ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[米ドル円]これまでの反動による円売り継続

(米ドル円日足)


世界的な株高を背景にリスクオンの動きが高まり円は全面安となった。
前日のNYダウは一時2万3千ドルの大台に乗せるなど、利上げ期待が高まっているにもかかわらず株価は堅調に推移。利上げの影響は中国など新興国などにも見られず市場の不安感は後退。FRB議長人事も全般にタカ派寄りが多くみられ、市場への影響は少ないとの見方が広がっている。また、米税制改革への期待などもドルの下支えとなった。
これまでドル円は112円台での膠着状態が続いていたことからエネルギーは大分溜まっていたとみられる。その反動がそろそろ表れ始めた可能性が高い。
ただ、これまでのレンジの上限となる113円ミドルにはボリンジャーバンドの上限が位置することから、一旦は抑えられそうだ。
今日の中国GDPの発表や株式市場の動向次第で113円ミドル付近を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:113円50銭(BB上限)~112円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]日欧金融政策の違い

(ユーロ円日足)


131円台の底固めが終了しレンジの上限となる133円50銭付近を上抜けする可能性が高まる。
昨日の欧州時間にドラギ総裁が「緩和的な金融政策の下で構造改革を実行する機会を有している」と発言したことでユーロ売りが進んだ。しかし、市場は来週のECB理事会で予想通り来年からの量的緩和縮小を決定するとみており下げ幅は限定的となった。
寧ろ、その後欧州各国株式市場が堅調な地合いで始まったことからリスクオンの円売りが強まった。クロス円全般に買いが進む中でユーロ円の買いも散見。
NY市場でもこの流れは変わらずほぼ高値圏で引けてきた。
これまでの131円後半から133円ミドルで膠着状態が続いたユーロ円も円売りの動きを背景に上限となる133円50銭を上抜くとみる。
高値目途はボリンジャーバンドの上限が位置する134円付近とみる。

ユーロ円予想レンジ:134円00銭(BB上限)~132円80銭

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[豪ドル円]豪州と中国経済指標に注目

(豪ドル円日足)


世界的な株高を背景にリスクオンの円安が進み豪ドル円はボリンジャーバンドの中心線を上抜け10月5日の下落前の水準となる88円70銭付近に押し戻された。
特に豪ドル買いの材料はないものの、円主導の相場展開となっているが、そろそろ豪ドル自身の相場が始まるとみる。
今日は豪州雇用統計が発表されるが、好調な経済を背景に予想を上回るようなら素直に豪ドル買いに反応しそうだ。また、その後には中国7-9月期GDPが発表され豪ドルへの影響も注目。中国の堅調な景気が改めて認識されるようなら豪ドル買いにも拍車がかかりそうだ。
もし、これらの指標が予想を下回ったとしても日経平均株価も含め、世界的株価上昇が豪ドル円の下支えとなる。

豪ドル円予想レンジ:89円20銭(61.8%)~88円20銭

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[全般]リスクオンで円全面安

NYダウが節目の2万3千ドルを上回るなど、世界的に好調な景気を背景に市場にはリスクオンの動きから円安が一斉に強まった。
昨日の東京市場では日経平均株価が堅調な地合いを示していたにもかかわらず依然として動意の乏しい中でドル円は112円前半での膠着状態が続いた。
欧州市場に入りドラギ総裁のハト派発言がありユーロ売りが進んだものの株価は上昇。
また、米長期金利の上昇などからドル買いの動きもありドル円はじり高となった。
NY時間に発表された9月住宅着工件数は-4.7%と予想の-0.4%を下回るなど1年ぶりの低水準となった。また、同時に発表された建設許可件数も-4.5%と予想の-2.1%を下回ったが市場の反応は限定的となった。
この発表前にはカプラン・ダラス連銀総裁が「米国の経済基盤は非常に強い」と発言。その後もダドリーNY連銀総裁も「2017年は3回の利上げが予想される」と発言。連日の連銀総裁による利上げ観測が示される中でNY株式市場は堅調に推移。
NYダウはすんなりと2万3千ドルを上回るなど三指数ともに史上最高値を更新。欧州株式市場も軒並み上昇するなど好調な景気拡大を背景に世界的な株高が続く。また、原油価格も週間在庫が減少したことや、OPEC減産期間が来年末まで延長されるとの期待から上昇。原油価格の安定も加わり市場にはリスクオンが高まり円は全面安となった。
FRB議長人事も近々発表されることや、米税制改革への取り組みなども市場に安心感をもたらしたようだ。
これまでドル円の膠着状態が長く続いたその反動がそろそろ出始めた感もある。
ドル円だけではなくクロス円も同時に上昇しておりドル高というよりも円全面安の展開は本日も継続するとみる。
本日は中国GDPなどの重要指標が発表されるが中国株式市場が堅調な地合いとなれば更に市場の安心感が広がり円安が加速する可能性があり注目したい。


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