[米ドル円]税制改革への期待と日銀会合

先週はFOMC会合が開かれ市場はその前後でポジション調整の動きが先行。ドル円は後半に上値の重い展開が続き112円割れ寸前まで下落した。しかし、米税制改革法案可決への期待が高まり週末には112円後半に押し戻されて終了。
今週はいよいよ税制改革法案成立に向けた動きが本格化することから株価やドルの一段の上昇が期待できそうだ。ただ、日銀会合で緩和政策継続に対する微妙な変化が示されるようなら一時的にドル円の下押しリスクが高まることになる。
しかし、この時期に円高の動きを加速させるようなリスクを負うことはないだろう。
今週のドル円予想レンジ: 114円00銭(BB上限)~112円00銭
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[ポンド米ドル]EUとの通商協議開始への期待と不安

先週末に開かれたEU首脳会議で英国のEU離脱を巡る通商協議を来年1月から始めることを承認。移行期間が導入されたことで一先ず不安感は払しょくされ、いよいよ第二段階に入ることになる。今後EUとの交渉が難航することは必至とみられる。
ポンドにとっては一時的にポジティブ材料として受け止められてもその先は不安が残るものだ。先週末ポンドは期待が高まる中で寧ろ売りが先行。既に通商協議に対する不安感が先行した動きに見える。
米国の税制改革法案が可決すればドル高の動きが強まることになり、今週のポンドは一段の下押し圧力が増す可能性が高いとみる。
ボリンジャーバンドの中心線で一先ず下げ止まったが、反発力が限られるようならポンドドルはフィボナッチ61.8%戻しとなる1.32ドル前半を試すとみる。
ただ、長期的な上昇トレンドは継続しており最終的に下値の堅さを確認した後は再度上値を試す展開を予想する。
今週のポンドドル予想レンジ:1.3550~ 1.3230(61.8%)
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[豪ドル米ドル]RBA議事要旨と利上げ期待

先週発表された豪州11月新規雇用者数は予想を大きく上回ったことで豪ドルは上昇幅を加速させた。RBAによる利上げ期待が高まったこともあるが米ドル売りの動きが豪ドルの主な押し上げ要因とみられる。
週末のポジション調整と思われる売りに押し戻されたものの、豪ドル買いの勢いは衰えていない。
今週公開されるRBA議事要旨の中で豪州経済において改善の兆しが示されるようなら来年の利上げ期待が高まり豪ドルの買いが一段と強まるとみる。
ただ、今週は米税制改革の成立期待から米ドルの買いが強まる可能性が高いので豪ドルの上値も限定的とみる。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7750(61.8%)~0.7580
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[全般]米税制改革法案への期待からドル堅調地合い
先週はFOMC会合やECB理事会、そしてBOE政策会合といった大きなイベントがあった。特にFOMC会合では来年の利上げペースが変わらないことが改めて確認された。また、イエレン議長発言もこれまでの内容を踏襲したものだったが、会合後ドルは全面安となった。会合前に発表された米CPIコア指数が予想を下回ったことでドルが軟調な地合いで推移していたこともドル売りを促す要因となった。一方、懸念されていた米上下両院での税制改革法案は法人税が当初の20%ではなく21%で来年から実施となることで原則合意に向けて動き出したことを好感。
一方、アラバマ州上院議員補欠選挙で民主党が勝利したことで共和党51に対し民主党49と拮抗状態となったことから今後、法案決定に不安感が漂う。
株式市場は上昇しドルが全面高となり112円を割り込む寸前まで下落したドル円も112円後半に押し戻されて引けている。
実際に来年から税制改革が実施されるとなればレパトリも含めドル買いの需要は一気に高まることになるが、今のところ市場には織り込まれていない。
週末にかけて財政改革法案の一本化協議が成立するようならドル上昇のきっかけになる。
また日銀政策会合にも注目が集まる。
これまでの緩和政策継続姿勢に何らかの変化や、緩和政策の副作用についての発言があれば一時的に円買いの動きに傾く可能性もある。
しかし、この時点で円高が進むような発言はリスクが大きく、結果的に無難な会合で終わるとみている。
クリスマス休暇を控え市場の流動性も低下することからポジション調整が入ると予想外の大きな動きには注意したい。
特に今年はドル円だけではなくユーロやポンド、そして豪ドルの値幅は小さいことからエネルギーが溜まっているだけに油断は禁物。
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