[米ドル円]米税制改革の不透明感

FOMC会合では噂で買って事実で売るといった格好となり会合後はドル売りが強まった。東京市場でドル円は112円ミドルからじりじりと買い戻しの動きが入り欧州市場で112円89銭まで上昇。しかし、113円には届かなかったことで弱気の見方が広がった。
NY市場で米11月小売売上高が予想を上回ったものの上昇は限定的。その後税制改革に対する一部の上院議員が反対、もしくは賛否を決めかねているとの報道もありドル円は112円07銭まで下落。しかし、112円00銭にも届かずに反発して引けている。
相場の中心は米税制改革に集まることから関連のニュースには敏感に反応しやすくなっている。ただ、材料に出尽くし感もあり週末ということで112円台での攻防が続くとみる。
ドル円予想レンジ: 112円90銭~112円00銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]GDP成長とインフレ見通しのギャップ

欧州時間に開かれたECB理事会で政策金利が予想通り0.00%に据え置かれ市場の注目はドラギ総裁の記者会見に集まった。
ドラギ総裁は2017年のGDP成長見通しを前回の2.2%から2.4%に引き上げ今後三年間も上方修正したことでユーロは上昇。しかし、同時に発表されたインフレ率の見通しは2020年になっても目標の2%には届かないとの見通しを示したことでユーロは反落。
結果的にFOMC会合の結果をうけてユーロドルは上昇する前のレベルである1.1765ドルまで下落して引けている。
米ドルは税制改革法案を巡りやや弱含みで推移していることからユーロの下げもそろそろ終盤に近いとみている。
12日に付けた安値1.1720ドル手前付近では買いを入れてみたい。
ユーロドル予想レンジ: 1.1840(50.0%)~1.1720(12月12日安値)
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[豪ドル米ドル]好調な豪雇用指数で利上げ期待も

昨日の東京時間に発表された豪州11月新規雇用者数は6.16万人と予想の1.90万人を大きく上回ったことで豪ドルは上昇。豪ドルドルは0.7620ドル付近から一気に0.7670ドルまで上昇した。
この結果を受け市場はRBAの利上げ期待が一部で高まり始めたとみられる。
ただ、米国の税制改革法案が可決に向かうようなら米金利上昇期待が再び高まり豪ドルの上値は抑えられることになる。
一先ず12月5日に付けた高値を上抜けしたことで買いの勢いはあるものの、積極的に豪ドルを買うにはリスクが高い。
ボリンジャーバンドの上限の位置する0.7680ドルから半値戻しとなる0.7700ドルの大台付近では一旦売りを出してみたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.7700(50.0%)~0.7650
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[全般]材料出尽くし感からポジション巻き戻し
昨日の未明に開かれたFOMC会合では予想通り利上げが実施され、同時に来年の利上げ見通しが変わらなかったもののドルは下落に転じた。
東京市場では日経平均株価が軟調な地合いで推移する中ドル円も動意が乏しかった。
欧州市場ではECB理事会が開かれ予想通り政策金利は据え置かれた。経済見通しでは全般に上方修正されたことでユーロ買いが進んだもののインフレ見通しが引き下げられたことで反落。ポジション調整の巻き戻しが入った模様。
BOE政策会合も予想通り政策金利が据え置かれ将来の利上げは限定的かつ緩やかなものになるとの見方が示されポンドの動きは限られた。
NY時間に発表された米11月小売売上高が0.8%と予想の0.3%を大きく上回りドルが上昇したもののその後下落に転じている。
注目の米税制改革法案は一部の共和党議員の反対や賛否を決めかねているとの報道もありドル円は下落幅を拡大。
材料出尽くし感もあり全般にポジション調整の動きが目立つ一日となった。
本日も税制改革の行方が市場の焦点になると思われるが、メインイベントが通過したことで相場は膠着状態に入る可能性が高い。
クリスマス休暇に近づく中で流動性が低下しており予想外の動きには注意したい。
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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