[米ドル円]北朝鮮リスクの後退

10日は北朝鮮労働党創設記念日ということから市場には警戒感が広がったが結果的に何も起こらなかった。先週末の米雇用統計の結果を受けドル円は113円ミドル付近まで上昇。しかし、その後北朝鮮が米西海岸にミサイル発射の用意をしているとの報道がドル円を押し下げた。その下落要因が徐々に後退するようであれば往って来いで再度113円台を試すと考えられる。ただ、この前後の日にも何らかの行動の可能性もあり予断を許さない状況ではあるが徐々にリスク回避の動きが後退するとみる。
ここにきてドル円は米長期金利の動向に連動しやすくなっており、今日のNY市場で公開されるFOMC議事要旨や連銀メンバーの発言などが注目される。
年内利上げ期待は大分織り込み始めているものの、地政学的リスクによりドルの上値は抑えられている。発言や議事要旨の内容次第では米長期金利上昇によるドル買いが強まる可能性が高い。
昨日の安値112円付近の底固めが確認されたところで買いを入れてみたい。
ドル円予想レンジ:112円90銭~112円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]カタルーニャ問題も一先ず後退

先週行われたスペインのカタルーニャ自治州での独立を問う住民投票で賛成多数となったことで独立宣言が行われるとの観測がユーロ売りを促した。しかし、昨日はカタルーニャ自治州首相が住民投票結果を保留して政府との対話を模索するとしたことからユーロの買い戻しが強まった。また、米長期金利の低下もユーロの押し上げ要因となった。
今月行われるECB理事会では来年から量的緩和縮小がアナウンスされるとみられたが、市場はまだ織り込み切れていない。カタルーニャリスクが後退することでその期待が再び高まり始めるとみている。
1.17付近でダブルボトムを形成した可能性が高いことから押し目を買ってみたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.1880(50.0%)~1.1770
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[豪ドル米ドル]戻り売りスタンス

昨日のアジア市場では豪ドルが上昇して始まった。その後欧州市場にかけて米長期金利が低下したことで豪ドルは0.7797まで上昇。一旦は押し戻されたがその後NY市場でも0.7795まで買われるなど底堅い動きが続いている。
0.78付近はダブルトップのネックラインとして意識されたことから、今度はレジスタンスとなっている。このレベルで頭を抑えられるようならリターンムーブと考えられ、下落前の調整となる。反対に、0.7820を明確に上抜けるようなら再び上昇トレンドが始まる可能性が高い。
ボリンジャーバンドの中心線を見ると横ばいから下落に傾き始めていることから、下落基調継続とみて戻り売りを試してみたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7820(61.8%)~0.7750
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[全般]米長期金利に連動
連休明け東京市場は仲値に向けたドル買いの動きが強まりドル円は一時112円83銭まで上昇。日経平均株価も堅調な地合いで始まった。10日は北朝鮮労働党創立記念日ということから何らかの挑発行為が懸念されたが結果的に何も起こらなかった。だがまだ予断を許さない状況でもあり市場は慎重な動きが目立った。
欧州市場に入ると米長期金利が低下したことでドルは全般に上値の重い展開が続いた。
また、スペインのカタルーニャ自治州首相が住民投票の結果を一時停止したことからユーロが上昇したこともドルの下押し圧力となった。
NY市場に入るとドル売りがさらに強まりドル円は2週間ぶりに112円まで下落したが、その後は反発。IMFが世界経済見通しを上方修正したことや、トランプ大統領が税制改革に強気の姿勢を見せたことなどから市場に安心感が広がった。NY株式市場は三指数ともに小幅ながら上昇。米長期金利も下げから上昇に転じたことなどからドル円も112円ミドル付近に押し戻された。
本日も特に目立った経済指標の発表はないもののNY市場ではFOMC議事要旨が公開される。また、カプラン・ダラス連銀総裁やエバンス・シカゴ連銀総裁、そしてウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が講演を行い、その発言に注目が集まる。
市場は年内利上げ期待が既に高まっているものの、ハト派的な発言が聞かれるようなら一時的にドル売りに繋がる可能性がある。米長期金利の動向にドルは素直に連動するようになっており注目したい。
一方、北朝鮮がこの日も挑発的な行為に出ないようなら徐々にリスクオンからの円安の動きが強まることになるだろう。
ドルの動向が読みにくいときはドルを除いたクロス円の取引が面白い。
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