ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-09

[米ドル円]雲の上限を上抜く

(米ドル円日足)


FOMC会合で年内利上げ観測が再び強まったことで米長期金利が上昇。また、NY株式市場も堅調な地合いとなり市場の混乱は見られずリスクオンの動きから円が下落。111円前半に一旦押し下げられていたドル円は112円53銭まで1円余りの上昇となった。その後は利食い売りが入り112円10銭まで下落したものの引けにかけて再び買いが強まった。
111円80銭付近では一目の雲の上限やフィボナッチ61.8%戻しとして上値が抑えられていたが、今回上抜いたことで一段の上昇が見込める。
本日開かれる日銀会合では緩和政策継続姿勢が示されると予想される。ほぼ織り込み済みではあるものの、市場のセンチメントは円売りに反応しやすくなっている。
本日もドル高の流れに逆らわずについていきたい。
次の上値目途として113円の大台が意識される。

ドル円予想レンジ:113円00銭~111円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言に注目

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロドルは底堅い動きで始まり一時1.2020ドルまで上昇。欧州市場で一旦1.19ドル台に押し戻されたがすぐに買いが入り1.2021ドルまで押し戻されるなど、堅調な地合いが続いた。しかし、FOMC会合で年内利上げ観測が高まると米長期金利が上昇。ユーロドルは1.2020ドル付近から一気に1.1861ドルまで160ポイント近く下落した。終値ベースでボリンジャーバンドの中心線を下回ったことで下落圧力は依然として継続するとみる。
今日はNY時間にドラギECB総裁の講演が開かれることから、その発言に注目が集まる。
テーパリングに対して慎重な姿勢が示されるようならユーロ売りが加速。
9月14日に付けた安値1.1835ドルを下回るようならボリンジャーバンドの下限となる1.18ドルを割り込む可能性が高まる。

ユーロドル予想レンジ:1.1950~1.1800(BB下限)

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[豪ドル円]上限上抜き買いの勢い継続

(豪ドル円週足)


東京市場が終わる15時ちょうどに豪ドルが上昇。この時間帯はオプションのカットオフタイムでもあり、オプションの買いが入ったと思われる。FOMCを控えているものの豪ドル買いの動きはその後も継続。豪ドル円はFOMC会合の直前には前日に付けた今年最高値となる89円50銭を上抜け90円11銭まで上昇。FOMC直後に89円75銭まで押し戻される場面も見られたがすぐに買いが入り90円台に乗せて終了。
米長期金利が上昇し豪ドルドルは上値を抑えられたものの、ほぼ今年の高値圏に位置する。
本邦からの資本の買いが豪ドルに入っている可能性が高く、豪ドル円の上昇は今後も継続するとみる。昨日のFOMC後の下押しが少ないということも豪ドルの強さを示している。
目先の上値目途は週足ボリンジャーバンドの上限となる91円付近が意識される。

豪ドル円予想レンジ:91円00銭(BB上限)~89円80銭

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[全般]FOMCの結果と日銀会合

本日未明に開かれたFOMC会合では年内利上げ観測が一気に高まりドル高と同時にNYダウや原油価格も上昇。リスクオンの円売りの動きも重なりドル円は112円台に乗せてきている。
昨日の東京市場ではFOMC会合を控え為替市場は全般に様子見気分の強い展開で推移。
欧州市場も動意が乏しかった。
NY市場に入り8月中古住宅販売件数が-1.7%と予想の0.2%を下回ったもののFOMCを控え反応は限定的となった。
注目のFOMC会合では予想通りバランスシートの縮小を10月から始めることを決定。政策金利も据え置きとなった。一方、注目された2017年末の金利見通しが1.375%に据え置かれるなど、追加利上げが示唆されたことでドルは全面高。また、懸念されたハリケーンの影響は中期的に国家経済の過程を大きく変化させる可能性は低いとし、金融政策への影響がないことを示した。
イエレン議長の記者会見では今年の低調なインフレは謎とし、バランスシート縮小は通常の金融政策として考えていないことを示した。最初は売りで反応したNYダウも最終的に反発して終了。市場の混乱は見られなかった。
結果的にリスクオンの動きとドル高によりドル円は112円ミドル付近まで上昇するなど、底堅い動きが続いている。
本日の東京時間に発表される日銀会合では緩和政策継続姿勢が示されると予想される。
日米金融政策の違いが改めて意識されることでドル円やクロス円も堅調な地合いが継続するとみる。

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