポンドの巻き戻しの売りがみられ全般にドルの押し上げ要因となった。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇が継続したことでリスクオンによる円売りの動きが強まった。また、米長期金利も上昇したことでドル円はこの日の高値となる111円66銭を付けるなど堅調な地合いが続いている。
一方、カーニーBOE総裁が「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになる」「見通しは著しいリスクがある」と発言したことでポンド売りが加速。ユーロポンドの売りなども散見された。ただ、ドル全般から見ると大きな動きは見られず堅調なドル円の動きと同時に調整の動きが目立った。
今日から始まるFOMCを控えポジション調整を中心とした動きとみられるが、悲観的な見方は後退している。
明日のFOMCではバランスシートの縮小は既定路線となっているものの、実際にスタートするとなるとリスクを伴う可能性が高い。2008年11月から始まった量的緩和によるバランスシートは9千億ドルから4.5兆ドルに拡大しており、これを縮小することになれば実際の利上げ圧力が増すことになる。縮小ペース次第で新興国から資金流出が加速し世界的な株価下落圧力を増すというリスクも皆無ではない。
もし、今回のFOMC後に市場の混乱がなく株式市場がこれまで通り堅調な地合いとなれば円安ドル高の動きが更に強まる可能性が高い。
いずれにしても、明日の結果を見るまではポジションを大きく傾けない方がよさそうだ。

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