[米ドル円]114円ミドルを試す展開

今日は日本が休場となることから昨日の東京市場ではドル円の利食い売りが目立った。
ドル円は114円台から113円73銭まで下落。
ドル売りが一巡したところでNY市場にかけて114円21銭まで上昇したものの、税制改革法案が公表されるとドルが全面安となった。本来税制改革はドル買いに反応するとみられていただけに不可解な動きとなった。
その後はドル円の買い戻しが入ったものの114円17銭で上値が抑えられるなど慎重な動きが続いている。
注目の次期FRB議長はパウエル氏に決定したことから市場の不透明感は払しょくされ、リスクオンの円売りが進みやすくなった。今日の米雇用統計で平均時給が予想を上回るようなら節目の114円ミドルを試す展開を予想する。ただ、週末ということもあり最終的に利食い売りが入るとみる。一旦は114円ミドル付近では売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:114円60銭(BB上限)~113円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]噂で買って事実で売り

BOE政策会合では予想通り現行の政策金利を0.25%から0.50%に引き上げることを決定。発表直後ポンドは買われたものの市場は既に織り込んでいただけに利食い売りに押されて急落。結局噂で買って事実で売る結果となった。
議事要旨では「将来の利上げは限定的で緩やかなものになる」としたことも失望売りを誘う要因となった。
また、ブレグジットによる景気への不透明感もポンド売りを促した。
ただ、ポンドドルの長期的な上昇トレンドが下げ止まったことからポンドドルの売りが一巡したところで再び上昇に転じるとみている。
ボリンジャーバンドの下限もサポートとなり、ポンドドルの目先は1.33ドルから1.30ドルのレンジ相場に入った可能性がある。
一先ず1.30ドル付近では買いを入れてみたい。
ポンドドル予想レンジ:1.3130~1.3030(10月6日安値)
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[カナダドル円]カナダ雇用統計に注目

先週のBOC政策会合で利上げが見送られると同時に今後の政策金利の調整に慎重な見方が示されたことからカナダドルは下落に転じた。しかし、カナダドル売りもここにきて一巡しており再び買いの動きが散見。原油価格も55ドルに迫るなど堅調な地合いが続いており、再び利上げ期待が高まる可能性が高い。
米国の税制改革法案が公表され、次期FRB議長人事も決定するなどリスクオンの円売りの動きが強まる。
今日のカナダ10月雇用統計では10月新規雇用者数が前月の1.00万人から1.50万人に増加すると予想される。カナダの労働市場も含め好調な経済が改めて意識されるようなら、先週の下落前のレベルを試しに行くとみる。もし、予想を下回り下落するようならカナダドル円は直近の安値87円80銭付近が押し目買いのチャンスとみる。
カナダドル円予想レンジ: 89円60銭(61.8%)~88円80銭
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[全般]米税制改革と次期FRB議長
昨日の東京市場でFOMC会合の結果を受けドル円は114円台で始まったものの連休前ということから利食い売りに押されるなど上値の重い展開となった。
欧州市場ではBOE政策会合が開かれ予想通り政策金利を0.25%引き上げた。しかし、将来の利上げは限定的で緩やかになるとの見解が示されたことでポンドは急落。噂で買って事実で売る結果となった。
NY市場では前週分新規失業保険申請件数が予想を下回るなど前日のADP雇用統計と同様に好調な結果となったことでドル買いが進んだ。しかし、その後米共和党が税制改革に向けた詳細な法案を公表。法人税を初年度に現在の35%から一気に20%に引き下げるとしたことで米長期金利が低下しドルは全面安となった。しかし、税制改革そのものはドル買いに繋がるものであり、その後は下落前のレベルに押し戻された。
また、この日はトランプ大統領が次期FRB議長としてパウエル氏を起用することを発表。既に織り込まれていたことからドルは小幅上昇。
パウエル氏はイエレン議長の政策を継続するとみられており市場の不透明感が払しょくされた格好だ。また、税制改革としては海外にある米企業の海外子会社が資金を戻す際の税率を大きく引き下げるなど大きなドル買い材料となる。この税制改革法案がクリスマスまでに通過するか注目が集まる。市場の反応はあまりに慎重なものだが最終的にドル高が進行するとみる。
今日の米雇用統計は前月の反動もあり非農業部門雇用者数変化は予想以上に増加する可能性が高い。
一方平均時給は前月から低下すると予想される。もし、予想を上回るようなら素直にドル買いが進むとみる。
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