ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[豪ドル円]RBA議事要旨に注目

(豪ドル円日足)


週明け早々ドイツの政局不安によりリスク回避の動きが先行し豪ドル円は84円50銭に下落。薄商いのなかということもあり買い戻しの動きも見られたが結果的にこれがこの日の安値となった。
欧州市場に入ると過度な警戒感は後退し円の売り戻しが強まると下落前のレベルである84円90銭付近を上抜いた。
このレベル付近の損切りを巻き込みながらNY市場で豪ドル円は85円台を回復。ほぼ高値圏での引けとなった。
日足チャートを見るとボリンジャーバンドの下限でのバンドウォークが続いている。
今日はRBA議事要旨が公開されるが、市場は緩和政策の継続を織り込んでいる。
世界的な景気回復傾向にある中で、豪州の先行きに自信が示されるような内容となれば豪ドル円の反転も期待できる。
もし、これでも豪ドル買いに反応しないようなら最終的に82円割れも視野に入る。
ただ、今週は日本の勤労感謝や米国感謝祭が控える中で豪ドルショートの買い戻しが入りやすいとみている。

豪ドル円予想レンジ:85円80銭~84円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]独政局不安で株価上昇

週末にドイツの連立協議が決裂したとの報道から市場のリスク回避の動きが高まりドル円は112円台を割り込むなど、先週の軟調な流れを受け継いで始まった。
週明け東京市場ではドイツの3党連立協議が決裂したことを受けリスク回避の動きから日経平均株価が大きく下落。ドル円も約1ヶ月ぶりに111円台後半に下落して始まった。
また、ユーロも早朝から売りが強まり1.18ドルから1.17前半まで下落した。
しかし、欧州市場に入るとユーロの買い戻しの動きで始まるとドル円も112円台に回復。
ドイツの株式市場も含め欧州株式市場が堅調な地合いで始まると市場の過度な不安感が後退。
NY市場でも株式市場が三指数ともに上昇して始まると米長期金利も上昇。ドル高の動きに加え円安の動きが重なりドル円は112円ミドルを上抜けて上昇。
この日はイエレンFRB議長の任期最後となる議会証言が開かれた。議長はパウエル次期FRB議長就任後に理事としても残らない旨を伝えたが市場への影響は見られなかった。
トランプ大統領が北朝鮮をテロ支援国家に指定したものの、こちらも市場への影響は限定的となった。
結果的に市場は明後日の感謝祭を控え株も為替もポジション調整の域を脱していないとみられる。
ドイツの政局不安が株高に反応するなど、ちょっとした材料にもポジション調整のきっかけとして反応しているだけにも見える。
過度に円高が進んだその調整の動きが今日も継続するとみる。

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[米ドル円]感謝祭を挟み相場の反転も

(米ドル円日足)


先週は日米欧の株式市場が軟調な地合いで推移する中でリスクオフの円高が進行。週末にドル円は112円を割り込み10月16日以来の安値111円95銭まで下落した。特にドルが売られたというわけではなくリスクオフの円高が進んだ。
米税制改革への不透明感が株や為替市場に不安感を促したとみられるが、その税制改革が感謝祭前に進展がみられるか注目される。
もし、難航状態から抜け出せないようなら更に円買いの動きが強まりかねない。そうなれば、10月に付けた安値111円70銭付近を下抜け111円付近まで視野に入る。
反対に、何らかの進展がみられるようなら市場のセンチメントは一転。再び期待感から株高円安の動きが一気に進むとみている。

今週のドル円予想レンジ:113円90銭~111円70銭(10月安値)

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[ポンド米ドル]英GDPに注目

(ポンド米ドル日足)


メイ首相に対する不信任を示す書簡の署名が40名に達するなど、政権交代やメイ首相の後退といった事態に陥る可能性があるなど政局不安が燻ぶる中でポンドは寧ろ上昇して引けている。
先週発表された英国CPIは年率3.0%と横ばいとなりポンドは発表後下落。しかし、BOEのインフレ目標となる2.0%は上回っている。また、10月小売売上高指数も予想を上回るなど底堅い英国経済を示すものとなった。メイ首相の辞任によりブレグジットに向けた動きが後退するとの見方もあり、直接ポンド売りに反応しにくくなっている。
今週は英国7-9月期四半期GDPが発表されるが、予想を上回る結果となれば一段の上値を試す展開を予想する。ポンドドルの上値目途としてはボリンジャーバンドの上限となる1.33ドル付近から半値戻しの1.3340ドル付近が意識される。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3340(50.0%)~1.3120

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[豪ドル円]RBA議事要旨の内容次第で下落加速も

(豪ドル円週足)


日経平均株価が大幅安となりリスク回避の円高が進んだことから豪ドル円の売りが散見。
豪ドル円はサポートとして意識された8月10日の安値86円40銭を下抜けると下げ足が加速。このレベルは週足ボリンジャーバンドの中心線もサポートして意識されていただけに投げも加わり84円65銭まで下落しほぼ安値圏で引けてきた。
今週は火曜日にRBA議事要旨が公開されるが、当面緩和政策を継続する姿勢が改めて確認されるとみられる。
先週からの下落の勢いがまだ継続するとみられ一段の下値を試す展開が予想される。
下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの83円30銭付近となる。
ただ、世界的な景気拡大の状況は変わらないことから、最終的に豪ドル円の上昇トレンドは継続するとみる。

今週の豪ドル円予想レンジ:85円50銭~83円30銭(38.2%)

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[全般]税制改革法案と株価の行方

先週は好調な米経済指標が示されたことや米下院で税制改革法案が可決するなど市場にとってはプラス材料になると思われた。しかし、好材料には反応が鈍く、世界的な株式市場の乱高下が不安感を誘い安全通貨の円に買いが集まった。
先週は週初トランプ大統領のアジア歴訪により日本や中国に対して貿易不均衡による為替圧力が懸念された。しかし、結果的に為替への言及は見られず無難に通過。また、前週にトランプ大統領の元選挙対策委員長がロシア疑惑で拘束されたものの先週はそのことに触れられることはなかった。
一方、先週発表された米10月PPIやCPI、小売売上高、鉱工業生産、そして週末の住宅着工件数や建設許可件数など好調な米国経済の結果を示すものとなった。また、米下院では税制改革法案が可決されるなど株式市場にとっては追い風とみられた。
しかし、実際には日米欧の株式市場で不安定な動きが続き、週を通してみると下落して引けてきた。
結果としてリスク回避の動きから安全通貨の円が買われやすくなり全面高となった。
中国経済指標が予想を下回ったことなども株式市場に影響を及ぼしたとの見方もあったが、それ程の不安材料とも思えない。ただ、米国上院と下院との税制改革法案の調整が難航するといった不安感が燻る。
今週は週末にかけて米国は感謝祭、そして日本は勤労感謝の日で休場となる。それ迄に何らかの動きがあるとの見方もあり、株も含めポジション調整の動きが入ったとも考えられる。
今週はまたイエレンFRB議長の議会証言が控える。来年2月に辞任することからこれが最後の議会証言となる。次期議長に対してこれまでの金融政策のスタンス継続を望むかどうかに注目したい。
為替相場、特にドル円は日経平均株価や米長期金利の動向に連動する動きがみられた。
今週も日米株式市場の動向には特に注意しておきたい。
先週末はNY株式市場や日経平均先物が軟調に推移したことからドル円やクロス円が下落して終わった。その流れから週初も株価の下落などから円高の動きが強まる可能性が高いとみる。ただ、週末の感謝祭にかけて上下両院の歩み寄りがみられるようなら相場が一転してドル円やクロス円の買いが強まるとみている。

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[米ドル円]112円ミドル底固め

(米ドル円2時間足)


昨日の東京市場が始まる前にドル円は112円74銭まで下落するなど上値の重い展開が予想された。しかし、日経平均株価が前日に取って代わり大幅上昇となったことから円売りが進みドル円は113円33銭まで上昇。しかし、欧州市場でユーロ円を中心としたクロス円の売りが強まりドル円もつられ安となった。
NY市場では株式市場が堅調な地合いで始まったもののユーロ円の売りが再び強まりドル円は112円74銭まで下落。しかし、このレベルは東京市場での安値でもあり下げ止まった。
その後米下院で税制改革法案が可決されたことでドル円も113円台に乗せて引けている。
今度は上院との調整が懸念されるものの一先ず安心感が広がった。
112円74銭で短期的にダブルボトムを形成した感もあり、今日は底固めから上値を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:113円60銭(50.0%)~112円70銭

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言に注目

(ユーロ米ドル日足)


昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏10月HICPは予想通り1.4%の上昇となったことで市場の反応は見られなかった。しかし、その後ユーロは対ドル対円で売りが強まり下落。
ユーロドルは米長期金利が上昇したことが要因とみられ1.1757ドルまで下落。その後NY市場で1.1785ドルまで反発したが戻りも限定的となった。
日足のローソク足を見ると前日に高値サインとなる寄り引き同時線が出ており、昨日は陰線で引けている。
今日は欧州市場でドラギ総裁の講演を控えており、その内容次第では更に下値を試す展開が予想される。
下値目途としては半値戻しの1.17ドルがサポートとなる。このレベルにはボリンジャーバンドの中心線もあり短期的に買いを入れてみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1800~1.1700(50.0%、BB中心線)

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[豪ドル円]豪雇用統計で下げ止まり

(豪ドル円日足)


昨日のアジア時間に発表された豪州10月雇用統計では新規雇用者数が0.37万人と予想の1.88万人を下回ったことで豪ドル円は発表直後85円40銭まで下落。しかし、同時に発表された失業率が5.4%と予想の5.5%を下回ったことから反発。その後欧州市場にかけても堅調な地合いで推移し、この日の高値となる86円02銭まで上昇。しかし、NY市場にかけて円買いが強まり85円63銭まで押し戻された。ただ、東京時間に付けた安値85円40銭には届かずに85円80銭付近に反発して引けている。
前日には損切りを巻き込みながら大幅下落となったことで豪ドルのロングポジションが大分解消されたように見える。
下落基調は変わらないものの週末ということもあり短期的に買い戻しの動きが強まるとみている。
ボリンジャーバンドの下限である85円60銭付近で短期的に買いを入れてみたい。
ただし、85円40銭が抜けたところでは損切りも入れておく。

豪ドル円予想レンジ:86円40銭(38.2%)~85円60銭(BB下限)

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[全般]株高円安も値動き限定的

前日の下落から打って変わり日米欧の株式市場は大幅上昇となったもののドル円は上値の重い展開が続いた。
昨日の東京市場では日経平均株価が前日の下落から一転して上昇して始まると112円台に下落していたドル円も113円台を回復。クロス円も全般に底堅い動きとなった。
しかし、欧州から米国市場にかけてユーロ円などのクロス円の売りが強まるとドル円もつられ安となり112円75銭まで下落。その後はNY株式市場が三指数ともに大きく上昇したことで円売りの動きが強まった。また、米下院では共和党の税制改革法案が可決したことも株式市場の追い風となった。しかし、下院での可決は既に織り込まれていたことや、今後上院との調整が難航するとの見方から為替への影響は限定的となった。
昨日発表された米10月鉱工業生産は0.9%と予想の0.5%を上回るなど好調な米国経済を示すものとなったが市場への反応は鈍かった。それだけ今の注目材料は米国税制改革法案に集まっていることを示すものだ。
今日もNY時間には住宅着工件数が発表されるが市場の注目は低い。週末ということからポジション調整の円安の動きが強まる可能性が高いとみるが、値幅も限定的となりそうだ。

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[米ドル円]レンジの下限を下回る

(米ドル円日足)


東京市場で日経平均株価が大きく下落したことでドル円は113円付近まで下落した。その後欧州市場で米長期金利が低下したことからドル安が進むとドル円も113円を割り込み112円65銭まで下落。NY市場に入りNY株式市場が下落して始まるとドル円はこの日の安値となる112円48銭まで下落した。このレベルにはボリンジャーバンドの下限が位置していたこともあり下げ止まった。
米長期金利の低下や株価下落、そして原油価格も在庫が予想外に増えたことで、リスク回避の円買いと同時にドル安がドル円を押し下げた。
ユーロやポンドを見ると米長期金利の低下によるドル売りの影響は受けていないことから、ドル円だけに売りが集中した格好だ。それだけ投機筋から見るとドル円は売られやすい状況にあったということだろう。
好調な米経済からの利上げ傾向に変化はなく、税制改革の不透明感が昨日のドル円の押し下げ要因とみられる。
明日にも調整の結果が示されるようならドル円は反発する可能性が高い。
112円ミドル付近の底が確認できるようなら買いを入れたい。

ドル円予想レンジ:113円30銭(38.2%)~112円50銭

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[ユーロ米ドル]往って来いから陥落

(ユーロ米ドル4時間足)


東京市場ではドル円が主役となりユーロドルは動意が乏しかった。しかし、欧州市場が始まるところで米長期金利が上昇したことからユーロ買いからスタート。
ユーロドルはNY市場にかけて1.1780ドル付近から買いが入り1.18ドル前半に上昇。
NY市場では10月26日のECB理事会でユーロ売りが強まる前のレベルである1.1830ドル付近の損切りを巻き込み1.1860ドルまで上昇。
結局これが高値となり下落に転じ、上昇前の1.1780ドル付近に押し戻されて往って来いとなった。
一先ずショートが炙り出されたことで今日は下値を試す展開が予想される。
下値目途としては半値戻しの1.17ドル付近とみる。フィボナッチ61.8%戻しの1.1670ドルはかなり強いサポートであり、1.17ドル割れでは買いを入れたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1800~1.1700(50.0%)

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[豪ドル円]底割れで損切り巻き込む

(豪ドル円日足)


前日寄り引き同時線が出たことで下げ止まったかと思われた豪ドル円は再び下落に転じた。
東京市場で日経平均株価が大きく下落して始まるとリスク回避の円買いからスタート。
豪ドル円は87円30銭付近にあった損切りを巻き込み86円65銭まで下落した。その後買い戻しが入ったものの87円には届かずに結局86円ミドルの安値引けとなった。
ボリンジャーバンドの下限を終値ベースでも下回ったことで売り圧力は依然として残る。
ただ、8月11日に付けた安値85円45銭は意識されており、このレベルを下回るようならフィボナッチ61.8%戻しの85円まではサポートがみられない。
今日発表の豪州雇用統計で買い戻しが入ったとして87円で上値を抑えられるようなら戻り売りで攻めてみたい。

豪ドル円予想レンジ:86円00銭~85円00銭(61.8%)

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[全般]株価下落で円全面高

日経平均株価が大幅安となる中で円高の動きが進むと同時に米税制改革への懸念の高まりから米長期金利が低下するなどドル円はレンジの下限を割り込んだ。
昨日の東京市場で日経平均株価はマイナス351円と大幅安となった。これで6日続落となりドル円は113円付近まで下落した。
欧州市場に入り今度は米長期金利が低下したことでドル円は113円を割り込んだ。
NY市場では米10月CPIが0.1%と予想通りとなり、同時に発表された小売売上高は0.2%と予想の0.0%を上回った。一方11月ニューヨーク連銀製造業景気指数は19.4と予想の25.1を下回るなど指標は強弱まちまちの結果となった。この結果を受け米長期金利が低下したことからドル円はこの日の安値となる112円48銭まで下落。
米上院財政委員会が修正案に法人減税の引き下げやオバマケアを盛り込む大幅な変更案を提示。今後調整が難航するとの見方もありNY株式市場は三指数ともに下落するなど、リスクオフの動きが強まった。
ドルは長期金利が低下したもののユーロやポンドが前日の終値とほとんど変わらず下落には至らなかった。一方で日米欧の同時株安の動きとなり、それが円買いの動きを促すなど円全面高の様相を呈した。
株式市場の動向が市場の動向をリードしていることから、この下落が止まらないようなら円買いの動きが更に進む可能性が高い。しかし、世界的な景気拡大は依然として続く中で、株安は調整の域を脱していないとみる。
注目は米税制改革の行方に集まる。既に市場では失望売りが出た後だけに何らかの進展がみられるようなら相場の流れは一転することになる。
最終的に株高円安の動きに戻るとみている。

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[米ドル円]米経済指標に注目

(米ドル円日足)


ドル円相場は113円台での硬直状態が続いており、ここから抜け出すきっかけが掴めずにいる。
東京市場では日経平均株価に連動する動きがみられたが、海外市場では日経平均先物が上昇したことで一時113円91銭まで上昇。しかし、114円の大台を意識した売りが散見されるとともにクロス円の利食い売りなどで押し戻された。
NY市場でNY株式市場が三指数ともに下落に転じたことで円買いの動きが強まりドル円はこの日の安値となる113円31銭まで押し戻された。
しかし、前日の安値113円25銭には届かずに反発したが上値も抑えられるなど動意の乏しい様子が続いた。
昨日発表された米10月PPIは予想を上回ったものの反応は限定的となった。
今日発表される米CPIや小売売上高が同様に好調な結果を示すようなら年末商戦への期待が高まり株式市場にとっては追い風となる。
米税制改革法案の行方が懸念されるものの一時的なドル買いに反応する可能性が高いとみる。

本日のドル円予想レンジ:114円10銭(61.8%)~113円30銭

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[ユーロ米ドル]ドイツ経済指標でユーロ上昇

(ユーロ米ドル日足)


昨日の欧州時間に発表されたドイツの7-9月期GDPが2.8%と予想の2.3%を上回ったことからユーロは上昇に転じた。ユーロドルは11月3日に付けた高値1.1690ドルを上抜けると損切りも巻き込みながらNY市場では1.17ドルミドル付近に上昇。
その後は米長期金利の低下とともに1.18ドル台に乗せるなど1.1805ドルまで上昇。底堅い動きが続いている。
10月26日のECB理事会後で下落する前のレベル1.1836ドルを上抜けるようなら一段の上昇が見込める。
次の上値目標は10月12日の高値でもありフィボナッチの61.8%戻しである1.1880ドルとなる。このレベルにはボリンジャーバンドの上限が上値を抑えており、強いレジスタンスとして意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1880(61.8%)~1.1750

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[豪ドル円]寄り引き同時線で下げ止まり

(豪ドル円日足)


昨日の東京時間に発表された中国小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったことで上昇で始まった豪ドル円は下落に転じた。その後欧州市場で買い戻しが入り86円84銭まで上昇する等底堅い動きが続いた。
しかしNYのオプションカット(24時)にまとまった豪ドル売りが入り豪ドル円は86円30銭まで下落。オプション絡みの売りとみられるがその後は買い戻しが入り86円60銭まで上昇して引けている。日足ローソク足を見ると寄り引き同時線が現れた。底値圏でこの十字線が出ると相場の転換サインとみられることから、そろそろ上昇に転じる可能性が高い。86円30銭付近はボリンジャーバンドの下限でもありサポートとして意識される。
一先ず86円30銭付近で打診買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:87円00銭(38.2%)~86円30銭(前日安値)

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[全般]市場全体に停滞ムード漂う

為替や株式市場など各市場全般に停滞ムードが漂う中で次の展開が始まるきっかけは米国税制改革の行方に集まる。
昨日の東京市場では日経平均株価が上下に動いた後は前日比98銭の下落で終了。中国の10月小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったが東京市場への影響は見られず方向感の掴めない相場展開となった。
欧州市場に入りドイツの7-9月期GDPが予想を上回ったことからユーロが対ドルだけではなくユーロ円などのクロス通貨も上昇。ドル円もつられてこの日の高値となる113円91銭まで上昇。しかし、その後日経平均先物が下落し米長期金利が低下したことからドル円は下落に転じた。
NY市場ではこの日発表された米10月PPIが0.4%と予想の0.1%を上回った。この結果はFRBの利上げを後押しするものではあったが、市場への反応は限定的となった。
NY株式市場も三指数ともに下落に転じた。中国の経済指標の悪化が世界経済に悪影響を及ぼすとの見方もあった。原油価格もIEAが今年と来年の需要見通しを引き下げたことで1ドル余り下落したことも株価の押し下げ要因と考えられる。
ただ、好調な米国PPIには反応せず中国経済指標の悪化で下落するなど、市場の動意の乏しさの表れともいえる。
昨日は日米英欧の中央銀行総裁会議が開かれたが、市場への影響はほとんど見られなかった。
上院と下院の採決が今週末にも発表されるとの見通しもあり、それまでは動きにくい相場展開が予想される。
ただ、市場は動き出す何かのきっかけを待っているようにも見える。
今日のNY市場では米CPIやNY連銀製造業景気指数、小売売上高といったFRBの金融政策に影響する重要指標が発表される。
昨日のPPIと同様に好調な結果が予想されることから、これを機にドル買いに動き出すか注目したい。

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[米ドル円]米PPIに注目

(米ドル円時間足)


週明けのドル円相場は先週末NY終値に比べて若干強含みで始まり113円71銭まで上昇。しかし、後場に入り日経平均株価が急速に下落したことで円高の動きが強まりドル円は下落。欧州市場でも円買いの動きが継続しNY市場に入るとこの日の安値となる113円25銭まで下落した。しかし、先週の安値113円10銭には届かずに反発。
NY株式市場が三指数ともに小幅ながら反発に転じたことを好感し円売りの動きが強まりドル円は113円67銭まで上昇。しかし、東京で付けた高値113円71銭には届かずに引けている。
ビッグイベントが終わり市場は米税制改革法案の行方待ちといった状況の中で暫く113円台でのもみ合いが続きそうだ。
今日のNY時間に発表される米10月PPIの結果次第では114円を試す展開も予想されるが、それ以上買い上がる材料ではない。
113円前半で買って114円手前で売るといったレンジ相場取引が有効。

本日のドル円予想レンジ:113円90銭(50%)~113円20銭

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[ユーロポンド]短期取引中心

(ユーロポンド2時間足)


材料難の中でユーロポンドが活発に取引されている。
英国では保守党議員がメイ首相に対する不信任案を示す書簡に署名するとの報道でポンドが下落。ポンドは対ドルだけではなく対ユーロでも売りが強まった。先週も相次ぐセクハラ事件で閣僚が辞任するなどメイ政権の政局先行き不安が拡大。BOEも今後の利上げには慎重姿勢を示したこともポンド売りを促した。
一方、欧州は今年の成長率を上方修正するなど好調な経済を背景にECBは来年からのバランスシート縮小を着実に進めるとみられる。
ただ、ECBもBOEと同様に慎重な見方を主張するメンバーも多く、今のユーロポンド上昇は短期的な動きとみる。
11月2日に付けた高値0.8940付近を上抜くほどの勢いはないとみて、戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロポンド予想レンジ:0.8940~ 0.8840(50%)

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[豪ドル円]半値戻しの86円

(豪ドル円日足)


ユーロやポンド、そしてカナダドルといった通貨に対して豪ドルやNZドルの下落が目立つ。金融政策の違いが表れているといってよい。
ただ、世界的に景気拡大の中で原油など資源価格は上昇しており、豪州市場にとっても追い風となる。実勢に豪州経済は好調に推移しており、いずれ緩和政策から引き締めに転換する可能性が高い。
テクニカル的には半値戻しの86円が一つの節目になるとみている。このレベルでは8月に何度か下げ止まっており、それから反発に転じている。
一先ず86円付近で打診買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:86円80銭~86円00銭(50%)

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[全般]材料難のなか株式市場の動向に注目

東京市場では日経平均株価が大きく下落して始まり円買いが強まるなど、株価の動向に為替が連動するといった動きが目立った。
週明け東京市場では日経平均株価が4日続落。300円下落して安値圏で引けるとドル円クロス円ともに攣られて下落。先週の日経平均株価の乱高下後の下落の流れを継いで始まった。
円高の流れは欧米市場でも続きNY市場でドル円は113円25銭まで下落した。
しかし、先週の税制改革法案への期待が低下した時に付けた安値113円10銭を意識したのか下げ止まった。
その後NY株式市場が三指数ともに上昇したことでリスク回避の動きが後退。円売りの動きが強まるとドル円クロス円ともに上昇に転じ、ドル円は113円ミドル付近に押し戻されて引けている。
特に目立った材料がなく、為替は株式市場の動向に連動しやすくなっている。
市場の注目は米税制改革の行方に集まっており、今後上下院における法案の行方待ちといったところだ。それまではドル以外のユーロやポンド、そしてオセアニア通貨などの動きに投機筋の動きが移り始めている。
英国ではメイ政権の政局不安を背景にポンドへの売り仕掛けが目立つ一方で、ユーロも来年からのバランスシート縮小ペースは慎重になるとの見方もある。ただ、双方ともに引き締め政策に転じたことは確かで、日銀の緩和政策との違いは明確。
長期的に見たこれらに対するクロス円の上昇を見込んで、今のうちに安値では少しずつ買いを仕込んでおきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]114円挟みのレンジ相場

(米ドル円週足)


先週のドル円は週初強いレジスタンスとして意識されていた114円ミドルを上抜き114円74銭まで上昇して始まった。このレベルは週足ボリンジャーバンドの上限でもあり、115円の大台には届かず利食いや実需などの売りもあり押し戻された。
その後も何度か上値を試す展開がみられたものの114円ミドルにも届かずに週末には113円10銭まで下落。米法人減税の先送りを嫌気したドル売りが強まったためだ。
しかし、113円を割り込まずに下げ止まったということは市場の減税法案への期待によるドル買いはそれ程進んでいなかったとみることができる。
今週は米税制改革案の行方が市場の注目材料となりそうだが、もし難航したとしても下値は限定的とみる。反対に、もし可決への期待が再び高まるようならポジティブサプライズとなりドル円は上値を試す展開となるだろう。
ただ、114円ミドルから115円にかけては依然として厚い壁に阻まれるとみており、115円の壁は依然として厚い。
今週は日経平均株価や米長期金利の動向次第で114円を挟んでの狭いレンジから上に抜けるか注目したい。

今週のドル円予想レンジ:115円00銭~113円00銭

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[ユーロ円]金融政策の違いからの上昇トレンド

(ユーロ円週足)


先週欧州委員会が今年の成長率見通しを5月の1.7%から2.2%に大幅上方修正。これは過去10年で最も速いペースになる。今年に入り各国選挙など政局不安が燻ぶる中で景気は順調に拡大してきたということになる。
先週末にはノボトニー・オーストリア中銀総裁が「経済が伴うならECBは来年9月以降にQEを終了すべき」と発言。バイトマン独連銀総裁と同様の主張を繰り返した。先週の日銀会合では長期にわたり緩和政策姿勢が改めて示されただけに日欧金融政策の違いによるユーロ円の買いは長期にわたり継続するものと予想される。
今週はドイツやユーロ圏の7-9月期GDPが発表されるが、ここで改めて景気の強さが示されるようならユーロ円の買いに拍車がかかる可能性もある。
週足ボリンジャーバンドの中心線の上昇トレンドは継続しており押し目買いスタンスで臨みたい。

今週のユーロ円予想レンジ: 134円20銭(61.8%)~131円70銭

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[豪ドル円]緩やかな下落基調に変化は

(豪ドル円日足)


豪ドル円は10月に入ってからひと月余り89円から86円70銭の狭い値幅の中で上値の重い展開が続いている。
FRBやECB、そしてBOCなど主要国は緩和政策から引き締めへ政策転換する中でRBNZは依然として緩和政策継続姿勢を崩していない。さらに、日銀も今後緩和政策の継続姿勢を堅持している。結果的に豪ドル円の値動きも動きにくい展開が続くことになる。
ただ、ここにきて原油などの資源相場は上昇しており世界経済の回復は豪州にとっては追い風となる。豪州経済も堅調に推移する中でいずれRBAも緩和政策の転換に動き出すとの見方が多い。
今週は豪州10月雇用統計が発表され、その結果次第で下げ止まるかを見極めたい。
前回の安値86円70銭付近を下回るようならボリンジャーバンドの下限を一時的に下抜き、半値戻しの86円付近までの下げも視野に入る。
ただ、このレベルは8月にも何度かサポートされたレベルであり、下げ止まるようなら打診買いを入れてみたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:87円30銭~86円00銭(50.0%)

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[全般]米税制改革の行方と株式市場

先週は米上院が米国法人減税の先送りを主張するなど税制改革法案に暗雲が漂う中で日経平均株価が乱高下。ドル円は一時113円前半まで下落するなど前週のビッグイベントの後は不安定な動きが目立つ一週間となった。
先週はトランプ大統領の訪日から始まり対日貿易赤字に対する圧力がかかるとの見方もあったが為替への言及は見られなかった。安心感が広がる中で日経平均株価が1992年1月以来の高値を更新。しかし、その直後高値から800円以上急落するなど乱高下となったことで円買いの動きが強まった。また、米上院が法人税減税実施を1年先送りする案を盛り込むことが伝わるとドル売りが強まりドル円は113円10銭まで下落した。ただ、ドル円も終わってみると113円ミドル付近で引けるなど結局114円を挟んでの狭いレンジ内での動きが続いた。また、前週末に比べ日経平均株価は上昇しNYダウも小幅な下落にとどまるなど乱高下はあったものの市場に大きな変化は見られない。
米長期金利は一時的な下落はあったが再び2.4%台に上昇して終了。欧米経済指標も堅調な地合いを示すなど市場には悲観的なムードはみられない。
今週の相場の注目は米税制改革法案の行方や日米株式市場の動向に要注意。
今週は欧米ともに特に目立った経済指標の発表はないだけに、イエレン議長やドラギ総裁、そしてカーニーBOE総裁の発言などに注目が集まる。
特に来年2月に退任が決まったイエレン議長はパウエル次期議長に対して今後の政策継続を期待するような発言があれば、安心感からのドル買いに繋がりそうだ。反対に慎重な姿勢を示すようならドル売りに反応。しかし、どちらにしても値動きの幅は限られそうだ。
また、今週は10月の住宅関連や消費者物価指数などが発表される。8月のハリケーン後の需要が見込まれており、ドルや株価押し上げ材料となればドル円の上昇要因となる。
日経平均株価は先週の乱高下後再び上昇に転じるなど、急ピッチな上昇に対する調整も先週で一巡したように見える。
北朝鮮が米国との対話を望んでいるとの見方もあり、地政学的リスクが後退すればリスクオンの円安に繋がる。
米税制改革法案に関して市場は既に失望感からの売りが出た後だけに、もし成立となればポジティブサプライズとなる。
11月から年末にかけてドル買い需要が高まり上昇するとのアノマリーもあり、そろそろドル円も狭いレンジから上に抜け出すか注目したい。

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[米ドル円]円高・ドル安でもドル円の下げ幅限定的

(米ドル円日足)


東京市場では後場に入り日経平均株価が急落して始まったことから円高が進みドル円は114円から113円ミドルに下落。欧州市場でも米長期金利の低下により113円24銭に下げ幅を拡大。その後買い戻しが入ったもののNY市場で上院が税制改革の法人減税の実施を2019年に先送りするとの報道を受けドル円は113円10銭まで下落した。
ただ、1年先送りとの見方は既に一部で報道されていたこともあり、引けにかけて買い戻しが入り113円ミドル付近で引けている。
NY株式市場は三指数ともに下落して引けたことから、今日の東京株式市場も下落するとの見方もあり円買いが先行して始まりそうだ。
ただ、日本の株式市場は欧米市場に比べて買い遅れ感があっただけに、一時的な下落でとどまる可能性が高い。株価の下げが限定的となればドル円も再び上昇に転じるとみる。
ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが継続されており、終値もボリンジャーバンドの中心線を上回っている。昨日のNY安値付近で下げ止まるようなら買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:114円00銭~113円00銭

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[ユーロ米ドル]成長率見通し上方修正

(ユーロ米ドル日足)


昨日の欧州時間に欧州委員会が2019年までの成長率見通しを発表。17年の実質成長率は前年比2.2%と5月時点での1.7%を大幅上方修正した。これはリーマンショック以来最も高い伸びとなる。この見通しを受け下落傾向にあったユーロは上昇に転じた。
NY市場に入ると一旦は押し戻される場面も見られたが税制改革への失望からドル安が進むと再びユーロは上昇。結局高値圏での引けとなった。
今年に入り欧州は各国選挙や政局不安などから成長が危ぶまれていたが、結局好調な結果となった。
来年からスタートするECBのバランスシート縮小ペースが早まる可能性もありユーロの上昇トレンドは継続すると予想する。
ユーロドルの目先はボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ50.0%戻しとなる1.17ドルが上値目途となる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1700(BB中心線、50.0%)~1.1620

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[NZドル円]結局往って来い

(NZドル円時間足)


昨日の早朝に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.75%を据え置くことを決定。これを受けNZドル円は一気に上昇。声明文はこれまでの内容を踏襲するものでそれ程買われるほどの内容ではなかったが、一部で今後の利上げ期待が高まったとみられる。
結果的に東京市場で株価が急落し円高が進んだことから上昇前のレベルである78円ミドルに押し戻されて終了。完全に「往って来い」の状態となった。
しかし、円高の動きもNY市場で一服感が漂っており、下げも一巡したとみる。
市場には依然として将来的に利上げを実施するとの見方が燻る。
78円ミドル付近で下げ止まりが確認されたところで再度買いを仕込んでみたい。

NZドル円予想レンジ:79円10銭(61.8%)~78円50銭

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[全般]米税制改革先送りと同時株安

東京市場では日経平均株価が上昇から一転して急落。NY市場では注目の米上院税制改革法案で法人税が先送りされることが公表されドル安円高の動きが強まった。
東京市場で日経平均株価が一時468円高となり1992年1月以来の2万3千円台の高値を更新したことでドル円も114円台を回復。しかし、後場に入ると一転。急速に値を伸ばした反動もあり高値から800円余り下落するなど乱高下。海外ヘッジファンドの売りとみられるが市場に不安感が広がり円買いの動きが強まった。
欧州市場では欧州委員会が今年の成長率見通しを大幅上方修正したことからユーロは堅調なスタート。全般にドル売りが強まるとドル円も113円24銭まで下落した。
NY市場では上院が税制改革法案で法人減税実施を2019年に1年先送りすることを公表。これを受けNY株式市場は三指数ともに下落しドルは全面安。113円60銭近辺で推移していたドル円は再び下落に転じ113円10銭まで売り込まれた。
引けにかけて株やドルの買い戻しの動きも入りドル円は113円ミドル付近で終了。
全般に株安ドル安、そして円高の動きが強まる一日となった。
米下院では年内に税制改革案成立を目指すとの結果に対して上院では財政赤字拡大懸念から1年先送りとされた。市場には失望感からの売りが強まったものの、それにしては株や債券への影響は思ったよりも限定的となった。
元々下院でも減税規模が1.5兆ドルと当初のトランプ案では6兆ドル、共和党の3兆ドルを下回る規模となっていた。また、数日前には上院共和党執行部が先送りを検討していると報じられていたこともありそれ程の期待感はなかったとも言える。
一先ず混乱はそれ程拡大しなかったことから安心感が広がった。
注目は今後の世界的な株式市場の動向に集まる。
今日も日経平均株価は下落して始まる可能性があるが、元々上昇トレンド継続中の調整との見方もある。
株価が反発する時が円買いから円売りに転じる時となりそうだ。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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