ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[米ドル円]堅調な株式や原油市場でリスクオン

(米ドル円2時間足)

USD_JPY_20171018_2jikanashi.jpg

東京市場では前日のNY市場でFRB議長人事への思惑からドルが買われた流れを継いでドル円は112円台を回復して始まった。しかし、その後動意の乏しい中で小幅な値動きが続いた。
NY市場ではNYダウが一時2万3千ドル台を付けたことや、この日発表された経済指標の結果からハリケーンの影響は一時的であったことを示しドルは上昇。ドル円は112円48銭まで上昇。その後は利食い売りに押されたものの好調な米経済指標によりドルは底堅い動きがみられる。
本日のNY市場で発表される米住宅着工件数や建設許可件数が堅調な米経済を示すものとなれば素直にドル買いに反応しそうだ。
反対に、予想を下回ったとしてもドルの下値は限定的とみて押し目買いを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:112円75銭(61.8%)~112円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]物価上昇と失望売り

(ポンド米ドル2時間足)


昨日のロンドン時間に発表された英9月CPIが前年比で3.0%と予想通りの結果となった。BOEの物価目標の2.0%を上回っており市場は利上げへの期待が高まりポンドドルは1.3280ドル付近に上昇。
しかし、カーニーBOE総裁が具体的な利上げ時期を示さなかったことやラムスデン新副総裁が「数か月以内の利上げが必要と考えなかった」と発言。この発言などから失望売りが強まりポンドドルは1.3155ドルまで下落。最終的にBOEは利上げに踏み切らざるを得ないとの見方は変わらず、今回のポンド売りは上昇過程での調整売りとみることができる。
今日発表される英国雇用統計の結果次第でポンドの下げ止まりが確認されるようなら再度上昇が始まる可能性が高いとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.3240~1.3140(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[カナダドル円]NAFTA再交渉と原油高

(カナダドル円日足)


第4回NAFTA再交渉が難航する中でカナダドルは上値の重い展開が続いている。
昨日のNY 時間にNAFTA交渉で「重大な隔たりがある」との共同声明が発表された。メキシコとカナダが米国の要求に対して強く反発したことが背景にある。この交渉は長期化する可能性があるが、それでもカナダドル円の上昇トレンドは継続するとみる。
堅調な原油価格を背景にカナダ経済も底堅く推移。円も株高原油高などからリスクオンによる売りが徐々に強まっている。長期トレンドラインを一旦は下回ったものの流れに変化はないとみる。
今日の米住宅関連指標の結果次第ではリスクオンの動きが強まりカナダドル円はボリンジャーバンドの中心線の位置する90円前半を試す展開が予想される。

カナダ円予想レンジ:90円00銭(38.2%)~89円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]好調な米経済とFRB議長人事

FRB議長人事が決まるまで市場は動きにくい相場のなかでちょっとした材料を背景に投機的な動きがみられ「往って来い」になりやすい状況となっている。ただ、好調な米経済を背景にドルの底堅さが目立った。
昨日の東京市場では前日の米長期金利上昇によるドル高の流れを継いでドル円は底堅い動きで始まった。しかし、材料に乏しい中で小幅な値動きで終始。
欧州市場では英国9月CPIが3.0%と5年半ぶりの高い水準に達したもののポンドは下落。カーニーBOE総裁が具体的な利上げ時期に言及しなかったことや、BOE副総裁が利上げに消極的な見方を示したことでポンド売りを促した。
NY市場ではこの日発表された9月輸入物価指数と輸出物価指数が共に予想を上回ったことでドルは上昇。ハリケーンの影響は限定的となり米経済の強さが改めて示されたことを好感。また、NYダウがザラバで一時23000ドルの節目を超えたことも米経済への期待がドルを押し上げた。
ただ、市場の注目はFRB議長人事に集まっており、この結果が決まるまでは積極的なポジションを取りにくい状況が続く。
今週末にトランプ大統領とイエレン議長の会見が予定されており、そろそろ最終段階に入ったとみられる。
それまでは短期筋中心の動きが目立つなかで、全般にドルの底堅い動きが継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する