[米ドル円]106円の攻防

東京市場では日経平均株価の下落に伴いドル円は107円前半まで下落して始まった。その後、円の買い戻しも見られたがリスク回避の円買いが進む中でクロス円も下落。欧州市場で再び107円前半まで押し戻された。
その後ECB議事要旨の公開後にユーロが上昇に転じたことでドル売りの動きが再び強まった。
また、NY市場で米長期金利が低下したことでドル売りがさらに強まるとドル円は107円を割り込み106円ミドル付近まで下落した。
ただ、NY株式市場が金利低下を好感し底堅い動きとなったことがドル円の下落に歯止めをかけた格好だ。
ドル円のNY市場の引けにかけてドル売りも散見されるなど今日はこの流れを継いで一段の下値を試す展開が予想される。
106円を割り込み105円台に突入するようなら再び弱気のセンチメントが高まり105円割れもあり得る。
反対に、106円を死守できれば一先ずダブルボトム形成で来週に向けたドル買いが強まるとみる。
ドル円予想レンジ: 107円40銭~106円10銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]ECB議事要旨はタカ派?

昨日公開されたECB議事要旨では「フォワードガイダンスの調整はまだ早いとの見解で一致」「為替の変動が物価安定の中期的な見通しに不確実性の要因となりえるため注視すべき」との内容でユーロは下落。同時に「ガイダンスの調整は2018年序盤に再検討する」としたことで買い戻しが入った。
NY株式市場は荒っぽい動きが続いたがダウやS&Pは上昇して引けたことでリスク回避の動きは見られなかった。
今週に入りユーロ円の買い戻しが一巡したところで新たにユーロ売りがみられた。
ユーロ円は131円前半はフィボナッチ61.8%戻しのレベルであり、昨年末にかけて続いたレンジ相場の下限となるため意識された。
ボリンジャーバンドの下限となる130円90銭付近を下回るようなら127円台も視野に入る。
ユーロ円予想レンジ:132円20銭~130円90銭
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[米ドルカナダドル]寄り引き同時線で天井か

ドルカナダは前回の高値1.2673ドルを上抜けたことで上昇が加速しボリンジャーバンドの上限で上値を抑えられた。
日足ローソク足チャートでは天井のサインを示す寄り引き同時線が現れている。
昨日発表されたカナダ12月小売売上高が予想を下回ったことでカナダドルが売られドル買いが強まったがすぐに押し戻された。
米長期金利の上昇が一服したこともあり短期的に押し戻される可能性が高いとみる。
ただ、米長期金利は依然として上昇圧力は高く、ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが継続。
ドルの調整売りが一巡したところではドルカナダの買いを入れておきたい。
ドルカナダ予想レンジ:1.2760(BB上限)~1.2640(32.8%)
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[全般]修正の修正
昨日の東京市場では日経平均株価が下落したことを受けドル円は107円前半に下落して始まった。その後は買い戻しの動きも見られたが全般に上値の重さが目立った。
クロス円も全般に上値の重い展開となるなど円高の動きが先行。
欧州市場も同様の流れが続く中でECB議事要旨が公開されるとユーロが一転して買いが強まり上昇。
議事要旨では「フォワードガイダンスの調整はまだ早い」としたことで瞬間、売りも見られたものの「フォワードガイダンスの調整は2018年序盤に再検討」との内容が発表されたことで利上げへの期待が高まりユーロを押し上げた。
また、昨日は一時2.95%まで上昇した米長期金利も2.9%付近に押し戻されたことでドル売りも散見。ドル円は107円を割り込み106円ミドル付近まで下落。一方、長期金利の上昇に一服感が出たことをNY株式市場は好感。NYダウは前日の下落幅を取り戻すなど一時の不安感は見られず安心感が広がりドル円の下支えとなった。
先週末から始まったこれまでのドル安からドル高、円高から円安といった修正局面も一先ず終わりその修正のドル売り円買いの動きが強まった。
今日は週末ということもあり昨日のドル安円高の流れが継続する可能性が高く、それが修正で終わるかどうかを確認する必要がある。
修正の修正ということが確認されれば再びドル高円安の動きに戻る。
今日のNY株式市場の動きがそのカギを握る。
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