[米ドル円]113円75銭を意識

前日に米税制改革法案が議会を通過したもののNY株式市場が軟調な地合いで引けたことからドル円も上値の重い展開で始まった。日銀会合を控えていたことも上値を抑える要因となった。注目の黒田総裁記者会見ではリバーサル・レートは学術的な分析とし、現行の緩和政策継続姿勢が示されたことで市場の不安は後退。改めて日米金融政策の違いが意識されドル円は113円64銭まで上昇。しかし、12月12日に付けた高値113円75銭に届かずに反落。NY市場では米7-9月期四半期GDP確定値が予想を下回ったことや米長期金利が低下したことで113円30銭付近に押し戻されて引けている。
クリスマス休暇を控えポジション調整の売りも散見されており、今日も113円台での狭いレンジでもみ合いが予想される。
ただ、一目の雲から抜け出したことで上値抵抗線は目先113円75銭が意識されるが、上抜けするのは時間の問題とみる。
ドル円予想レンジ113円75銭(12月12日高値)~113円10銭
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[ユーロ米ドル]カタルーニャ自治州議会選挙のリスク

カタルーニャ自治州の独立運動を問う選挙は独立派優勢との報道がNY時間の引けにかけて流れた。しかし、ユーロの反応は見られず慎重な地合いが続いている。
実際に独立派が勝利したとしてもスペインからの独立は難しいとの見方が多く市場は冷静に対処するとみる。ただ、これがイタリアのミラノやフィレンツェ、英国スコットランドへの影響が意識されることから一時的にユーロ売りに反応する可能性がある。
また、米長期金利が9か月ぶりの高い水準ということもありユーロは目先上値の重い展開を予想する。ただ、ドイツの長期金利も同時に上昇しており来年後半からのECBへの利上げ期待が燻る。
クリスマス休暇を控え短期筋中心の動きとなりやすく、どちらかに大きく振れるようなら逆張りも面白い。
ユーロドル予想レンジ:1.1920~1.1820(50.0%)
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[カナダドル円]好調なカナダ経済指標

昨日のNY時間に発表されたカナダの11月CPIは0.3%と予想の0.2%を上回った。また、10月小売売上高も1.5%と予想の0.3%を上回りカナダドルは上昇。対円では88円60銭から89円20銭に上昇。一旦利食い売りに押されたが88円90銭付近で再び反発し、89円33銭まで上昇。ただ、クリスマス休暇を控えポジション調整の売りが入り88円90銭付近に再度押し戻されて引けている。
昨日の日銀会合では改めて緩和政策継続姿勢が示されたことでカナダとの金融政策の違いからカナダドルは対円で買われやすい状況となった。
また、米税制改革法案が議会を通過したことから米経済が更に押し上げられるとカナダ経済にとっても追い風となり、いずれ追加利上げ期待が高まりそうだ。
目先は一目の雲の上限付近で上値が抑えられるとみるが、押し目は拾っていきたい。
カナダ円予想レンジ: 89円60銭(雲の上限)~79円20銭
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[全般]クリスマス休暇前で動意乏しく
昨日の東京市場は日銀会合が開かれ黒田総裁発言に注目が集まった。市場の注目は緩和政策による副作用としてリバーサル・レートに関するものだ。黒田総裁は「リバーサル・レートはあくまで学術的な分析の一つであるとし、現時点で見直しは必要ない」と言及。出口戦略に向けた何らかの発言が出るとの市場の思惑を打ち消した。これを受けドル円は113円64銭の高値を付けた。しかし、前日9か月ぶりのレベルまで上昇した米長期金利が低下したことでドル円も上値を抑えられた。
NY時間に発表された米7-9月期四半期GDP確定値は3.2%と予想の3.3%を下回ったこともドル売りを誘った。
一方、昨日下落した米株式市場は三指数ともに小幅ながら上昇。米大型減税法案の可決を好感した格好だが、クリスマス休暇を控えているだけに新たに買いが入りにくい状況となった。
引けにかけてスペインのカタルーニャ自治州議会選挙では独立派が優勢との報道もあり、今日はユーロの動きに注目が集まりそうだ。
ただ、世界的なリスクにまでは発展することはないとの見方もありドル円にとっての影響は限定的とみる。
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