ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[米ドル円]北朝鮮リスクも一時的

(米ドル円2時間足)


ドル円は動意の乏しい中で112円台での膠着状態が依然として続いている。
昨日の東京市場では米長期金利の低下に伴いドル円は112円ミドルからじり安となり、欧州市場に入ると112円21銭まで下落。その後は買い戻しが入ったものの値動きは限られた。
NY市場の引けにかけて北朝鮮で地震が発生したとの報道で核実験の可能性があるとの見方からリスク回避の円買いが強まりドル円は112円13銭まで売り込まれた。しかし、自然の地震の可能性もあり売りは続かず下げ止まった。
自然か人工かは東京時間に判明するとみられるが、核実験が行われたとしても市場への影響は既に反応済みということで限定的。
反対に、自然の地震であれば材料が乏しい中でドル円は112円後半に上昇する可能性が高いとみる。
ただ、決定的な材料不足の中で112円台での膠着状態をブレイクするまでには至らないとみる。

ドル円予想レンジ:112円70銭(50.0%)~112円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]EU離脱交渉を巡り一喜一憂

(ポンド米ドル日足)


ブレグジットの行方を巡りポンドは一喜一憂の動きが続いているが、全般に投機筋を中心とした短期取引の傾向がみられる。
昨日のロンドン時間にEUのバルニエ首席交渉官が「EU離脱交渉は行き詰まっている」と発言したことでポンドドルは1.32ドル前半から1.31ドル前半まで100ポイント近く下落した。
しかし、その後バルニエ交渉官が英国に対して2年間EU市場に留まることを提案したことが伝わると買い戻しの動きが強まり1.3290ドルまで上昇するなど往って来い。
結果的に日足チャートを見ると長い下足を伸ばしたことで底堅さが確認された格好だ。
離脱交渉は長期的なもので方向性を見極めるには時期尚早。結局短期筋の材料にされることで、結果的に「往って来い」になりやすい。
ボリンジャーバンドのトレンドは横ばいに入ったことで大きな動きは期待できないものの、目先は中心線に向けた動きが続くとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.3340(BB中心線、50.0%)~1.3200

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[豪ドル米ドル]米長期金利上昇と豪州景気

(豪ドル米ドル日足)


米長期金利の低下により豪ドルドルは底堅い動きが続いている。
先日のFOMC議事要旨の内容がハト派的と受け止められたことでドルは上値の重い展開が続いており、それが豪ドルドルの押し上げ要因となっている。
豪ドル自体が買われているということではないだけに上値も限定的とみるが、まだ買いの勢いがありそうだ。
豪州景気は過熱気味な住宅市場などを背景にいずれ利上げに踏み切るとの見方が強いものの、目先は緩和政策継続姿勢を崩さない。
一先ず上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ38.2%戻しとなる0.7870ドル付近を目指す展開を予想する。このレベルは10月4日に下落が始まる前のレベルでもあり意識される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7870(BB中心線、38.2%)~0.7800

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[全般]動意乏しいなか北朝鮮リスク

昨日は全般に米長期金利の低下によりドルは上値の重い展開のなかNY時間に北朝鮮で地震が発生したことを受け円買いの動きが強まった。
昨日の東京市場でドルは上値の重い展開で始まったものの特に目立った材料がない中、全般に動意が乏しかった。
欧州時間にはポンドが大きく下落。英国離脱交渉が続く中でEUのバルニエ首席交渉官は「EU離脱交渉は行き詰まっている」と発言したことでポンドは急落。しかし、NY時間に「英国に対して2年間EU市場に留まることを提案」との報道でポンドの買い戻しが強まるなど投機的な動きが目立った。
そのNY市場では北朝鮮でM2.9の地震が発生したとのニュースが入るとリスク回避の円買いの動きが強まりドル円は112円前半まで下落した。地震が人工か自然かが確認できるまではリスクは燻ることになりそうだ。
全般に材料が乏しく市場の値動きは単発的なものが目立つ中で本日のNY時間には米国消費者物価指数や小売売上高といった重要指標の発表が控える。
ただ、9月はハリケーンの影響もありどちらかに予想と大きく乖離したとしても一時的な反応となりやすい。
本日も様子見気分の強い中で北朝鮮問題やFRB人事も含めた発言などで短期的な動き中心とした狭いレンジ内での相場展開が予想される。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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