[米ドル円]米経済指標に注目

ドル円相場は113円台での硬直状態が続いており、ここから抜け出すきっかけが掴めずにいる。
東京市場では日経平均株価に連動する動きがみられたが、海外市場では日経平均先物が上昇したことで一時113円91銭まで上昇。しかし、114円の大台を意識した売りが散見されるとともにクロス円の利食い売りなどで押し戻された。
NY市場でNY株式市場が三指数ともに下落に転じたことで円買いの動きが強まりドル円はこの日の安値となる113円31銭まで押し戻された。
しかし、前日の安値113円25銭には届かずに反発したが上値も抑えられるなど動意の乏しい様子が続いた。
昨日発表された米10月PPIは予想を上回ったものの反応は限定的となった。
今日発表される米CPIや小売売上高が同様に好調な結果を示すようなら年末商戦への期待が高まり株式市場にとっては追い風となる。
米税制改革法案の行方が懸念されるものの一時的なドル買いに反応する可能性が高いとみる。
本日のドル円予想レンジ:114円10銭(61.8%)~113円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドイツ経済指標でユーロ上昇

昨日の欧州時間に発表されたドイツの7-9月期GDPが2.8%と予想の2.3%を上回ったことからユーロは上昇に転じた。ユーロドルは11月3日に付けた高値1.1690ドルを上抜けると損切りも巻き込みながらNY市場では1.17ドルミドル付近に上昇。
その後は米長期金利の低下とともに1.18ドル台に乗せるなど1.1805ドルまで上昇。底堅い動きが続いている。
10月26日のECB理事会後で下落する前のレベル1.1836ドルを上抜けるようなら一段の上昇が見込める。
次の上値目標は10月12日の高値でもありフィボナッチの61.8%戻しである1.1880ドルとなる。このレベルにはボリンジャーバンドの上限が上値を抑えており、強いレジスタンスとして意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.1880(61.8%)~1.1750
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[豪ドル円]寄り引き同時線で下げ止まり

昨日の東京時間に発表された中国小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったことで上昇で始まった豪ドル円は下落に転じた。その後欧州市場で買い戻しが入り86円84銭まで上昇する等底堅い動きが続いた。
しかしNYのオプションカット(24時)にまとまった豪ドル売りが入り豪ドル円は86円30銭まで下落。オプション絡みの売りとみられるがその後は買い戻しが入り86円60銭まで上昇して引けている。日足ローソク足を見ると寄り引き同時線が現れた。底値圏でこの十字線が出ると相場の転換サインとみられることから、そろそろ上昇に転じる可能性が高い。86円30銭付近はボリンジャーバンドの下限でもありサポートとして意識される。
一先ず86円30銭付近で打診買いを入れてみたい。
豪ドル円予想レンジ:87円00銭(38.2%)~86円30銭(前日安値)
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[全般]市場全体に停滞ムード漂う
昨日の東京市場では日経平均株価が上下に動いた後は前日比98銭の下落で終了。中国の10月小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったが東京市場への影響は見られず方向感の掴めない相場展開となった。
欧州市場に入りドイツの7-9月期GDPが予想を上回ったことからユーロが対ドルだけではなくユーロ円などのクロス通貨も上昇。ドル円もつられてこの日の高値となる113円91銭まで上昇。しかし、その後日経平均先物が下落し米長期金利が低下したことからドル円は下落に転じた。
NY市場ではこの日発表された米10月PPIが0.4%と予想の0.1%を上回った。この結果はFRBの利上げを後押しするものではあったが、市場への反応は限定的となった。
NY株式市場も三指数ともに下落に転じた。中国の経済指標の悪化が世界経済に悪影響を及ぼすとの見方もあった。原油価格もIEAが今年と来年の需要見通しを引き下げたことで1ドル余り下落したことも株価の押し下げ要因と考えられる。
ただ、好調な米国PPIには反応せず中国経済指標の悪化で下落するなど、市場の動意の乏しさの表れともいえる。
昨日は日米英欧の中央銀行総裁会議が開かれたが、市場への影響はほとんど見られなかった。
上院と下院の採決が今週末にも発表されるとの見通しもあり、それまでは動きにくい相場展開が予想される。
ただ、市場は動き出す何かのきっかけを待っているようにも見える。
今日のNY市場では米CPIやNY連銀製造業景気指数、小売売上高といったFRBの金融政策に影響する重要指標が発表される。
昨日のPPIと同様に好調な結果が予想されることから、これを機にドル買いに動き出すか注目したい。
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