ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[米ドル円]日米祝日のなか動意乏しく

(米ドル円日足)


東京市場では前日のNY株式市場の流れを継いで日経平均株価は軟調な地合いで始まった。
イエレン議長の議会証言は中立的な内容となり市場への反応は見られなかったことも安心感を与えたとみられる。
ただ、欧米市場にかけて日米祝日を控えたポジション調整の動きと思われる円高ドル安の動きが強まった。
NY時間に発表された米10月耐久財受注が予想を下回ったことでその動きがさらに加速。
また、未明に公開されたFOMC議事要旨では利上げに慎重な少数派の意見に市場は反応し米長期金利が低下。ドルが全面安となりドル円は111円15銭まで下落した。
一目の雲の上限でありフィボナッチ38.2%戻しの112円を明確に割り込んだことでドル円に対する弱気のセンチメントが拡大した。
ただ、市場の流動性が低下する中での下げだけに祝日明けとなる明日はその反動には注意したい。明日はブラックフライデーで週明けはサイバーマンデーとなることから市場のセンチメントは一転して強気に傾く可能性もある。
111円付近はフィボナッチ50.0%戻しのレベルでもあり打診買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:111円70銭~111円00銭(50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ドル金利低下によるユーロ買い

(ユーロ米ドル時間足)


ドイツの政局不安を背景にユーロ安が進むかと思われたがユーロドルは1.17ドル前半で下げ止まり反発に転じた。
昨日の東京市場でユーロドルは底堅い動きとなり欧州市場に入ると1.1773ドルまで上昇。一旦は押し戻されたが前日の安値となる1.1714ドルが意識され下げ止まった。
NY市場で発表された米10月耐久財受注が予想を下回ったことでドル売りが強まるとユーロドルは1.17ドル後半に上昇。
その後FOMC議事要旨がハト派的な内容にだけ反応したことで米長期金利が低下。ドル安の動きが強まるとユーロドルは1.18ドルを上抜き1.1827ドルまで上昇し高値引けとなった。
今日は日米市場が休場ということからポジション調整の動きとみられることから、これ以上は投機的な動きが中心となりそうだ。
ドイツの政治リスクを背景にユーロの上値は抑えられるとみてよいだろう。
薄商いの中で上昇したユーロだけに今日は振り落としに気を付けたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1830~1.1770(50.0%)

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[豪ドル米ドル]下降トレンド継続

(豪ドル米ドル8時間足)


下落が続いた豪ドルも昨日のドル安により下げ止まりから反発に転じた。
昨日の東京市場で豪ドルドルは上値の重い展開で始まり欧州市場にかけて0.7550ドル付近まで下落。下降トレンド継続かと思われた。
しかし、NY市場に入り米10月耐久財受注が予想を下回ったことを機に上昇。
また、FOMC議事要旨がハト派的との見方から米長期金利が低下するとドルが全面安。
豪ドルドルは目先のレジスタンスとみられた0.76ドルを上抜き0.7623ドルまで上昇。高値引けとなった。
豪ドルが買われたというよりもドル安が豪ドルの下げを止めた格好だ。
この動きも日米が休場前のポジション調整とみられることから、そろそろ豪ドル買いも一巡する頃とみられる。
下降トレンドが継続しており、そのトレンドラインがフィボナッチ50.0%戻しとなる0.7630ドル付近と重なることから強いレジスタンスとして意識される。このレベルを上抜いたとしてもフィボナッチ61.8%戻しであり先週の終値となる0.7560ドル付近が上値を抑えるとみる。
0.7660ドルに損切りを置き0.7630ドル付近の戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7630(50.0%)~0.7540

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[全般]悪材料探しでドル安円高

昨日は祝日前の東京市場でドル円は上値の重い展開で始まり、NY市場でも予想を下回った経済指標の結果を受け加速。円高ドル安の動きが強まった。
昨日の東京市場では日米金利差縮小の思惑からドル円は上値の重い展開で始まった。
辛うじて112円台を保っていたドル円も欧州市場に入るとユーロが欧州危機への懸念から下落したことでドル安となり111円台に突入。
その後NY市場で米10月耐久財受注が-1.2%と予想の0.3%を下回ると市場はドル売りに反応。前週分新規失業保険申請件数やミシガン大学消費者態度指数・確報値が予想以上の好結果を示したものの、市場は悪材料に対してだけ反応。
その後FOMC議事要旨が公開されるとドル売りが加速。議事要旨では数人のメンバーが弱いインフレを理由に当面の利上げに反対し、「インフレが2%目標に向けて軌道が明らかになるまで利上げを延期すべき」と指摘した。一方、多くのメンバーは「近い将来利上げは正当化され、経済がトレンドを上回り続ける」との判断を示した。市場は利上げにネガティブ材料に反応。米長期金利は低下しドルは全面安となりドル円も111円前半に下落した。
今日は日米が祝日となることもあり市場の流動性が低下したことで最終的にポジションの巻き戻しが入ったとみられる。
今日もドル円にとってはネガティブ材料に反応しやすい余韻が残るとみられるが、特に目立った材料はない。
市場の注目は日米以外の通貨であるユーロやポンドなどに移りそうだ。ただ、短期的な取引が中心となれば「往って来い」になりやすく、深追いは禁物だ。

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