ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-12

[米ドル円]クロス円の売りに上値抑えられる

(米ドル円日足)


東京時間にトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都として認定したことが伝わると日経平均株価が大幅安となり円買いの動きが強まった。ただ、ドルもリスク回避として買われたことからドル円は112円手前で下げ止まった。
欧州市場に入るとユーロを中心にクロス円の売りが強まるとドル円は112円を片足割り込む場面も見られた。しかし、111円90銭付近は一目の転換点が位置することもあり111円台ではしっかりとした買いがみられた。
中国株式市場も下落が続いていることも市場の不安感を増す要因となっている。
ただ、市場の最も大きな関心は米税制改革の行方であり、この法案が可決されるようなら市場のリスク回避の巻き戻しが一気に強まるとみている。
明日の雇用統計発表を控えドル円は112円台での膠着状態が続きそうだ。

ドル円予想レンジ: 112円60銭~110円90銭(転換点、50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]アイルランド国境問題がポンドの足枷

(ポンド円日足)


東京時間に伝えられたイスラエルを巡る地政学的リスクの高まりから円買いの動きが強まる中でポンドの売りも重なりポンド円は下落に転じた。ロンドン市場が始まるとアイルランド国境問題への不透明感からポンド売りが入るとポンド円は下げ足を加速させこの日の安値となる149円76銭まで下落した。その後は下げ止まりを見せたもののNY株式市場もまちまちの動きとなり、ポンド円は一日を通して上値の重い展開が続いた。
テクニカル的にみると153円付近でダブルトップを付けたことから次はネックラインの147円付近を試す展開が予想される。
一先ずボリンジャーバンドの中心線の位置する149円50銭からフィボナッチ61.8%戻しの149円20銭付近を試す展開を予想する。

ポンド円予想レンジ:150円70銭~149円20銭(61.8%)

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[カナダドル円]ハト派的なBOC政策会合

(カナダドル円日足)


昨日開かれたカナダ中銀(BOC)の政策会合では現行の予想通り政策金利1.0%の据え置きを決定。声明文では「現在の金融政策スタンスが適切であると判断」「理事会は今後政策金利の調整に慎重を期する予定」などハト派的ともとれる内容となったことからカナダドルは発表後急落。
この日は地政学的リスクの高まりから円買いの動きが強まる中での下落となりカナダ円は発表前のレベル88円70銭付近から87円67銭まで1円余り下落した。
市場は先週の好調なカナダ経済指標の結果を受け利上げに前向きな姿勢が示されるとの見方が広がっていただけに、失望売りがみられた。
ただ、原油価格の上昇などカナダ経済の強さからいずれ追加利上げに踏み切る可能性が高いとみられる。
一先ずフィボナッチ61.8%戻しとなる87円60銭手前で下げ止まったことで売りはほぼ一巡したとみる。
時間調整後は再び買い戻しの動きが強まるとみている。

カナダ円予想レンジ:88円20銭~87円60銭(61.8%)

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[全般]地政学的リスクでドル高円高

中東の地政学的リスクの高まりからリスク回避のドル高と同時に円高が進みクロス円全般に売りが強まった。
昨日の東京時間にトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し米国大使館を移転するとの報道が流れ日経平均株価が大幅安となった。これを受けリスク回避の円買いの動きが強まると同時にドルも上昇。ドル円は112円に迫ったが値動きは小幅にとどまった。
この日は中国・上海総合指数も三日続落となり3か月半ぶりの安値を付けたことも市場のリスク回避を促した。欧州市場に入るとユーロを中心にクロス円の売りが強まるとドル円も112円を割り込む場面も見られた。
この日はポンドの売りもクロス円の下押し要因となった。ブレグジットにより南アイルランド政府が北アイルランドに対してVATや消費税を課すために税関が必要となるなど国境問題が生じるとの懸念がポンド売りにつながった。
NY市場ではダウはマイナスとなる一方でナスダックが上昇するなど最近三指数がまちまちの動きとなることが目立つ。市場の流れに変化が生じ始めた可能性もあり、それが不安感を招いている可能性もある。
市場は米国税制改革に向けた一本化の動きが始まるなど期待感が高まる一方でロシアゲート問題が影を落とす。また、中国・上海総合指数が下落するなど中国経済への不安も燻る。
そこにイスラエルの首都問題が高まったことで市場は過度に反応したとみられる。
大きな調整には陥ってはいないものの、週末の雇用統計発表まではちょっとした悪材料に反応しやすい状況が続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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