ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[米ドル円]113円割れで底堅さ確認

(米ドル円日足)


前日にロシア疑惑が広がり、税制改革への不透明感などから東京市場でドル円は113円を割り込み112円98銭まで下落した。その後日銀会合で大規模緩和政策の継続が示されたもののほぼ織り込み済みということもあり再度112円96銭まで下落。しかし、黒田総裁のハト派発言を受け下げ止まった。
欧米市場では好調な経済指標を背景にリスクオンの円安が進みドル円は113円ミドルに反発。
NY時間にはトランプ大統領が税制改革はクリスマスまでの実施が目標と言及したことでドルは上昇。ドル円はこの日の高値となる113円73銭まで上昇した。
113円割れを2回試したものの結果的に反発したことで113円の底堅さが確認された。
今日のFOMCで日米金融政策の違いが改めて意識されるようならドル円は114円台を試す展開を予想する。
上値目途としてはボリンジャーバンドの上限となる114円10銭付近がレジスタンスとなりそうだ。

本日のドル円予想レンジ:114円10銭~113円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]ネックラインで反発

(ユーロ円日足)


昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏7-9月期GDP速報値は2.5%と予想の2.4%を上回るなど、2%成長を維持。雇用の底堅さや好調な消費が改めて確認された。一方、10月HICPは1.4%と予想の1.5%を下回るなど物価上昇は鈍いものとなった。しかし、欧州景気への期待からユーロは全般に底堅い動きとなった。また、NY時間に発表された米経済指標も好調な結果が示されたことからリスクオンの円安が進みユーロ円はこの日の高値となる132円56銭まで上昇。ほぼ高値圏で引けてきた。
結果的に131円ミドルのネックラインを下回らずに反発したことで134円ミドルのダブルトップ形成は失敗。再度上値を試す展開が予想される。
上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線でもあり38.2%戻しとなる132円70銭付近がレジスタンスとして意識される。
勢いがあれば50%戻しの133円も視野に入る。

ユーロ円予想レンジ:133円00銭(50%)~132円00銭

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[豪ドル米ドル]調整一巡後再び下落へ

(豪ドル米ドル日足)


東京市場で豪ドルは0.77ドル付近に上昇するなど底堅い動きを見せたものの欧州市場で再び下落。銅価格の下落などもあり豪ドル売りが先行し0.7640ドルまで売り込まれた。
その後0.7670ドルまで買い戻しが入ったものの上値の重い展開が続いている。
日足チャートではボリンジャーバンドの中心線の下降は継続。
10月27日の安値を付けた後反発に転じたかと思われたが結局上値を抑えられ調整の買い戻しとなった。0.7620ドル付近はフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり意識されるだけに、ここを割り込むようならバンドウォーク継続ということになる。
今日のFOMCでは利上げ継続が示され明日は次期FRB議長が決定される。
そうなれば米長期金利上昇により豪ドル売りが再開する可能性が高まる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7700~0.7620( 61.8%、10月27日安値)

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[全般]好調な世界経済と株高で円全面安

昨日は日銀政策会合で緩和政策継続が再確認される中で欧米経済指標の好調な結果などを受け、直近で買いが強まっていた円は全面安の展開となった。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の下落や米長期金利の低下によりドル円は一時113円を割り込むといった上値の重い展開で始まった。日経平均株価も大きく下落して始まったが、日銀政策会合では大規模緩和政策の継続姿勢が示されたことなどを好感。引けにかけて下落幅が縮小し、ほぼ前日と同レベルで引けた。また、黒田総裁の記者会見では「出口戦略は時期尚早、ファンダメンタルズに即さない円高は景気に悪影響」と発言したことがドル円の下支えとなった。
欧州市場ではHICPが予想を下回ったもののユーロ圏7-9月期GDPが予想を上回ったことや失業率の改善などが好感された。また、EU首席交渉官が英国EU離脱交渉を加速させる用意があると発言したことでポンドが上昇する場面も見られた。
NY市場では8月ケース・シラー住宅価格指数が前月から上昇。また、シカゴ購買部協会景気指数が66.2と予想の60.0を大きく上回るサプライズとなった。更に、米消費者信頼感指数は125.9と17年ぶりの高水準となるなど好調な欧米経済が改めて意識された。
また、トランプ大統領がクリスマスまでに税制改革を実施すると発言したことなどから前日に下落したNY株式市場も三指数ともに上昇に転じた。
米長期金利は明日のFOMCや次期FRB議長人事の発表を控え慎重な動きがみられたものの、2.73%台での高い水準が維持された。
今日もNY市場では米ADP雇用統計や米ISM製造業景況感指数といった重要指標が発表されるが、その後のFOMCを控え反応は限定的とみる。
FOMCでは12月の利上げが市場のコンセンサスとなっており、今回は前月の内容を踏襲するとみられる。
全般に楽観的な見方が高まる中でドル円やクロス円も底堅い動きが続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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