ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[米ドル円]過度な円高の反動

(米ドル円時間足)


週明けからドル円はドイツの政局不安を背景に売りが先行。ひと月ぶりに112円を割り込み111円89銭まで下落した。その後は112円を挟んでのもみ合いが続いたが欧州市場でユーロが買い戻されたことからドル円の売りも収まった。
NY市場に入り欧米株式市場に続きNY株式市場も三指数ともに上昇して始まったことからリスク回避の動きが後退。米長期金利の上昇も重なりドル円は終日堅調な地合いが続き112円71銭まで上昇。そのまま引けてきた。
日経平均先物も上昇するなど、先週の過度な円高の動きの反動がみられた。
北朝鮮問題やロシア疑惑、そしてドイツの政局不安といったドル円にはネガティブな材料が重なっているが、過度に反応し過ぎた観もある。
111円台では流石に買いがしっかりと入ったことが確認されて今日は113円台を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:113円30銭~112円20銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]欧州政治への警戒感

(ユーロ米ドル4時間足)


週末にドイツ3党の連立協議が決裂したことが伝わり週明けシドニー市場でユーロ売りが先行。1.18ドル付近から1.1720ドル付近に下落。東京市場でも上値の重い展開が続いた。
しかし、欧州市場に入ると買いが先行して始まると下落前のレベル1.18ドル台に押し戻された。元々東京市場でのユーロ取引の流動性が引くこともありポジションの巻き戻しを欧州勢が仕掛けたとみられる。
しかし、その後は再びユーロ売りが強まり結果的にシドニー市場で付けた安値付近である1.1730ドル付近に下落して引けてきた。
メルケル政権は今後再選挙か他の連立の相手を探すか、それともこのまま少数与党として残るかの選択に迫られる。
もし、選挙となり右翼政党が躍進するようなら欧州政治全体への警戒感が広がることになる。目先はまだユーロ売り圧力が残る中で、今日も下値を模索する動きが予想される。
ただ、この動きもある程度想定内でありユーロの下値も限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1760~1.1670(61.8%)

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[豪ドル円]RBA議事要旨に注目

(豪ドル円日足)


週明け早々ドイツの政局不安によりリスク回避の動きが先行し豪ドル円は84円50銭に下落。薄商いのなかということもあり買い戻しの動きも見られたが結果的にこれがこの日の安値となった。
欧州市場に入ると過度な警戒感は後退し円の売り戻しが強まると下落前のレベルである84円90銭付近を上抜いた。
このレベル付近の損切りを巻き込みながらNY市場で豪ドル円は85円台を回復。ほぼ高値圏での引けとなった。
日足チャートを見るとボリンジャーバンドの下限でのバンドウォークが続いている。
今日はRBA議事要旨が公開されるが、市場は緩和政策の継続を織り込んでいる。
世界的な景気回復傾向にある中で、豪州の先行きに自信が示されるような内容となれば豪ドル円の反転も期待できる。
もし、これでも豪ドル買いに反応しないようなら最終的に82円割れも視野に入る。
ただ、今週は日本の勤労感謝や米国感謝祭が控える中で豪ドルショートの買い戻しが入りやすいとみている。

豪ドル円予想レンジ:85円80銭~84円70銭

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[全般]独政局不安で株価上昇

週末にドイツの連立協議が決裂したとの報道から市場のリスク回避の動きが高まりドル円は112円台を割り込むなど、先週の軟調な流れを受け継いで始まった。
週明け東京市場ではドイツの3党連立協議が決裂したことを受けリスク回避の動きから日経平均株価が大きく下落。ドル円も約1ヶ月ぶりに111円台後半に下落して始まった。
また、ユーロも早朝から売りが強まり1.18ドルから1.17前半まで下落した。
しかし、欧州市場に入るとユーロの買い戻しの動きで始まるとドル円も112円台に回復。
ドイツの株式市場も含め欧州株式市場が堅調な地合いで始まると市場の過度な不安感が後退。
NY市場でも株式市場が三指数ともに上昇して始まると米長期金利も上昇。ドル高の動きに加え円安の動きが重なりドル円は112円ミドルを上抜けて上昇。
この日はイエレンFRB議長の任期最後となる議会証言が開かれた。議長はパウエル次期FRB議長就任後に理事としても残らない旨を伝えたが市場への影響は見られなかった。
トランプ大統領が北朝鮮をテロ支援国家に指定したものの、こちらも市場への影響は限定的となった。
結果的に市場は明後日の感謝祭を控え株も為替もポジション調整の域を脱していないとみられる。
ドイツの政局不安が株高に反応するなど、ちょっとした材料にもポジション調整のきっかけとして反応しているだけにも見える。
過度に円高が進んだその調整の動きが今日も継続するとみる。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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