[米ドル円]対日貿易赤字拡大でも円高に振れず

昨日の東京市場でドル円は112円40銭付近で始まり日経平均株価が下落にも関わらず底堅い動きが続いた。112円70銭に上昇した後欧州勢の売りにより再度112円40銭付近に押し戻されたが反発。NY市場にかけて再び上がり始め112円87銭まで上昇。
この日発表された米10月貿易収支では対日赤字が33%増加したものの市場の反応は見られなかった。NY株式市場が三指数ともに下落したことでドル円も112円53銭まで下落して引けたものの底堅さが目立つ。
今日のNY時間に発表されるADP雇用統計は週末の雇用統計の前哨戦となるもので予想を上回るようなら上値を試すきっかけになるとみる。
一目の雲の上限でありフィボナッチ61.8%戻しとなる113円20銭付近がレジスタンスとして意識される。
ドル円予想レンジ:113円20銭(雲の上限、61.8%)~112円40銭
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[ポンド円]離脱交渉合意に至らず

東京市場の引け後にポンドは対ドル対円でまとまった売りが入り下落。151円70銭付近から150円53銭まで1円20銭近く下落した。特に目立った材料は見られなかったものの前日のEU離脱交渉が不調に終わったことが意識されたとみられる。
しかし、その後は買い戻しの動きが入り下落前のレベルを上回る151円81銭まで上昇するなど投機筋の仕掛けが入った可能性が高い。
結局引けにかけて151円前半に押し戻されて引けており、目先の上値の重さが確認された。
結局9月に付けた152円台の高値を超えられなかったことでダブルトップ気味に折り返している。
再度上値を試すにしても一度下値の堅さを確認に行くとみる。下値目途としては一目の雲の上限でもありフィボナッチ50%戻しとなる150円が意識される。
ポンド円予想レンジ:151円80銭~150円00銭(雲の上限、50.0%)
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[カナダドル円]BOC政策会合に注目

先週発表されたカナダのGDPは予想を上回る上方修正となった。また、同時に発表された雇用統計も失業率が大幅に改善されるなどカナダの好調な景気を示すものとなった。
更に原油価格もOPECの減産期間延長などを背景に堅調な地合いが続いている。
本日開かれるカナダ中銀(BOC)の政策会合では政策金利1%を据え置くと予想されるが、声明文に注目したい。もし、前回よりもタカ派的な内容となれば利上げ期待の高まりからカナダドルの一段の上昇につながる。
先週末に大きく上昇しボリンジャーバンドの中心線を上抜いたが、今週に入り調整の売りと買いの攻防が続いている。
上値目途としてフィボナッチ61.8%戻しとなる89円70銭付近が意識される。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する88円40銭を底値とみて押し目買いを入れてみたい。
カナダ円予想レンジ:89円70銭(61.8%)~88円40銭(BB中心線)
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[全般]動意薄のなかドル小幅上昇
昨日の東京市場は前日のNY株式市場でダウが上昇したもののナスダックが大きく下落したことから軟調な地合いとなった。ドル円も前日と比較してドル安レベルで始まったものの112円前半では買いが並んだことで底堅い動きを見せた。
また、この日はRBA政策会合が開かれ政策金利を予想通り据え置きとしたが、声明の内容がややタカ派的なものとなり豪ドル買いもみられた。
ただ、欧州市場に入ると欧州勢が豪ドルやドル円を売りから入ったもののすぐに反発するなど短期筋中心の動きが目立った。
NY時間に発表された米11月ISM非製造業景況指数は57.4と予想の59.0を下回ったことで発表後ドル売りが進んだもののすぐに買い戻しが入った。
NY株式市場では前日上昇したダウは利益確定の売りに押されて下落したもののナスダックは小幅下落にとどまった。
週末の米雇用統計を控えていることや米税制改革の一本化への動きが難航するとの見方から市場全般に動意が乏しく続いている。
今日のNY時間に発表される11月ADP雇用統計では前月から雇用者数が減少すると予想されるが既に織り込み済み。
短期筋中心の動きが目立つことから一時的にどちらかに振れたとしてもすぐに戻るなど「往って来い」になりやすい。
ロシアゲート疑惑が燻るものの税制改革に向けた動きやFOMCでの利上げ観測を中心としたドル買いの動きは継続するとみる。
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注意喚起
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