ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[米ドル円]リスク選好でも113円は重く

(米ドル円時間足)


東京市場で日経平均株価が大きく上昇しドル円も112円70銭まで上昇。しかし、前日のNYで付けた高値112円71銭を上抜けなかったことでドル円の上値の重さが確認された。その後NY市場でドル円は特に材料がない中で112円18銭まで下落。
しかし、NY株式市場が三指数ともに上昇したことを受け米長期金利も上昇。リスクオンの動きによる円安とドル高でドル円は下げ止まった。
その後は112円ミドル付近に押し戻されてもみ合いが続いている。
明日は日本が勤労感謝、NY市場は感謝祭で休場となることからポジション調整の動きも見られたが、既に一巡したとみられる。
市場の最も注目するのが米国税制改革の行方であり、その結果を見極めるまでは一方向に傾けにくい。
目先はドイツの政局不安やロシア疑惑などもありドル円の上値は抑えられやすい状況が続く。

ドル円予想レンジ:112円90銭(50.0%)~111円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ドイツ政局不安がポンド売り圧力

(ポンド米ドル日足)


ドイツの連立協議が決裂したことを受け、英国ブレグジットに柔軟的なメルケル首相の求心力が低下するとの見方が浮上。ポンドにとっては逆風となる。
しかし、メイ首相はEU側からの600億ユーロの清算金の支払いに対して当初の200億ユーロから400億ユーロまで増やすとの方針を示した。
今後のドイツの動向次第でポンドの動向が左右されそうだ。
目先はボリンジャーバンドの上限と中心線のレンジ相場に入っており、ポンドドルが上限の位置する1.3290ドル付近手前で売りを出したい。
利食いレベルはフィボナッチ38.2%戻しでもありボリンジャーバンドの中心線となる1.31ドル後半の手前で買い戻しを入れる。

ポンドドル予想レンジ:1.3290(BB上限)~1.3180(BB中心線、38.2%)

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[豪ドル米ドル]RBAの利上げ期待

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に公開されたRBA議事要旨では「政策の据え置きは成長やインフレ目標に整合的と判断」「賃金圧力はかなり不確実性がみられる」などこれまでの内容を踏襲するものとなった。市場は今後も緩和政策の継続を示唆するものと受け止め発表後、豪ドルは下落に転じた。しかしこの内容はほぼ織り込み済みでもあり、豪ドルドルは0.7550ドルから0.7531ドルまでと下げ幅は限定的となった。
欧州時間にはロウRBA総裁が「政策金利の次の動きは引き上げの可能性が高い」と発言したことで豪ドルは対ドルだけではなく対ユーロなどでも買いが入り上昇。NY市場では0.7590ドルまで上昇するなど、利上げ期待から一転して買い意欲が高まった。
ボリンジャーバンドの下限で反発したことで上値目標はボリンジャーバンドの中心線の位置する0.7670ドル付近となる。ただ、その前にフィボナッチ50.0%戻しとなる0.7630ドル付近が強いレジスタンスとして意識される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7630(50.0%)~0.7540

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[全般]感謝祭控え薄商いのなか調整一巡か

昨日の東京市場では前日の米長期債利回りの上昇や株価の上昇を受け日経平均株価も上昇。これを受けドル円は堅調な地合いを見せた。
日経平均株価は一時300円超の上昇を見せるとドル円も112円70銭まで上昇。しかし、前日のNY市場での高値となる112円71銭とほぼ同レベルを越えることはできなかった。この時間帯にはRBA議事要旨が公開され、改めて緩和政策の継続が示されたことで豪ドル売りも見られた。
その後は特に目立った材料もなく欧州市場でも動意が乏しかった。
NY市場では米10月中古住宅販売件数が2.0%と予想の0.2%を大きく上回る好結果となったが反応は見られなかった。その中ドル円だけがまとまった売りが入ると112円前半まで下落。明日の感謝祭を控え市場の流動性が低下する中でポジション調整の売りが入ったとの観測もあった。
一方、NY株式市場は企業決算の結果を受け三指数ともに上昇。リスク回避の動きが先行する中で米長期金利の上昇もありドル円は112円ミドル付近に押し上げられて引けている。
感謝祭前ということから市場は米経済指標の結果にも反応は鈍くなるなど、動きづらい展開となっている。
今日はNY時間にイエレンFRB議長の任期最後の議会証言が控えるが、既に辞任することが決まっているだけに影響は限定的とみる。
未明にはFOMC議事要旨の公開もあるが12月の利上げは既に織り込んでおり、来年のメンバーが入れ替わることもありこちらも影響は限定的とみる。
ただ、市場の流動性が低下する中でちょっとしたことで上下に振られやすくなっており注意が必要だ。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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