[米ドル円]112円ミドル底固め

昨日の東京市場が始まる前にドル円は112円74銭まで下落するなど上値の重い展開が予想された。しかし、日経平均株価が前日に取って代わり大幅上昇となったことから円売りが進みドル円は113円33銭まで上昇。しかし、欧州市場でユーロ円を中心としたクロス円の売りが強まりドル円もつられ安となった。
NY市場では株式市場が堅調な地合いで始まったもののユーロ円の売りが再び強まりドル円は112円74銭まで下落。しかし、このレベルは東京市場での安値でもあり下げ止まった。
その後米下院で税制改革法案が可決されたことでドル円も113円台に乗せて引けている。
今度は上院との調整が懸念されるものの一先ず安心感が広がった。
112円74銭で短期的にダブルボトムを形成した感もあり、今日は底固めから上値を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:113円60銭(50.0%)~112円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言に注目

昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏10月HICPは予想通り1.4%の上昇となったことで市場の反応は見られなかった。しかし、その後ユーロは対ドル対円で売りが強まり下落。
ユーロドルは米長期金利が上昇したことが要因とみられ1.1757ドルまで下落。その後NY市場で1.1785ドルまで反発したが戻りも限定的となった。
日足のローソク足を見ると前日に高値サインとなる寄り引き同時線が出ており、昨日は陰線で引けている。
今日は欧州市場でドラギ総裁の講演を控えており、その内容次第では更に下値を試す展開が予想される。
下値目途としては半値戻しの1.17ドルがサポートとなる。このレベルにはボリンジャーバンドの中心線もあり短期的に買いを入れてみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1800~1.1700(50.0%、BB中心線)
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[豪ドル円]豪雇用統計で下げ止まり

昨日のアジア時間に発表された豪州10月雇用統計では新規雇用者数が0.37万人と予想の1.88万人を下回ったことで豪ドル円は発表直後85円40銭まで下落。しかし、同時に発表された失業率が5.4%と予想の5.5%を下回ったことから反発。その後欧州市場にかけても堅調な地合いで推移し、この日の高値となる86円02銭まで上昇。しかし、NY市場にかけて円買いが強まり85円63銭まで押し戻された。ただ、東京時間に付けた安値85円40銭には届かずに85円80銭付近に反発して引けている。
前日には損切りを巻き込みながら大幅下落となったことで豪ドルのロングポジションが大分解消されたように見える。
下落基調は変わらないものの週末ということもあり短期的に買い戻しの動きが強まるとみている。
ボリンジャーバンドの下限である85円60銭付近で短期的に買いを入れてみたい。
ただし、85円40銭が抜けたところでは損切りも入れておく。
豪ドル円予想レンジ:86円40銭(38.2%)~85円60銭(BB下限)
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[全般]株高円安も値動き限定的
昨日の東京市場では日経平均株価が前日の下落から一転して上昇して始まると112円台に下落していたドル円も113円台を回復。クロス円も全般に底堅い動きとなった。
しかし、欧州から米国市場にかけてユーロ円などのクロス円の売りが強まるとドル円もつられ安となり112円75銭まで下落。その後はNY株式市場が三指数ともに大きく上昇したことで円売りの動きが強まった。また、米下院では共和党の税制改革法案が可決したことも株式市場の追い風となった。しかし、下院での可決は既に織り込まれていたことや、今後上院との調整が難航するとの見方から為替への影響は限定的となった。
昨日発表された米10月鉱工業生産は0.9%と予想の0.5%を上回るなど好調な米国経済を示すものとなったが市場への反応は鈍かった。それだけ今の注目材料は米国税制改革法案に集まっていることを示すものだ。
今日もNY時間には住宅着工件数が発表されるが市場の注目は低い。週末ということからポジション調整の円安の動きが強まる可能性が高いとみるが、値幅も限定的となりそうだ。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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