ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[米ドル円]米長期金利の上昇で113円台乗せ

(米ドル円時間足)


先週から上昇幅を拡大した米長期金利の流れを継いで週明け東京市場でドル円は堅調な地合いで始まった。引けにかけてドル円は加速し113円06銭まで上昇。しかし、前回の113円26銭の高値には届かずに失速。その後欧州市場でスペイン問題からユーロが下落するとクロス円全般に売りが強まりドル円はこの日の安値となる112円54銭まで下落した。その後発表された米ISM製造業景況指数が予想を大きく上回ったことでドル円は112円92銭まで上昇したものの113円には届かずに反落。そのまま引けている。
米国の銃乱射事件もドルの上値を抑える要因となったが、それは時間の経過とともに薄れていくとみる。
今日はイエレン議長の講演がありタカ派的な発言から米長期金利の上昇が再び強まるようなら、9月27日に付けた高値113円26銭を再度試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:113円26銭(9月27日高値)~112円40銭(50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]カタルーニャ独立問題のEUへの影響

(ユーロ円日足)


昨日行われたスペインのカタルーニャ自治州での独立を問う住民投票で賛成票が9割を占め48時間以内に独立を宣言するとした。一方、政府側は投票自体を認めず、今後混乱が深まる可能性が高まりユーロ売りが強まった。カタルーニャだけではなくスコットランドやベルギーなどでも同様の動きが起こりかねず、それがユーロの結束を弱めるとの見方がユーロ売りにつながったと思われる。
独立は法的に無理があり結果的に政府主導で終わるだろうが、それでも今後の火種を作ったとみる。
ただ、ユーロ売り自体は一時的なものとみており、特に対円では金融政策の違いから下値は限定的となるだろう。
132円付近にあるボリンジャーバンドの中心線が下値サポートとして意識されることから押し目を拾っていきたい。

ユーロ円予想レンジ: 133円00銭(38.2%)~132円00銭(BB下限)

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[豪ドル米ドル]本日のRBA理事会に注目集まる

(豪ドル米ドル日足)


豪ドルの下落もここにきて下げ止まり観が出始めている。
東京市場では米長期金利の上昇からドル買いが先行し豪ドルも0.78ミドルから下落。欧州市場に入りユーロ売りが強まると豪ドルも0.78を割り込み0.7795まで売り込まれた。しかし、0.77ドル台では買いの動きが強まり反発。NY時間に発表された米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことでドル買いが強まり0.7808まで下落したところですかさず買いが入り上昇。結局0.7830付近で引けてきた。
本日開かれるRBA政策会合では政策金利を現行の1.5%据え置きが予想される。注目は声明文に集まる。
豪ドル高への牽制や緩和政策の継続はこれまでと変わらないとみられるが、好調な経済が示された時に豪ドルがどう反応するかに集まる。もし、買いに反応しないようなら売り圧力が今後も継続。
反対に買いで反応するようならそろそろ反転の兆しとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.79620(50%)~0.7800(BB下限)

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[全般]ドル高基調継続とユーロ安

週明け東京市場では先週末の米長期金利上昇の影響を受けドルは堅調な地合いで始まった。
週明けドル円相場は112円40銭近辺から始まり、終わりにかけてこの日の高値となる113円06銭まで上昇。しかし、113円の大台では一先ず利食い売りなどに押し戻された。
欧州市場に入りユーロ売りが加速。スペインのカタルーニャ自治州で行われた独立を問う住民投票で賛成票が9割を占めたことで独立宣言を行うとしたことに対して政府は投票自体を認めない考えを示した。これを受け、ユーロ売りが強まるとクロス円全般に売りが強まりドル円もNY市場にかけて下落。112円ミドル付近まで押し戻された。
その後発表された米9月ISM製造業景況指数が60.8と予想の58.0を上回ったことで米長期金利が上昇しドル買いの動きが強まった。ISMの数字は13年ぶりの高水準となったものの、この月はハリケーンの影響を大きく受けており一時的な上昇とみられ、次の反動が懸念される。ただ、市場はドル買いに反応しやすい状況となっていることはこの動きを見ても明らか。一方、ラスベガスで再び銃乱射事件が起き58人が死亡したことでドルの上値は抑えられたがテロの関連性は低く、一時的な動きとみる。
この日はカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「コアインフレが2%に達するまでは利上げを待つのが好ましい」と発言する一方で、カプラン米ダラス連銀総裁は「2%まで待つ必要はない」と発言するなどFRB内でも依然として意見が分かれている。ただ、市場は12月利上げに対する期待は変わらずドル高への流れに変化はないとみている。
昨日は日本の下期の始まり、海外では半期の初日となる中で日米株式市場は堅調な立ち上がりとなった。これは市場とっては強気の相場の始まりと受け止めることもできる。
日本の選挙や北朝鮮問題、そしてスペインの独立問題などの懸念は残るものの、ドルの上昇は継続とみる。

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