ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-12

[米ドル円]雲の上限に上値抑えられる

(米ドル円日足)


週末に米上院で税制改革法案が可決したことを受けシドニー市場でドル円は113円付近まで上昇して始まった。午後に入り日経平均株価がマイナスに転じたもののドル円の底堅さは継続。欧州市場で米長期金利が上昇したことでドル円は113円07銭まで上昇。
一旦は利食い売りに押されたもののNY市場ではNYダウが大きく上昇して始まったことでドル円は再び113円09銭まで上昇。しかし、ハイテク株中心に下落したことでナスダックが下落。税制改革も今後一本化に向けた動きが難航するとの見方もあり一本調子のドル円の買いにはつながらなかった。
結局113円前半には一目の雲の上限が意識されたのか112円ミドル付近に押し戻されて終了。
NY市場の引けにかけてマコネル上院院内総務が「上院は今週中に暫定予算が可決に向かう」「大統領に速やかに税制改革案を届けることを目指す」と発言。
最終的に税制改革法案が可決されるとの見方が多い。
まだ市場は慎重な姿勢を崩していないもののドル円の売り材料は後退しており、押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:113円00銭~112円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]離脱交渉合意に至らず

(ポンド円日足)


ロンドン時間にEU首席交渉官が「ブレグジット交渉は4日に進展すると見込んでいる」との発言でポンドは151円70銭から152円95銭に上昇。9月21日に付けた今年の高値152円85銭を上抜いた。
しかし、その後BBCが「EU離脱交渉は本日合意なし」との報道で一気に下落。一時151円26銭まで下落しほぼ安値圏での引けとなった。
しかし、EUとの交渉は今後も継続。
今月半ばに行われるEU首脳会議までには合意に至るとの見方がある。
一旦は押し戻されたものの、メイ首相は簡単に妥協しないとの姿勢が今回示されたことを英国民は寧ろ好感。
ボリンジャーバンドの中心線が上向きに転じており押し目買いを狙っていきたい。

ポンド円予想レンジ:152円50銭~150円60銭(38.2%)

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[豪ドル円]RBA政策会合に注目

(豪ドル円2時間足)


米税制改革法案が上院で可決したことを受け豪ドル円はシドニー市場で先週末の終値85円35銭から85円60銭に上昇して始まった。
その後も上昇トレンドは継続されNY市場でこの日の高値となる85円96銭まで買われた。しかし、86円付近には戻り売りが待ち構えていたとみられ反落。結局先週末の終値となる85円35銭付近まで押し戻され往って来いとなった。
本日東京時間に開かれるRBA政策会合では現行の政策金利1.5%を維持すると予想される。
今後も緩和政策の継続が示されるとみられるが、将来的に利上げの可能性が示されないようなら一時的に85円付近を試す展開を予想する。ただ、堅調な豪州経済は継続しており、いずれ利上げに踏み切るとの期待が市場にはある。
下げ幅が限定的であれば打診買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:85円70銭~85円00銭(61.8%)

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[全般]米税制改革進展も限定的

先週末に米上院で税制改革法案が可決されたことを受け週明け東京市場でドル円は113円付近まで上昇して始まった。ただ、トランプ大統領周辺とロシアの不透明な関係を巡るロシアゲート問題による政治の混乱が足かせとなっており、それ以上の積極的なドル買いにつながらなった。
結局この日の日経平均株価はマイナスで引けたものの欧州市場では米長期金利が上昇したことを受けドルが上昇。ドル円は2週間ぶりに113円台を回復した。
また、EUとのブレグジット交渉が進展しているとの見方からポンドが大きく上昇。しかし、その後EUとの交渉は合意に至らなかったことが伝わると一転。ポンドが急落したがその後の交渉に期待が残ることから反発する場面も見られた。
NY株式市場は税制改革法案が上院を通過したことを受けNYダウは大きく上昇したもののハイテク株が売られる中でナスダックは下落幅を拡大するなどまちまちの動きとなった。税制改革への期待がもっと高まるかと思われたが、今後の成り行きを見守る姿勢がみられたことでドル円は112円ミドル付近に押し戻されてこの日は終了。
米国の好調な経済を背景にFRBの利上げ観測から米長期金利は底堅い動きとなっており、株式市場もまちまちながらも全般に力強い動きが継続。
トランプ政権への不透明感は根強いものの今の時点では米税制改革法案可決への期待が上回る状況となっている。
ドル円やクロス円ともに緩やかな上昇基調に入ったことに変わりはないとみる。

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