[豪ドル円]ドル円次第で反転も

豪ドル円は週足ローソク足を見ると4週連続で陰線が続いており、一目の雲の中に突入している。
ただ、鉄鉱石などの価格は底堅い動きを見せており豪ドル売りの材料は出尽くし感もみられる。
先週はロウRBA総裁が「次の政策金利の動きは引き上げの可能性が大きい」など、利上げを示唆するものとなったが短期的には金融調整する兆候は見られないとした。
また、豪ドルに対しても「貿易加重ベースでは豪ドルの水準は対処が可能」とし、現状の豪ドルレベルを容認する姿勢も示した。しかし、豪ドル自体は堅調な地合いを示したものの円高の動きが豪ドル円を押し下げる結果となった。
トリプルトップのネックラインとして意識されていた84円ミドルを週足終値ベースで下回ったことで売り圧力は依然として残る。
フィボナッチ38.2%戻しの83円40銭付近で一先ず下げ止まったが、このレベルを下回るようなら次は一目の雲の下限付近がサポートになる。このレベルは昨年4月から6月にかけて下げ止まりを見せたところでもあり意識される。
ドル円の下げ止まりが確認されたところで豪ドル円の買いを入れてみたい。
今週の豪ドル円予想レンジ: 84円50銭~82円70銭(雲の下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]ドル円下落から上昇への転換
先週はNY株式市場が6日連続上昇するなど前週までの株価下落から一転して大きく反発。米長期金利も小幅な上昇にとどまった。また、先週発表された米1月CPIや米1月PPIといった重要な経済指標は物価上昇を改めて示唆するものとなったが株式市場においての動揺は見られなかった。
一方、ドルは長期金利の上昇が一先ず落ち着いたことからユーロやポンドなどが対ドルで上昇。ドル売りの動きが強まると同時に円高も止まらずドル円は1年3か月ぶりの安値105円55銭まで下値を切り下げた。
ただ、週末はプレジデント・デーでNY市場の連休を控えドルの買い戻しが入りドル円も106円前半に反発して引けている。
先週は世界的な株価下落への懸念は後退し原油価格も1バレル61ドル台に回復するなどリスクオンの動きが広がったものの円安ではなく円高が進行。また、米長期金利も2.9%台に乗せた後は高値レベルで落ち着いたにもかかわらずドル安が進んでいる。
株と債券、そして為替市場が独自の理由(ポジション調整?)で動いているということだろう。
今週はこの動きが継続する中で、各市場のポジション調整などが一巡すれば再び連動性が戻るとみている。
それを見極めるにはクロス円の動きを見る必要がある。
ユーロ円やポンド円などクロス円全般に昨年の底値レベルに近づいていることから、そろそろもみ合いか反転に近づいているように見える。
今週はFOMCやECB、そしてRBAといった中央銀行の議事要旨が公開される。
FOMC議事要旨は株価急落前のものということもあり注目度は低いと考えられる。
一方、ECBやRBAの議事要旨では利上げに前向きな内容となればクロス円全般に買いが入りドル円の下支えとなる。
今週はドル円が105円台で下げ止まりを見せていよいよ反転するか、或いは下落圧力が継続し一段の下値を探る展開になるか注目。
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[米ドル円]好調な米経済指標はドル売り

黒田総裁の続投が伝わったが円売りへの影響は限定的となるなどドル円の下げは止まらない。昨日発表された米1月PPIコア指数は前日の米1月CPIに続き物価上昇が本格的に始まったことを示すものとなった。しかし、株価は依然として上昇し長期金利は高止まりとなるなど前週の市場の不安感は見られない。リスクオンで金利差拡大がドル円の買いではなく売りに反応しているのは不自然極まるものだ。しかし、それでもドル円の売りが止まらないということが今の相場であり、それについて行くしかない。
下値目途であるフィボナッチ61.8%戻しの106円前半で一先ず下げ止まったが、戻りは相変わらず小さく、下げ止まる気配は見られない。
昨日のNY市場で付けた高値106円85銭が上値目途とみて戻り売りスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:106円80銭~105円50銭
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[ユーロ米ドル]1.25ドルミドルの節目

世界同時株安の始まる直前のユーロドルのレベル1.25ドル付近に昨日ユーロは上昇するなど完全に往って来いとなった。再びユーロドルの上昇トレンドが始まるのか、或いはダブルトップを形成して再び下落に転じるのか重要な節目に差し掛かった。
米国長期金利の上昇や米国経済の強さは明らかだが市場は既にそれを織り込むように次のECBの利上げへの期待がそれを上回っている。
ただ、それも先取りしてくると最終的にドルへの期待が先行することになるだろう。
ボリンジャーバンドの上限が位置する1.2550ドル付近を上抜くようならユーロを買っていくが、その手前で短期的に売りを出してみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.2550(BB上限)~1.2370
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[豪ドル円]ネックライン下まわる

豪ドル自体は底堅い動きが続いているものの円高の勢いが豪ドル円の下押し圧力となっている。豪ドル円はトリプルトップのネックラインとなる84円30銭を終値ベースで下回っていないことからまだ反転の可能性を残す。もし、このレベルを週末となる今日のNY市場で下回るようなら来週も一段の下げが予想される。
豪ドル円の長期上昇トレンドは変わらないとみるが下げ止まるまでは売りでついて行きたい。
下値目途としては週足一目の雲の下限が位置する82円60銭付近やその手前のフィボナッチ38.2%戻しの83円10銭付近がサポートとして意識される。
豪ドル円予想レンジ: 84円50銭~83円10銭(38.2%)
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[全般]ドル売りの流れ止まらず
昨日の東京市場で日経平均株価が大きく上昇して始まったもののドル円は軟調な地合いで推移。株価の上昇がリスクオンの円安には反応せずドル安の流れにドル円は押し下げられた。
欧州市場でも各国株式市場が上昇したもののこの流れは止まらずドル円は106円前半に下落した。
NY市場では米1月PPIコア指数が0.4%と予想の0.2%を上回ったがドルへの反応は限定的となった。前日発表された米1月CPIが予想を上回り米1月PPIコア指数も上昇したことで米国物価上昇の流れは本格的なものになるとの見方が広がった。米国経済の強さがそのまま株価上昇に反映する形でNY株式市場は下落するどころか5日連続で上昇。前週の株価急落の原因が物価上昇であったはずだが、ただの調整売りのきっかけであったことが証明された格好だ。
米長期金利も2.9%付近で高止まりするなど本来ドル高円安の動きが進むものが反対にドル安円高に反応。ドルを買っても上がらないから売っているという動きにも見える。
この動きの理由は色々言われるが明確なものは見当たらないということがドル売りを促している。
米国景気が良いにもかかわらず更に減税やインフラ投資拡大をすることで財政赤字の拡大への不安感がドル売りの背景にある。また既にFRBが利上げに向かう中でECBや日銀がその後を追うことから円買いユーロ買いがドル安を促すなどの理由が挙げられる。
しかし、決定的な理由にはならず最終的にポジションの調整とみる方がすっきりする。
これらのポジション調整が収まるまではドル安の流れについて行く。
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[米ドル円]昨年の安値下回る弱気相場

昨日の東京市場でドル円は昨年の安値107円32銭を下回り106円84銭まで下落した。その後は買い戻しが入ったものの107円ミドル付近は戻り売りが並び上値が抑えられた。
NY時間に発表された米1月CPIが予想を上回る4か月ぶりの水準となりドル円は107円53銭まで上昇したがすぐに反落。ユーロやポンドなどの上昇がドル売りを促したことからドル円は1年3か月ぶりの安値となる106円73銭まで下落した。
NY株式市場は三指数ともに上昇し原油価格も在庫が予想を下回ったことで上昇。リスクオンの動きが強まったものの円安への反応は見られなかった。また、米長期金利が4年ぶりの高水準に上昇したもののドルは寧ろ下落するなど、市場の不連動性が続いている。
いずれ正常な連動性に戻る時が来るとみるが目先はまだ株下落への警戒感が残る中でドル円の上値は重い。
今回のドル円は一気にではなく緩やかな下落が続いているだけに戻りも遅くなる可能性が高い。
週足一目の雲の下限を大きく下回ったことで暫く弱気相場は継続。
ドル円予想レンジ:107円50銭~106円40銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]ダブルトップか上抜けか

昨日のNY市場で米1月CPIが予想を上回った事でドル買いが進みユーロドルは1.2350ドルから1.2276ドルまで急落。しかし、同時に発表された米1月小売売上高が予想を下回ったこともあり買い戻しが入り下落前のレベルを上回るとショートカバーを誘発。その後はユーロの上昇が止まらず1.2465ドルまで上昇して引けている。
前日にはドイツ第2党のSPD党首シュルツ氏が引責辞任するなど連立への道が厳しい状況となったものの、ユーロ売りには繋がらなかった。それ以上にドル安の動きが強いということだろう。
2月前半に3年3か月ぶりの高値1.2537ドルを付けたものの一旦は押し戻されたが、再び上値を試す展開となっている。
今回1.2537ドルの高値を上回るようなら一段のユーロ高が見込まれる。
反対にその手前で押し戻されるようならダブルトップを形成し一先ずユーロ高は終了する可能性が高い。
ボリンジャーバンドの上限付近で上値が抑えられるようなら短期的に売りを出してみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.2520(BB上限、2月2日高値)~1.2380
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[南アフリカランド円]ズマ大統領正式に辞任

NY市場の引けにかけてズマ大統領の辞任が正式に発表されたが南アランドへの影響は見られなかった。ほぼ予想通りの流れであり既に織り込まれていたと思われる。
ただ、今回の辞任により今後の南アフリカ経済への改革が進むことになるとみられることから、ランド買いに安心感が広がるとみる。昨年末からのレンジ相場から上に放れるとみており中長期の南アランドのロングポジションを増やしていきたい。
ランド円はレンジの上限となる8.88円付近手前から少しずつ買い下がりの注文を入れておきたい。
中長期のポジションはリスクが高いことから通常のポジションよりも小さくしてストップロス・オーダーを遠くに置くようにしたい。
ランド円予想レンジ:9円25銭(2月2日高値)~9円05銭
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[全般]米長期金利上昇と株高ドル安
NY時間に発表された注目の米1月CPIは0.5%と予想の0.3%を上回ったことでドルは素直に上昇。ただ、同時に発表された米1月小売売上高が-0.3%と予想の0.2%を大きく下回ったことからドル売りに転じた。
一方、物価指数の結果を受け米長期金利は2.9%台に上昇するなど4年ぶりの高い水準となったがNY株式市場は最終的に三指数ともに上昇して引けている。
物価上昇による急速な米長期金利上昇への懸念から始まった世界同時株安の流れも、今回の米1月CPIの結果を受けた株式市場の動向を見ると一先ず落ち着きを取り戻してきたと考えられる。
FRBが株式市場への影響を考えて利上げペースを抑えるのではとの見方が上昇の要因と考えられる。
結果的に米長期金利が上昇してもドルが下落したのはFRBの利上げが抑えられるとの見方が背景にあるともいえる。
ただ、もし利上げが遅れをとるようならインフレが更に進むリスクが高まることからFRBは最終的に利上げペースを落とさないとみている。
今回の世界同時株安はこれまで急速に買われ過ぎた反動とみることができるがまだ恐怖感は残る。
暫く、神経質な展開が続くとみるが最終的に落ち着きを取り戻したときがドル円の反転の時になる。
混乱相場が終われば米長期金利上昇によるドル高、株価上昇によるリスクオンの円安といった流れに戻るとみている。
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[米ドル円]107円30銭を意識

連休明け東京市場で日経平均株価が後場に入りマイナスに転じたことからリスクオフの円買いが進みドル円は108円付近に下落。一旦は下げ止まったものの欧州市場に入ると日経平均先物の下落幅を拡大したことで108円を割り込み107円43銭まで下落した。
市場は昨年に付けた安値107円31銭には届かずに下げ止まった。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇して引けたことからドル円も107円80銭付近に押し戻されたが108円には届かず。上値の重さが意識されるなか今日のNY株式市場の動向に注目が集まる。
米1月CPIの結果が株や債券市場でどう反応するかでドル円が底をついて上昇に転じるか、底値を割り込むかのクルーシャルポイントになる。
もし、107円30銭を割り込むようなら損切りを巻き込み106円付近までの下落も視野に入る。
ドル円予想レンジ:108円30銭~107円30銭(昨年安値)
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[ユーロ円]雲が上値を抑える

先週の株暴落で円高が進みユーロ円は一目の雲の下限とボリンジャーバンドの下限も同時に下回った。ユーロ円は一旦は132円で下げ止まったものの依然として上値の重い展開が続いている。
昨日はドル円が108円を割り込んだことからユーロ円のロスカットも散見された。
今日の欧州時間に発表されるドイツとユーロ圏の10-12月期GDPが予想を下回るようなら133円割れを再度試す展開を予想する。
予想を上回ったとしても134円付近には一目の雲の下限とフィボナッチ38.2%戻しのレベルが位置することから強いレジスタンスとして意識される。
ドル円の動向も注視しながら134円付近の上値の重さが確認されるようなら戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロ円予想レンジ:134円00銭(雲の下限、38.2%)~132円60銭(BB下限)
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[南アフリカランド円]ズマ大統領の辞任

南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は昨日ズマ大統領を強制的に辞任させる決定をしたと発表。既に辞任は予想されたものであり、発表後はランド売りの動きがみられた。しかし、ズマ大統領が辞任すれば財政政策などへの改革が高まることから最終的に南アフリカにとってはプラス材料となる。
ランド自体は昨年11月以降、上昇トレンドが続いているもののドル円の下落が上値を抑えている。結果的にランド円は8円90銭から9円20銭のレンジ相場が継続するなど、安定した動きが続いている。ランドは政策金利6.7%と高金利通貨でもあり長期保有として下げたところは少しずつ買いを入れていきたい。
今日の欧州時間に発表される南ア12月小売売上高は前月から大幅減少すると予想される。
結果次第でボリンジャーバンドの下限の位置する8円93銭に近づいたところでは買いを入れていきたい。
ランド円予想レンジ:9円10銭(BB中心線)~8円95銭
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[全般]米消費者物価とNY株価に注目
連休明けとなった昨日の東京市場では日経平均株価が先週の終値から300円余り高く始まったことからリスクオンの円安が強まるかと思われた。しかし、午後に入ると日経平均株価が下落に転じると円高の動きが強まりドル円は108円付近まで売り込まれた。一先ず下げ止まりを見せたものの欧州市場で日経平均先物の下落幅を拡大したことでドル円は108円を割り込み107円ミドル付近まで下落。
NY市場では米長期金利が低下し株式市場が三指数ともにプラスで引けてきたことからドル円も下げ止まりから反発に転じた。ただ、株式市場も日中は依然として荒っぽい動きが続くなどいつ再び大幅下落してもおかしくない不安定な状況は継続。
今日のNY時間に発表される米1月CPIや米1月小売売上高に注目が集まる。
米国賃金が予想以上に上昇したことを機に米長期金利が上昇し株価の大幅下落が始まった。
物価が予想を上回ると本来は株式市場にとってはポジティブ材料となるが、今回はそれが長期金利の上昇に繋がり株価の下落を促すものになる可能性がある。
もし予想を下回ったとしても米経済にとってはネガティブ材料として捉えられるかもしれない。結果的に株式市場がプラスで引けるようなら市場の不安感は後退しているとみることができる。
市場のセンチメントを占ううえでこれらの指標が発表された後の動きは注目される。
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[米ドル円]米長期金利に連動

週明け東京市場は休場ということもありドル円は動意の乏しい動きが続いた。その後米長期金利が低下したことでドル円は108円43銭まで下落する場面がみられたが売りは続かなかった。その後米長期金利が上昇に転じたことや株式市場が三指数ともに大幅高で始まるとドル円はこの日の高値となる108円81銭まで上昇。しかし109円には届かずに狭いレンジ内での動きが続いている。
ただ、ここにきてドル円と米長期金利の連動性が徐々にみられるようになるなど相場の正常化に向かう兆しが見えてきた。
連休明けの東京市場では世界的な株価反発の動きから日経平均株価の上昇が予想され円安の動きが強まるとみている。ただ、この株価の上昇も本格的なものかどうか見極めが必要だ。目先は慎重な動きが続くとみるが108円ミドル付近で買いから入りたい。
ドル円予想レンジ:109円30銭~108円40銭
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[ポンド米ドル]タカ派発言も反応薄

週明けアジア市場でポンドは底堅い動きが先行。ロンドン市場で英国株式市場は大きく上昇したことが好感された。また、ブリハMPC委員が金利は段階的に引き上げられるだろうと発言したこともありポンドは1.3875まで上昇。しかし、その後米長期金利が上昇したことからドル買いの動きが強まると1.3796まで下落。
マカファーティMPC委員が「EU離脱による向かい風が世界的な景気回復と賃金の継続的な伸びで相殺され続ければ一段の利上げを実施する必要がある」とのタカ派発言があったが効果は限定的。ポンドの売りが強まっている。
米金利上昇によるドル高の流れが強まる中でポンドの一段の下落が見込まれる。
今日は英国CPIやRPIが発表されるが前月から低下すると予想され、売りのきっかけになるか注目。
下値目途としては50%戻しでありボリンジャーバンドの下限でもある1.37ドル付近が強いサポートとして意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.3870~1.3700(50%、BB下限)
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[豪ドル円]底値固め開始

週明けアジア市場は東京市場が休場ということもあり豪ドル円はおとなしいスタートとなった。欧州市場が始まったところでユーロ豪ドルの買いが入り豪ドル円は84円76銭まで下落。しかし、その後は一転してユーロ豪ドル売りが強まると豪ドル円も上昇。
欧米株式市場が軒並み上昇するとリスクオンの動きから豪ドル円は85円ミドルまで上昇し、そのまま引けてきた。
84円付近で長い下足を延ばしたことでダブルボトムを形成し始めた可能性が高く、底固めに入った可能性が高い。
途転のサインとして知られるパラボリックは依然として売り継続を示しているものの、一目の雲の上限に近づくなど下落基調が続いている。
世界的な株価の下落が終了したかどうかはわからないが、目先は押し目買いスタンス継続で臨みたい。
豪ドル円予想レンジ:86円00銭(38.2%)~85円00銭
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[全般]株式市場の反発も為替市場は静観
週明けアジア市場は東京市場が休場ということから動意の乏しい動きが続く中で上海総合指数が4日ぶりに反発に転じた。
欧州市場でも各国株式市場が反発する中でユーロが豪ドルなどに対して上昇。ポンドも複数のMPC委員の金利に対するタカ派的な発言で上昇したことによってドル円も底堅い動きが続いた。
NY市場が始まったところで米長期金利が低下するとドル売りが強まりドル円は108円43銭まで下落。しかし、その後予算教書で10年間での黒字化を断念したとの見通しが伝わると一転して米長期金利が上昇。また、NY株式市場が三指数ともに大幅高となったことも重なりドル円は108円81銭まで反発。
株式市場は先週末からの上昇が本格的なものか急落の調整的な動きかどうかを見極めるまでは為替市場は静観の構えを崩していない。
ただ、市場のセンチメントはそれ程悲壮感が漂っているわけではなく相場の底固めに入った可能性が高いとみる。
今週は米国のCPIやPPIといった物価関連の指標の結果により過度な物価上昇への思惑が払しょくされるようなら市場に安心感が広がり円安の動きが強まりそうだ。
ドル円クロス円ともに底値を模索する動きが今日も継続するとみる。
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[米ドル円]108円付近の底を探る

世界的な同時株安にも拘らずドル円の先週の値幅は2円20銭程度にとどまった。値動きが小幅にとどまったのはこれまで株価が大きく上昇する過程でドル円が買われていなかったためと考えられる。株価がこれほど下落すれば通常であればドル円は大幅安になっていてもおかしくはない。
株価が下落した要因は米長期金利が急速に上昇したためだが、それに対してドルの上昇は限定的となっている。株式や債券の下落はこれまでのポジション調整が原因とみられるが為替市場は落ち着いた動きが目立つ。
株価などが調整の動き中心であればそろそろ今週辺り落ち着きを取り戻す可能性がある。米長期金利上昇は米国インフレ期待からのもので、それはドル買いを最終的に促すものだ。また、株式市場が安定して来ればリスクオンの円売りに繋がる。
短期的にはまだ下振れリスクが燻ることから今週も短期取引を中心としたスタンスで臨むようにしたい。
ただ、ドル円の108円付近にはボリンジャーバンドの下限が位置しており、底堅さが確認されるようなら中長期のドル買いポジションを仕込むチャンスになる。
今週のドル円予想レンジ:110円70銭(50.0%)~107円60銭
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[ユーロ米ドル]長期ユーロ高調整も限定的

米長期金利が大幅上昇となったことで先週はユーロ売りが強まった。しかし、過去1年余りの上昇幅と比較すると下げ幅は限定的となっている。それだけ根強いユーロ買い需要があるということだろう。
先週はドイツの2大政党の連立交渉が合意したこともユーロの下落が抑制された要因だが、ボリンジャーバンドの中心線や売買の転換を表すパラボリックを下回ったことで今週もユーロ下落の流れが続くと予想される。
ユーロドルの下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しとなる1.2160ドルが意識される。そのすぐ下にはボリンジャーバンドの下限も位置することからそろそろ下げ止まる可能性が高い。
しかし、現在パラボリックが1.25ドル付近に位置することから高値を抜けて上昇するには時間がかかる。
今週はドイツやユーロ圏の10-12月期GDP改定値が発表されるが改めて欧州経済の強さが示されるようなら反発に転じる可能性が高いとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.2300~1.2160(38.2%)
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[豪ドル円]ダブルボトムか底抜けか

世界同時株安によりリスク回避の円買いが進んだことで先週の豪ドル円は87円50銭の高値から週末には84円付近まで3円50銭の下落幅を拡大。84円レベルは昨年11月に付けた安値とほぼ同レベルであり下げ止まりから反発。終値ベースで85円に乗せて引けてきた。
NY株式市場も週末は三指数ともに反発して引けたことで一先ずパニック的な売りは後退。このまま株式市場が落ち着きを取り戻すようなら豪ドル円も再び上昇に向かうとみてよいだろう。
ただ、市場のボラティリティーは依然として高く予断を許さない状況が続く。中国の株式市場や原油価格を中心としたコモディティー価格の下落が収まるまでは警戒が必要だ。
84円割れで損切りを置きながら85円台で打診買いを入れてみるのはどうだろう。
今週の豪ドル円予想レンジ:86円00銭(38.2%)~84円00銭
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[全般]混乱後の相場に備える
先週は米国物価上昇への懸念から米長期金利が上昇したことを機にNY株式市場の下落が加速。それが世界的な同時株安を招くとリスクオフの円高が強まりクロス円の下落に繋がった。ただ、米長期金利の上昇によるドル高の動きもありドル円の下落は限定的となった。
株式市場の混乱が完全に収束するには暫く時間がかかりそうだが「明けない夜はない」。いずれ市場は落ち着きを取り戻すときがくる。それが何時になるのかは分からないが、調整の動きでもありそれ程長くは続かないとみている。このような暴落時では相場全体のポジションが軽くなった状態とみてよい。次に動き出すときは長期的なトレンドになる可能性が高い。
それには株下落のきっかけとなった米国長期債利回りの上昇が落ち着くことが必要だ。
これまで買われ過ぎた債券や株式市場の調整であり、それはゴルディロックス相場の終焉といってよい。混乱の後には株や債券、そして為替市場との相場連動性のメカニズムが正常に戻る可能性が高い。
好調な米経済に変化はなく米企業の業績の強さから緩やかな株価上昇に繋がるようならドル高円安の動きが予想される。
ユーロやポンドはドル高の圧力が強まることで上昇速度は抑えられるものの、利上げ期待の高まりから緩やかな上昇は継続。
全体のポジションが軽くなっているだけに市場が落ち着けばリスクオンの動きから結果的にクロス円の上昇が見込める。
それまでにはまだ時間が必要で、短期的には円高とドル高の綱引き状態が続くとみている。
市場のボラティリティーの高い時には短期取引に徹し、落ち着いたところで中長期のポジションを仕込みたい。
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[米ドル円]リスクオフの円高も限定的

東京市場でドル円は日経平均株価の上昇や米予算案合意などから安心感が広がり堅調な地合いで推移。ドル円は一時109円78銭まで買われたがNY市場で株価が大幅安で始まったことでリスクオフの円高が進み下落に転じた。
一方米長期金利が2.8%付近まで上昇したがドル高には繋がらず円全面高となった。
米長期金利の上昇⇒株安⇒円高の構図がみられ、特にNY株価の動向がドル円を左右する。
しかし、株価も上昇と下落を繰り返す激しい動きがみられることから、今日は順番から言えば反転の可能性が高い。
いずれにしても株や債券市場と比べるとドル円の値幅は相対的に低く、市場全体のポジションの偏りが少ないことを示すものだ。
ただ市場全体のボラティリティーは高いことから暫く短期取引に徹したい。
108円付近にはボリンジャーバンドの下限が位置しており、1月25日に付けた安値108円30銭付近では買いを入れたい。
ドル円予想レンジ:109円40銭(50.0%)~108円00銭(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]早期利上げ期待高まる

昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利と資産買い取りプログラム規模は据え置かれた。
議事録では「金利は11月見通しより早く上昇する必要がある可能性がある」と公表されたことや、今年も含めGDP見通しも上方修正されたこともあり市場には早期利上げ観測が高まった。
英国長期金利の上昇が加速するとポンドドルも1.38ドルミドル付近から1.40ドルミドル付近に上昇。
しかし、英国長期金利の上昇が米長期金利を押し上げるきっかけとなり英米金利差が縮小。NY市場でポンドドルは1.3880ドル付近に下落するなどほぼ往って来いとなったがポンドの買い意欲は依然として強そうだ。
短期的にはまだポンド売り圧力が残ることから一段の下押しが予想されるが長期的な上昇トレンドに変化は見られない。
目先のサポートレベルは半値戻しの1.38ドル前半となるが1.38ドルを割り込むようならボリンジャーバンドの下限やフィボナッチ61.8%戻しとなる1.3680ドル付近が次の下値ターゲットとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.4000~1.3820(50.0%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドルカナダドル]カナダ雇用統計に注目

カナダドルの売りが止まらない。
昨日の欧州時間にポンドが買われたことからつられてカナダドルの買いも見られたがそれも束の間。NY市場で米長期金利が上昇するとカナダドルは対ドルで売りが強まりドルカナダは1.2613ドルまで上昇。また、原油価格が61ドル前半に低下するなど連日下落が続いたこともカナダドルを押し下げた。
先週ドルカナダはボリンジャーバンドの下限から反転し中心線の26日移動平均線を上抜いた。そして今週に入るとボリンジャーバンドの上限に沿ったバンドウォークが始まっている。
今日のNY時間に発表されるカナダ1月雇用統計では失業率が前月から0.1%上昇し、新規雇用者数も減少が予想される。
米長期金利の上昇によるドル買いも重なり一段のカナダドル売りが進む可能性が高いとみる。
ドルカナダ予想レンジ:1.2650(61.8%)~1.2570
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[全般]米長期金利上昇で株価急落による円高進行
昨日の東京市場でドル円は日経平均株価の上昇に伴い円安が進む中で底堅い動きで推移。一時109円78銭まで上昇するなど市場に安心感が広がった。懸念された米予算案は上院で歳出上限を2年間で3000億ドル引き上げることで大筋合意したことも市場に安心感を与えた。
欧州時間に開かれたBOE政策会合では政策金利は予想通り据え置かれたものの議事要旨で早期利上げが示唆されたことでポンドは上昇。
しかし、英国長期金利が上昇すると米長期金利にも波及。米10年債利回りが一時2.9%近くまで上昇したことでNY株式市場は再び下落に転じた。
NYダウは1000ドルを超す下落幅となったことでリスクオフの円高が進みドル円は108円ミドル付近に下落。
この日は複数のFRB幹部の発言があり、それぞれ金融状況に慎重な見方が示されたものの株価の下落に歯止めはかからなかった。
米長期金利の急速な上昇が株価下落の大きな要因となったが、今回の株価の下落はこれまでのような悲壮感の漂うものではない。
中国初の世界同時株安時には一方的に下落が進んだが今回は上下に激しく振らされながらの下落が目立つ。下げたところでは買いが入るということは調整の域を脱していないとみることもできる。
ただ、これだけボラティリティーが高いと暫くはポジションを持ちにくくなることは間違いない。
米長期金利はこれまで寧ろ買われ過ぎていたことへの反動もあり、正常な状態に戻る過程にある動きと考える。
株や債券、そして原油価格などの大幅調整局面は暫く続くとみられることから為替取引も超短期に徹して次のチャンスを狙いたい。
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[米ドル円]ドル高が円高を上回る

昨日の東京市場は日経平均株価が上昇して始まったものの、既に前日のNY市場で織り込み済みとなったことからドル円は下落。欧州市場では米長期金利が低下したことや日経平均先物が下落して始まるとドル円は109円を割り込み108円92銭まで下落。しかし、その後、米長期金利が上昇に転じるとドル買いの動きが強まりドル円は反発。
NY市場では米上院指導部が2年間の予算を超党派で合意したとの報道が伝わるとリスク回避の動きが後退。NYダウも堅調な地合いとなりドル円は109円70銭まで上昇した。
しかし、引けにかけて株価がマイナスに転じ再び109円前半に押し戻されるなど、依然として株価の動向がドル円の変動要因となっている。
株式市場が落ち着くにはもう暫く時間が必要だが、ここにきて米長期金利は株式市場の急落前のレベル付近まで上昇。金利上昇によるドル買いがリスクオフの円買いの動きを上回っている。
108円台では買いを入れておきたい。
本日のドル円予想レンジ:109円90銭(50.0%)~108円90銭
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[ユーロ米ドル]ドイツ大連立合意でも

「ドイツの2大政党が大連立へ合意した」との報道が伝わったもののユーロの下落には繋がらなかった。寧ろ米長期金利が上昇したことでドル高の動きが強まるとユーロは下落幅を拡大。ユーロドルはNY市場で1.2246ドルの安値を付け安値圏での引けとなった。
1.22ドルミドルにはボリンジャーバンドの中心線が位置しており一先ず下げ止まったものの、売り圧力は依然として強い。
この1.22ドルミドルを下回ると次のサポートレベルはフィボナッチ38.2%戻しとなる1.2160ドルが視野に入る。
世界同時株安が相場の流れを短期的に変えたものの、長期的なユーロ上昇は継続とみる。
調整の売りが一巡するのを待って最終的に買いを入れていきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.2300~1.2160(38.2%)
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[NZドル米ドル]RBNZ緩和政策継続

早朝に開かれたRBNZ政策会合で現行の政策金利1.75%が予想通り据え置かれたがNZドルは売りで反応。声明文には「金融政策はかなりの期間緩和的であり続ける」「多くの不確実性が残っており政策を調整する必要がある」「為替レートは11月の声明以来大部分がドル安のために堅調に推移している」となったことで市場は当面利上げの可能性が低いとの見方からNZドル売りで反応した模様。
その後スペンサーRBNZ副総裁が「次の金利の動きは利上げと利下げの可能性があるがメインシナリオは利上げだろう」「我々はNZドルの水準に満足」と発言したことで買い戻す動きもみられたが上値は限定的となった。
いずれ利上げに動くとの見方が燻るものの目先は米ドルの上昇がNZドルの売り圧力となっている。
ボリンジャーバンドの中心線を下抜けたことで一段のNZドル売りが予想される。
NZドルドルはボリンジャーバンドの下限が0.71ドルミドル付近に位置しており、その手前のフィボナッチ38.2%戻しの0.7180ドル付近で下げ止まるようなら買いを入れみたい。
NZドルドル予想レンジ:0.7260~0.7180(38.2%)
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[全般]調整時にチャンスあり
昨日の東京市場は前日のNY株式市場の反発により日経平均株価は小幅ながら上昇。ただ、ドル円は110円を目前にして売りが強まり前日のNY市場での上昇幅を失った。
欧州市場が始まったところで米長期金利が低下し日経平均株価が下落したことを受けドル円は109円を割り込むなどこの日の安値となる108円92銭まで下落した。
しかし、その後は米長期金利が上昇に転じるとドル買いの動きが強まりドル円の買い戻しが入り上昇。
NY市場ではNYダウが上昇して始まると円売りの動きが再び強まりドル円は上昇。
懸念されていた米債務上限問題も上院で2年間の予算方針で合意したことが伝わり市場に安心感が広がってドル円も上げ足を速めた。
しかし、堅調な地合いを見せていたNY株式市場は引けにかけて売りが強まり三指数ともに小幅下落。
日米欧の株式市場では不安感が残る中で上下に荒っぽい動きが続いているものの、負の連鎖は一先ず回避されたとみられる。
今回の株価下落による市場のセンチメントはそれ程深刻さが感じられないのは、堅調な世界景気が続いていることにある。
結果的に今回の世界的な株価急落は調整局面の域を脱していない。ドル円を中心とした為替市場は相対的に落ち着いた動きがみられたのもそのためかもしれない。
まだ市場の不安感は払しょくされていないことから完全に落ち着くには時間が必要だが、調整時のバーゲンセールは買いのチャンスでもある。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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