ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-12

[米ドル円]113円台を目指す

(米ドル円日足)


米税制改革への期待からドル円はNY市場で112円ミドルを上抜くなど底堅い動きで引けている。
112円ミドルは11月22日のFOMC議事要旨が公開されドル円が下落する直前のレベルであり欧州市場では上値が抑えられた。
NY市場でコリンズ上院議員が「税制改革には多くの懸念がある」と発言したことでドル円は111円79銭まで下落。しかし、その後マケイン上院議員が税制改革への支持を表明し一転。ドル円は112円ミドルを上抜き112円64銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
米GDPやその他の好調な経済指標の結果を受けFRBの利上げペースは今後も変わらないとみられる。それに加えて税制改革法案が可決されるようなら利上げペースが加速する可能性が高い。
これまで連動性が低下していた株価や原油価格の上昇もそろそろドル円を押し上げる動きが始まるとみている。
目先は一目の雲の上限の位置する113円付近からフィボナッチ61.8%戻しとなる113円30銭を試しに行くとみている。

ドル円予想レンジ:113円30銭(61.8%)~112円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド円]雲から抜け出し上昇加速

(ポンド円日足)


EUとの離脱交渉が前進するとの見方が広がりポンドは対ドル対円での上昇が加速している。
昨日の東京市場では月末という特殊要因もありポンド円の買いが朝方から見られた。
欧州市場でも円安の流れが強まるとポンド円は151円ミドルまで上昇。一旦は上値が抑えられたもののNY市場で税制改革法案への期待が高まりリスクオンの円売りが強まると更に上昇。また、この日はOPEC総会が減産期間の延長に合意したこともポンド買いを促す要因となった。
一目の雲の上限を上抜きポンド円の上昇は加速。次の上値目途は9月21日に付けた今年の高値152円85銭が意識される。

ポンド円予想レンジ:152円85銭(9月21日高値)~151円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[カナダドル円]OPEC総会の結果を受け

(カナダドル円日足)


昨日開かれたOPEC総会では市場の予想通り減産期間を来年3月末から12月末へと9ヶ月延長することで合意。また、これまで適用外であった、リビアの生産量に上限枠を設けることで合意。これを受けた原油価格の上昇は小幅なものではあったが、今後も底堅い動きで推移すると予想される。カナダドルは対米ドルではFRBの利上げ観測から上値は抑えられることから金融政策の違いから対円での買いが有利となる。
ボリンジャーバンドの下限でバンドウォークがここにきて放れ始めている。
本日NY時間に発表されるカナダ9月月次GDPは前月比で0.1%の予想となるが、原油価格の上昇などから予想を上回る可能性もある。また、同時に発表される雇用統計も11月失業率が前回の6.3%から6.2%に低下すると予想される。
改めて好調なカナダ経済が示されるようならカナダ円の下放れが明確になり一段の上昇が見込めそうだ。

カナダ円予想レンジ:87円90銭(38.2%)~87円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]米税制改革法案可決期待

昨日は米税制改革の行方を巡りドルが乱高下する場面がみられたが最終的に合意に至るとの期待が高まり株価が大幅上昇となりリスクオンの円安が進んだ。
昨日の東京市場では前日の米GDPの結果や11月末に絡んだドル買い需要もありドル円は底堅い動きで始まった。
欧州市場では米長期金利の上昇によるユーロ売りが強まるとドルが買われドル円は112円48銭まで上昇。しかし、このレベルは前週のFOMC議事要旨の公開でドル円が下落するときのレベルであり上げ止まった。
NY時間にはコリンズ共和党上院議員が「税制改革には多くの懸念がある」と発言したことで市場に失望感が広がりドル円は111円台に下落。しかし、その後共和党の重鎮であるマケイン上院議員が「共和党がまとめた税制改革を支持する」と発言したことで相場は一転。大型税制改革法案成立に向けた期待が高まりNYダウは300ドル余り上昇。これを受け長期金利が2.4%台に上昇するとドル円は112円64銭まで上昇。
ほぼ高値圏での引けとなった。
今日から12月が始まり相場が税制改革を巡り新たな展開に入るとみている。
今日にも上院での税制法案を採決する可能性が高まっており、そうなればこれまでドル円の上値を抑えていた要因が一つ後退することになる。
昨日行われたOPEC総会でも減産期間を来年3月末から12月末に延長が決まった。これまで適用が免除されていたリビアにも上限を設けられた。この結果はほぼ織り込み済みということもあり大きな動きはなかったものの今後の原油価格の下支えとなることもドル円にとって追い風となる。
ただ、昨日ホワイトハウスがティラーソン国務長官を更迭させる方向で動き始めたことが伝わるなど、トランプ政権の危うさも燻る。
依然北朝鮮問題やロシア疑惑など不安材料もあり一方向のドル高というわけにはいかないものの、ドル円の上昇への条件は整い始めている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する