ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-03

[米ドル円]イースター休暇で膠着

(米ドル円時間足)


東京市場で106円92銭まで上昇したドル円は107円には届かなかったことで利食い売りなどに押されて106円40銭まで売られた。その後買い戻しが入ったものの上値は重くNY市場で106円27銭まで下落した。
月末の特殊要因となる売りがロンドンフィキシングタイムに入るなど特にドル円の売り材料があったわけではない。寧ろ、NY株式市場が反発したことでドル円の底値は支えられた。
米経済指標も好調な結果を示すなど市場には安心感も広がった。米中貿易摩擦も米国内からの反発もあり見直しの動きも出始めている。
今日は主な市場が休場となることから大きな動きは期待できないものの、ドル円は106円付近では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:107円00銭~106円10銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]下げ止まりから反発も

(ポンド米ドル日足)


昨日発表された英国10-12月期四半期経常収支は-184億ポンドと予想の-240億ポンドを下回った。同時に発表された英国10-12月期四半期GDPは前期比予想通り0.4%となった。全般に好調な経済は続いておりポンドの下支え要因となる。しかし、市場の反応は殆ど見られずポンドは上値の重い展開が続いた。
ロンドンフィキシングタイムにはまとまったポンドの売りが入ると、ポンドドルはこの日の安値となる1.4010ドルまで下落。そのまま安値圏での引けとなった。
イースター休暇でロンドン市場も休場となることからポジション調整もほぼ一巡したとみられる。休み明けはまだ売りが続く可能性もあるがそろそろ底値に近付いているように見える。
ボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ50.0%戻しである1.3980ドル付近で下げ止まるようなら買いを入れてみたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4080~1.3980(50.0%、BB中心線)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]短期ポジションの巻き戻し

(カナダドル円日足)


昨日発表されたカナダの1月月次GDPは-0.1%と予想の0.1%を下回った。また、同時に発表された2月原料価格指数や2月鉱工業製品価格も前月から低下するなどカナダにとってはアゲインストの結果となった。これを受けカナダ円は一気に82円20銭付近まで下落したものの、その後はNY株式市場の上昇で反発。リスク回避の円売りが強まると82円77銭まで上昇するなどカナダ円は底堅い動きで引けている。
今日はグッドフライデーでカナダ市場も休場となることから動意が乏しいと予想されるが、カナダ円の底堅さは継続とみる。
NAFTA問題などからカナダドルのショートポジションが積み上がったことで巻き戻しの買いが入りやすい状況にある。
上値目途としてはボリンジャーバンドの上限となる83円前半や、3月12日に付けた高値83円50銭付近が意識される。

予想レンジ:83円20銭(BB上限)~82円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[全般]イースター休暇控え最後の調整

イースター休暇前日の昨日のNY株式市場は三日ぶりの反発となりリスク回避の動きも後退。一方長期債利回りは低下したもののドル自体の動きは見られないなど各市場でそれぞれポジション調整と思われる別々の動きが目立った。
昨日の東京市場では前日に円安が進んだことを受け日経平均株価が好調なスタートを切った。ドル円は106円後半で始まったもののその後利食い売りなども入り106円ミドル付近に押し戻されると株価も押し下げられるなど円主導の動きが続いた。
欧州市場ではドイツの3月CPIが予想を下回ったことからユーロが売られる場面もあったが大きな影響は見られなかった。
NY市場で発表された米2月PCEコア・デフレーターは予想通り前月よりも上方修正されるなど、携帯電話料金の低下の影響が徐々に薄れていることを示すものとなった。
しかし、その後発表された米3月シカゴ購買部協会景気指数が57.4と予想の62.0を大きく下回るなど、保護貿易への不安がそのまま示された格好だ。
ロンドンフィキシングタイムにユーロ円やポンド円などにまとまった売りが入るとドル円はこの日の安値となる106円27銭まで下落。しかし、下落が続いたNY株式市場はこの日は三日ぶりに反発。物価上昇が予想通り緩やかな上昇を示したこともあるが、イースター休暇前の買い戻しが入ったとみられる。リスク回避の動きが後退すると円売りが強まりドル円も106円ミドルに押し戻された。
米長期金利は米中を中心とした貿易摩擦への懸念もあり下げ幅を拡大したもののドル売りには繋がらなかった。
イースター休暇を控えたポジション調整と思われる動きが各市場で見られたが、全般に安心感が漂った。
今週は森友問題が山場を越えたことや北朝鮮の非核化への期待などから地政学的リスクが後退。NY株式市場の下落幅が縮小するなどドル円にとっては上値を抑える要因が減ってきたことで買い戻しの動きが強まった。
今日は主な市場が休場となることから大きな動きはないとみられるが流動性が低下する中で一時的に上下に振らされる可能性が高い。
追いかけて高値や安値つかみには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]リスク後退と期末要因

(米ドル円日足)

USD_JPY_20180329_hiashi.jpg

ドル円の上値を抑えていた不安材料がここにきて一気に後退している。
森友問題が一先ず山場を越えたことや北朝鮮の地政学的リスクの後退により円売りの動きが強まった。期末に向けたレパトリの円買いも一巡したことで新たな外債投資の動きも見られる。
また、明日から始まるイースター休暇を控えこれまで売られ過ぎたドルの買い戻しの動きも入りドル円は昨日のNY市場で107円台に乗せてきた。
途転を示すパラボリックは昨日売りから買いサインに転換するなどドル円にとっては久しぶりに買いの勢いがみられる。
NY株式市場は依然として不安定な動きが続いており米長期金利も停滞したままで上値も限定的だが、底値は確実に切り上がっている。
目先の上値目途としてはボリンジャーバンドの上限でもありフィボナッチ50.0%戻しとなる107円50銭が意識される。

ドル円予想レンジ:107円50銭(50.0%、BB上限)~106円20銭

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[ポンド米ドル]ポジションの巻き戻し

(ポンド米ドル日足)


イースター休暇を控え市場全体にポジション調整の動きが出やすい地合いが続いている。
ポンドドルは週初1.4244ドルの高値を付けた後、対ドル対ユーロ、そして対円でもまとまった売りが入り下落に転じた。2月早々に付けた高値1.4280ドル付近を上抜けできなかったことで目先ダブルトップを形成。ボリンジャーバンドの上限から放れたことで中心線の位置する1.3980ドル付近を目指す展開となった。このレベルはフィボナッチ50.0%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
今日のロンドン時間には英国10-12月期四半期GDPや英国10-12月期四半期経常収支が発表される。
英国10-12月期四半期経常収支は前月の228億ポンドを上回る240億ドルの赤字拡大が予想される。
英国10-12月期四半期GDPは0.4%と前月から横ばいが予想されるが、今の地合いから見ると予想を下回った時の方が反応しやすい。ただ、最終的にポジションの巻き戻しが終われば再び上昇するとみている。
短期的には売りだが押し目買いのチャンスも逃さないようにしたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4110~1.3980(50.0%、BB中心線)

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[南アフリカランド円]SARB政策金利予想通り引き下げ

(南アフリカランド円日足)


昨日のNY時間に開かれた南ア中銀SARB政策会合で政策金利を現行の6.75%から6.50%に引き下げることを決定。既に市場は利下げを織り込んでいたもののこの結果が発表される前からランド円の売りが散見。ランド円は9.086円から9.983円まで下落した。
しかし、NY市場で円売りの動きが強まるとランド円も9.067円まで買い戻されるなど底堅さが目立った。
ただ、クガニャゴSARB総裁は「今回の会合で0.5%の利下げは議論されなかった」と発言。これは、まだ利下げの余地があることを示すものと判断されることから上値も限定的。
ボリンジャーバンドの上限が位置する9円10銭付近で上値が抑えられており、目先上値の重い展開が予想される。
ただ、投資家から見れば依然としてランドは高金利通貨であり押し目は拾っていきたい。

ランド円予想レンジ:9円10銭(BB上限)~8円96銭(38.2%、BB中心線)

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[全般]リスク後退とイースター休暇

北朝鮮と中国との首脳会談が行われ非核化に向けた動きが強まりリスク回避の動きが後退。また、明日から始まる欧米のイースター休暇を前にドルや円の巻き戻しの動きが強まりドル円は107円台を回復した。
昨日の東京市場は前日NY株式市場の下落に伴い日経平均株価が下落して始まるとドル円は105円ミドル付近での上値の重い展開で始まった。
その後北朝鮮と中国の首脳会談が行われ非核化に向けた動きが強まるとの期待が高まるとリスク回避の動きが後退。円は対ドルだけではなく他の主要通貨に対しても売りが目立った。
また、明日からイースター休暇に入ることからこれまで売られ過ぎていたドルの買い戻しが入るなど、全般にポジションの巻き戻しの動きが見られ始めた。
一方、NY株式市場は前日のような大きな下げとはならなかったものの三指数ともに軟調な地合いが続くなど不安定な動きが続いた。原油価格も週間在庫が予想を上回る増加となり株価の押し下げ要因となった。株式市場や債券利回りを見るとリスク回避の動きが続いているものの市場はポジション調整の動きが先行しやすい地合いとなった。
結果的に円安とドル高が同時に強まったことでドル円は2週間ぶりに107円台に上昇。
クロス円も全面高となっている。
3月は本邦機関投資家の期末に当たることから新規の外債投資の買いなどが入りやすいこともドル円の押し上げ要因と考えられる。
明日からのイースター休暇を控え本日もポジション調整の動きが続くとみるが、徐々にその動きも終盤に近づく。
北朝鮮の非核化による地政学的リスクの後退や、森友問題も山場を越えた。今後も問題は残るものの円安の動きは当面続く可能性が高くなっている。

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[米ドル円]ドル円の底堅さ確認

(米ドル円時間足)


東京時間に佐川前国税庁長官の証人喚問が開かれたが「官房や官邸から書き換えの指示はなかった」と断言。改ざんの経緯に関しては証言を拒否したことで一先ず安倍政権は安泰との見方が広がり円売りの動きが強まりドル円は105円75銭まで上昇。
欧州市場ではポンド売りからスタートしユーロも下落するとドルは全面高。クロス円も同時に売りが入ったもののドル買いの勢いが強くドル円はこの日の高値となる105円90銭を付けた。その後「米国が中国の企業買収を制限する緊急事態法を検討している」との報道が伝わるとNY株式市場が大幅安。また、米長期金利も低下したことからドル円は105円40銭付近まで押し戻された。
これだけ株安金利低下したにもかかわらずドル円は105円を割り込むことがなかったということはそれだけ底堅さが戻り始めたといえそうだ。
東京の株式市場は軟調な地合いで始まれば105円付近を試す展開が予想される。
イースター休暇を控え一段の買い戻しが入りやすく、105円の底堅さが確認されるようなら買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:105円90銭~105円10銭(61.8%)

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[ポンド円]1.43ドルミドルの上値の重さ

(ポンド円日足)


前日に大幅上昇となったポンド円は東京市場でもその流れを継いで堅調なスタートとなった。しかし、ロンドン市場が始まるとポンドは対ドル対ユーロ、そして対円で利食いと思われるまとまった売りが入り下落。150円ミドル付近で推移していたポンド円は149円を割り込み148円93銭まで売り込まれた。その後は買い戻しが入り149円後半まで押し上げられた。
しかしNY株式市場が下落に転じたことでリスク回避の円買いが強まると再び149円付近まで下落して引けてきた。
150円ミドルにはボリンジャーバンドの上限が位置していたことも利食い売りを誘った可能性がある。しかし、売りが一巡したところでは再度買いが入り上値を試す展開を予想する。148円付近にあるボリンジャーバンドの中心線が強いサポートとみられる。
148円を損切りレベルとして148円台は買いを入れてみたい。

ポンド円想レンジ: 150円70銭(50.0%)~148円70銭

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[南アフリカランド円]SARB政策金利引き下げ観測

(南アフリカランド円日足)

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3月に入りランド円は8円75銭から9円10銭のレンジ相場が続いている。
昨日のNY市場でランド円はレンジの上限である9円09銭まで上昇後下落に転じた。
米中貿易摩擦が激化するとの見方からNY株式市場が大幅下落となったことを受けリスク回避の円買いが進んだためだ。
また、保護主義的な動きが強まる中で貴金属価格の下落もランドの上値を抑えている。
今日は南ア中銀であるSARBの政策会合が開かれ、政策金利を現行の6.75%から6.50%に引き下げると予想される。市場は利下げをすでに織り込んではいるものの、市場の地合いが悪い中で発表後ランド売りに反応しやすい。
ただ、南アの政治リスクは後退しており経済も将来的に回復するとの期待もあることから押し目買いスタンスは継続。

ランド円予想レンジ:9円09銭(BB上限)~8円96銭(38.2%、BB中心線)

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[全般]前日上昇の反動

前日に大きく上昇したNY株式市場は一転して下落。米中貿易摩擦への懸念が再び燻る中で神経質な展開が続いている。
昨日の東京市場は前日に大幅上昇となったNY株式市場の動きに連動する格好で日経平均株価は上昇して始まった。また、この日は注目の佐川前国税庁長官の証人喚問が開かれ「書き換えは官房や官邸からの指示はなかった」と断言。安倍首相や昭恵夫人の関与も否定したことで安倍政権への懸念材料が後退。リスクオンによる円安が進みドル円は105円75銭まで買われた。
欧州市場が始まるとポンドのまとまった売りが入りユーロもつられて下落するとクロス円の売りに繋がった。同時にドルが全面高となったことでドル円は寧ろ底堅い動きで推移。
NY市場では1月ケース・シラー米住宅価格指数が6.4%と予想の6.2%を上回るなどドル円はこの日の高値となる105円90銭まで上昇。
NY株式市場も前日に引き続き堅調なスタートとなった。ところが、その後「米国は中国の企業買収を制限する緊急事態法を検討している」との一部報道で市場は一転。
株式市場は三指数ともに下落に転じるなど前日の反動がみられた。また、米長期金利も前日の2.85%から一気に2.77%へ急低下するとドル円は105円40銭付近まで下落して引けている。一方、欧州やロンドン株式市場は上昇して引けるなど同時株安への不安は高まっていない。
今日の東京市場もこの流れを受け株価が下落して始まると予想されるが、前日の上昇の反動とみるのであればリスク回避の動きは限定的とみる。
また、日本の機関投資家などのレパトリの売りは一巡し買いに回っているとの見方もある。
一先ず日本の政治リスクも後退するなどドル円の過度な下落への懸念はなくなった。
米長期金利が低下しNY株式市場が大きく下落してもドル円が105円台を保っているのがその証だ。
今週末はイースター休暇を控えポジション調整的な動きが活発化し始める頃だ。ドル円やクロス円も神経質な展開が続く中で押し目を買う動きが入るか注目。

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[米ドル円]新年度に向けた機関投資家の買い

(米ドル円時間足)


週明け東京市場は日経平均株価の反発を受けドル円は底堅い動きで始まった。
先週末のNY株式市場が下落幅を拡大したことから懸念された日経平均は最初低く始まったものの本邦機関投資家が運用比率調整などを目的とした買いを入れたとの報道もあり反発。これを受け104円ミドル付近に下落していたドル円は105円前半に上昇。
NY市場では米中が水面下で貿易戦争回避に向けた交渉を模索し始めたとの報道で株式市場が三指数ともに大幅反発。リスク回避の動きが後退するとドル円は105円ミドル付近に上昇。クロス円も全面高となるなど先週までの動きと全く反対の動きがみられた。
過度に悲観的側へ傾き過ぎたことから、反発が出始めている。
1年5か月ぶりに105円を割り込んだことからドルロングは殆ど解消され、寧ろ短期的にはドルショートポジションに偏り始めている。
そのショートスクイーズを狙った買いが入ると106円台も視野に入る。
今日は森友学園問題を巡り佐川氏の喚問が行われるが、それにより105円付近に押し戻される場面があれば買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:105円90銭(61.8%)~105円20銭

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[ポンド米ドル]1.43ドルの最高値を意識

(ポンド米ドル日足)


米中が水面下で貿易戦争回避に向けて交渉を模索し始めたことからリスク回避の動きが後退。ポンド円など売られ過ぎたクロス円の買い戻しが入るとポンドも対ドルで上昇。
先週開かれたBOE金融政策会合で利上げ期待が高まったこともポンド買いに拍車がかかった。
今年1月25日に付けた高値1.4345を試しに行く可能性が高まっている。
ただ、このレベルはブレグジットショックで下落する前のレベルでもあり意識されていることから上抜けは簡単ではない。
ボリンジャーバンドの3σの上限でもある1.4340手前では売りを出しておきたい。
もし1.4345を上抜けするようなら追いかけて買いを入れていく。

ポンドドル予想レンジ: 1.4340(BB上限)~1.4180

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[豪ドル円]下落トレンド継続

(豪ドル円日足)


週明け東京市場で豪ドル円は日経平均株価の反発により買いが先行。先週末のNY市場で今年最安値となる80円50銭を付けたことで一先ず売りが一巡。
NY市場では株式市場が5日ぶりに反発したことを受け、目先の豪ドルショートポジションが炙り出されている。
今日は日経平均株価や上海総合指数が大きく反発して始まる可能性が高く豪ドルの一段の買いが入るとみている。
上値目途としてはボリンジャーバンドの中心線でもありフィボナッチ50%戻しとなる82円ミドル付近がターゲットになる。
ただ、途転のサインとなるパラボリックは売り継続を示しており、利食いはしっかりと入れておきたい。もし61.8%戻しとなる83円も上抜くようなら3月13日に付けた高値84円50銭が次のターゲットになりパラボリックも買いサインに転じる。

豪ドル円予想レンジ:82円50銭(BB中心、50%)~81円40銭

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[全般]米中貿易戦争回避に向けた動き

下落が続いたNY株式市場が大きく反発。米中貿易戦争回避に向けた動きが始まったとの報道で市場に安心感が広がり円安の動きが強まっている。
週明け東京市場では日経平均株価が先週末のNY株式市場の動きを受け、低く始まったもののその後反発。本邦機関投資家などが新年度に向けて買いを入れたとの見方もあり市場には過度に悲観的な見方が後退しドル円は104円ミドルから105円前半に上昇。
NY市場では米中が水面下で貿易戦争回避に向けて交渉を始めたことが一部関係者の話として伝わると株式市場が5日ぶりに反発。先週1400ドル余り下落幅を拡大したNYダウは700ドル近く上昇。リスク回避の動きが後退すると円安の動きが強まりクロス円全般に買い戻しの動きが強まった。
結局ドル円は105円ミドル付近まで上昇して引けている。
依然として市場リスクは払しょくされていないものの、先週の過度な悲観的なムードは一気に後退。来週から新年度入りする日本の機関投資家は大きく下落した株やドル円、そしてクロス円などは寧ろ買いのチャンスと捉えているのかもしれない。
トランプ政権も大統領補佐官や国務長官など保護主義に強硬派がそろい踏みとなったこともあり中国も貿易戦争を回避する動きを強めている。
貿易戦争懸念ともう一つの円高要因となっていた日本の政治不安が森友学園問題だ。
今日は森友文書改ざん問題で佐川氏が喚問されるが安倍政権への影響が限定的となれば円安の動きが一段と進む可能性が高い。
市場のセンチメントが楽観的に傾き始めており悪材料には反応が鈍くなっている。
寧ろ、ちょっとした好材料があれば株式市場やドル円、そしてクロス円の買いのチャンスとして捉えられそうだ。

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[米ドル円]世界同時株安と森友問題

(米ドル円週足)

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世界的な貿易戦争激化への懸念から世界的な同時株安を招いたことでドル円は105円の心理的な壁を突き抜け104円65銭まで下落。一旦は105円台に戻したもののNY株価の下落が止まらず再び104円台に押し戻されてNY市場は終了。NYダウも今年最安値を更新したことで弱気のセンチメントが広がっている。
今週末は主要な市場が休場となることから薄商いの中で荒っぽい動きになりやすく、最終的にポジションの巻き戻しも見られそうだ。
貿易戦争が激化するようなら通貨安戦争にも発展しかねず、仕掛け的なドル売りが入りやすい。また、日本では森友問題により麻生財務相の辞任に発展するようならアベノミクスへの信任後退から円高圧力が高まる可能性が高い。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限となる104円10銭、フィボナッチ76.4%戻しとなる103円60銭付近がサポートとみるが、週末にかけてショートカバーが入る可能性が高く、押し目では買いを入れておきたい。

今週のドル円予想レンジ:106円50銭~103円60銭(76.4%)

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[ポンド米ドル]1.43ドルの高値意識

(ポンド米ドル週足)

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先週のEU首脳会談で英国離脱後2020年末までを移行期間とする暫定合意に達したことでポンドは上昇。ポンドドルは上値が抑えられていた1.4ドルの大台を上抜けし1.4080ドル付近まで買われた。1.39ドル付近に押し戻されたポンドドルもFOMC会合後にドルが下落したのを機に再び上昇。
注目のBOE政策会合では予想通り政策金利は据え置かれたものの9人のメンバーのうち2人が0.25%の利上げを主張していたことが議事要旨で明らかとなり1.42ドル台まで上昇。その後は利食い売りに押し戻されたものの1.4070ドル付近で下げ止まると再び上昇するなど底堅さが目立った。
来月から本格的にEUと英国で通商協議が始動するが英国は移行終了後に金融やモノ・サービスなどを話し合う。移行期間が合意されたことは重要な一歩であるとメイ首相は述べており、今後の交渉に期待が高まる。
今週は米ドルの弱さなどもありポンドドルは今年の高値である1.4340ドル付近を試す展開が予想される。このレベルには週足ボリンジャーバンドの上限もありかなり強いレジスタンスとして意識される。
このレベルを上抜けすると1.37ドルミドルのダブルボトムを形成するが、失敗するようなら1.43ドルのダブルトップを形成する重要なポイントになる。
一先ず押し目買いで入り1.43ドル付近で利食い売りを出す。上抜けするようなら追いかけて買いを入れる。

今週のポンドドル予想レンジ: 1.4340~1.4000

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[カナダドル円]80円サポート

(カナダドル円週足)

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週初にカナダ円は今年最安値となる80円54銭まで下落。その後は反発したものの週末にかけて再び売りが強まった。
トランプ大統領はNAFTA交渉中のカナダとメキシコに対してアルミと鉄鋼の輸入制限の適用を除外。カナダドルは他の資源国通貨と比較して下落圧力は弱まっているものの下落リスクは依然として燻る。
テクニカル的に見ると80円ミドルは昨年4月から6月にかけて何度か下げ止まりから反発に転じている。今回もこのレベルを下回らないようならダブルボトムを形成する。
反対に80円を明確に割り込むようなら損切りも巻き込みながら一段の下げ幅を拡大する可能性が高まる。
カナダは米国に対するアルミや鉄鉱石の輸出量が最も大きなシェアを占めていることから、今後の交渉次第でカナダ経済に大きなダメージを与えることになる。貿易競争が激化するとの見方が更に広がるようなら80円を割り込むリスクが高まる。

今週のカナダ円予想レンジ:83円10銭(23.6%)~80円00銭

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[全般]米中貿易戦争激化と政治不安

先週は米国の中国を主な標的とした保護主義的な政策を巡り世界同時株安を招いた。また、日本では森友問題による安倍政権への不信感が漂うなどリスク回避の円高が進んだ。
週明けG20が開かれたが、その中で米国の強気な姿勢に批判が高まる中で競争的な通貨引き下げ回避が言明された。これを受けドル円は106円ミドル付近まで上昇するなど底堅い動きで始まった。
一方、FACEBOOKの個人情報不正利用を巡りNY株式市場が下落するなど不安定な相場展開も見られた。
注目のFOMC会合が開かれたが金利や経済、そして物価見通しは昨年12月と比較して上方修正されるなどタカ派的と捉えられた。
一方、パウエルFRB議長は利上げに対して中立的な立場の方針を示すなどハト派ともとれる内容となった。市場は最初ドル買いで反応したもののすぐに売りに転じるなど受け止められ方は複雑となったが最終的に金利は低下し株式市場も下落幅を拡大させた。
その後米国が中国に対して知的財産侵害の関税として500億ドル相当の制裁措置を課すことを明らかにすると株式市場が大きく下落。
これを受け日本や中国、そして欧州各国株式市場も下落に転じるなど世界同時株安に発展。
リスク回避の動きが強まると安全通貨である円が上昇。
また、国内では森友問題による安倍政権への不信感が広がったことも円の上昇を加速させドル円は1年4か月ぶりに104円台に突入して引けてきた。
今週は貿易戦争激化への懸念が継続する中でNY株式市場や米長期金利の動向に注目が集まる。
NYダウは先週末に2月の暴落時に付けた安値(終値ベース)23957ドルを下回る23533で引けてきた。また、ドル円も104円台で引けるなどテクニカル的に見ると今週も下落基調が継続すると予想される。
株価の下落を止める要因としては貿易戦争激化を抑制することやFRBが緩やかな金融政策継続を示す必要がある。
今週は複数のFRB幹部の講演が相次ぐ中で株価を睨みながら慎重な姿勢が示される可能性が高い。また、中国に対するトランプ大統領の圧力がいつものように徐々に弱めることで相手の譲歩を引き出す戦法がみられるか注目。
今週金曜日はグッドフライデーで世界の主要市場が休場に入る。
週末にかけて株や為替市場ではポジションの巻き戻しが入りやすく、そうなればドル円も反発するとみる。
余り突っ込み過ぎて最後に火傷をしないように注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]心理的な105円の壁

(米ドル円4時間足)


FOMCで米国の利上げペースは鈍いとの見方から東京市場はドル売りが先行。ドル円は105円58銭まで下落したが日経平均株価上昇により105円96銭まで反発。その後クロス円の売りが強まるとドル円は105円ミドルの損切りを巻き込みながら105円126銭まで下落。このレベルは3月2日に付けた今年最安値ということもあり下げ止まった。
その後米国が中国に対して500億ドル相当の高関税をかけることを表明するとドルが一気に上昇。ドル円は105円81銭まで買われたものの、その後株式市場は三指数ともに大幅安となりドル円は再び下落に転じ105円26銭まで押し戻された。
貿易競争への懸念や日本の政治不安などドル円にとっては売り材料が続く中で105円の心理的な壁が意識される。
一旦は105円割れを試す展開が予想されるが、ドル買い需要も大きいことから一時的に割り込んでもすぐに反発するとみている。
105円の底堅さが確認されたところで買いを入れていく。もし、104円80銭付近をクリアに割り込むようなら途転も想定しておきたい。

ドル円予想レンジ:105円80銭(50.0%)~104円90銭

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[ポンド米ドル]BOE会合で上昇後下落に転じる

(ポンド米ドル時間足)


昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合で政策金利は現行の0.50%が予想通り据え置かれた。しかし、メンバーの2人が0.25%の利上げを主張していたことが議事要旨で明らかとなったことでポンドドルは1.4150ドル付近から一気に1.4207ドルまで上昇。しかし、このレベルでは利食い売りなどが入り上昇前のレベルに押し戻された。
その後は貿易戦争への懸念も広がりFTSEが大きく下落するとともにポンド売りが加速。1.2284ドルまで下落したがその後買い戻しが入り1.23ドルに乗せて引けている。
議事要旨では「利上げは限定的かつ段階的になると表明」、いずれ利上げに踏み切ると予想される。
短期的な売りが入りやすいものの上昇トレンドは継続とみており、押し目買いスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4180~1.4050(50.0%)

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[NZドル円]75円後半のサポートを下回る

(NZドル円週足)


NZドル円は2017年4月の安値75円66銭、11月の安値76円10銭、そして昨日のNYの終わりには75円80銭を付けている。ボリンジャーバンドの下限もこのレベルに位置しており76円後半の強いサポートが意識された。
しかし、NY市場が引けてからも売りが続き75円54銭まで下落している。
前日のFOMC後に上昇したもののその直後のRBNZ会合では緩和政策の継続が改めて示されたことで上値が抑えられた。
そして昨日のNY株式市場の急落でリスク回避の円買いが進んだことで75円後半のサポートを下回ってきた。
次のサポートレベルはフィボナッチ61.8%戻しとなる74円50銭まで特に見当たらない。
76円ミドル手前付近での戻り売りスタンスで臨みたい。

NZドル円予想レンジ:76円00銭~74円50銭(61.8%)

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[全般]貿易戦争激化への懸念

前日のFOMC会合では市場の予想よりも利上げペースは抑えられるとの見方もありドル売りに反応。一方、米国が中国製品に対して500億ドル相当の高関税を課すことを表明するとドル高の動きが強まるとともに株価が大幅下落となった。
昨日の東京市場ではFOMC会合の結果を受けドル円は一時105円58銭まで下落。ただ、日経平均株価は利上げペースの緩和期待から上昇したことで円売りが強まりドル円は105円96銭まで反発。
欧州市場ではBOE政策会合が開かれ、一部のメンバーが利上げを主張したことでポンドが上昇。しかし、直ぐに利食い売りに押されて下落幅を拡大するなどポンドは激しい動きがみられた。
NY市場ではFOMC会合で利上げペースが予想よりも緩やかになるとの見方から米長期金利が低下。ドル円は損切りを巻き込みながら105円26銭まで下落して始まった。
その後は買い戻しが入ったものの、トランプ大統領が中国に対して知的財産侵害を理由に500億ドル相当の高関税を課すことを表明。これを受けドルは主要通貨に対して全面高となりドル円も105円81銭まで上昇。
ところがNY株式市場は貿易戦争への懸念が高まり三指数ともに大幅安。リスク回避の円買いが強まると再びドル円は105円25銭付近まで下落して引けている。
中国は米国の制裁に対して「一方的な保護貿易主義の行動に強く反対」「中国は貿易戦争を恐れない」など、米国との貿易戦争が激化する可能性が高まっている。
先日のG20では通貨安競争を回避することで一致しているが、今後貿易戦争が激化するようなら通貨安競争への懸念が高まることになる。
今回の制裁では日本もその対象となることが明らかになり円高の動きが更に強まるとの見方もある。
ただ、貿易戦争による利益を最も得るのが米国との見方からドル買いの動きも強まるとみる。
今日は週末ということもありNY市場で株や債券、そして為替などのポジションの巻き戻しが強まる可能性もあり深追いは禁物。

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[米ドル円]106円を挟んだもみ合い

(米ドル円4時間足)


昨日は東京市場が休場ということもありアジア市場でドル円は106円ミドルでの小幅な動きが続いた。その後欧州時間に中国の米国関税への対抗措置を計画しているとの報道が流れると106円10銭付近まで下落したがすぐに元のレベルへ押し戻された。
FOMC会合では経済や物価見通しが引き上げられたことでドル円は一時106円64銭とこの日の高値を付けた。しかし、その後パウエル議長が金利に関して中立的な立場をとるとの発言や株価や長期金利が低下したことでドル円は106円を割り込み105円88銭まで下落。その後106円台に戻されて引けている。
今日の東京市場はNY株式市場の下落に伴いやや上値の重い展開で始まると予想される。
しかし、既に本邦勢のレパトリなどの動きも一巡しており下落リスクは低下。
FOMCの年内利上げ見通しは4回とみるメンバーが4人から7人に増えており、19年見通しも2回から3回に引き上げられた。
最終的に金利が緩やかに上昇し株価も混乱が見られないとなればドル円も緩やかな上昇基調に戻るとみる。
目先は105円ミドル手前では買いを入れ106円ミドルで売りを出すといった短期取引に徹したい。

ドル円予想レンジ:106円60銭(61.8%)~105円70銭

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[ポンド米ドル]バンドウォークの始まりか

(ポンド米ドル日足)


昨日のロンドン時間に発表された英国1月失業率(ILO方式)は4.3%と予想の4.4%を下回ったことでポンドドルは1.4020ドルから1.4070ドルまで上昇。その後もNY市場にかけて底堅い動きが続いた。
FOMC会合ではパウエル議長が中立の立場を示したことでドル売りが強まるとポンドドルはこの日の高値となる1.4150ドルまで上昇。そのまま高値引けとなった。
ポンドドルは3月に入り上昇トレンドが続いており、2月16日に付けた高値1.4144ドルを上抜けたことで買い安心感が広がっている。
ボリンジャーバンドの上限に沿った動きが三日続いたことでバンドウォークが始まった可能性もある。
今日はBOE政策会合が開かれるが、この中で利上げに前向きな姿勢が示されるようなら更にポンド買いに拍車がかかる可能性が高い。
次の上値目途としては2月1日と2月2日に付けた高値1.4280ドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ: 1.4280(2月2日高値)~1.4070

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[NZドル米ドル]RBNZ緩和政策継続

(NZドル米ドル2時間足)


昨日のFOMC会合後に米ドルの買いが強まったことでNZドルドルは一時0.7149ドルまで下落。しかし、その後ドルが反落するとNZドルドルは一転して上昇。0.7245ドルの高値を付けた。
その後RBNZ政策会合が開かれ予想通り政策金利は据え置かれたものの声明で緩和政策の継続姿勢が示されたことで0.7203ドルまで押し戻された。
しかし、声明では「長期的なインフレ期待は2%でしっかりと定着している」など利上げの可能性も残された。
早朝の薄商いの中での上昇ということもあり目先窓を埋める売りが出やすいもののそろそろ底打ち感も出始めている。
3月20日に付けた高値0.7260ドルを上抜けるようなら0.7360ドルまでの戻しも視野に入る。
今朝の安値0.7150ドル手前の0.7180ドル付近では買いを入れてみたい。

NZドルドル予想レンジ: 0.7280(61.8%)~0.7180

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[全般]パウエル議長中立の立場

注目のFOMC会合では経済や金利引き上げの強気な見通しからドル買いが進んだものの、パウエル議長の慎重な見通しが示されるとドル安に転じた。しかし、株式市場への混乱は回避されたことで円安の動きも見られた。
昨日の東京市場は春分の日で休場ということからアジア市場は動意が乏しかった。
欧州市場では中国が米関税への対抗措置を計画しているとの報道から円買いの動きが強まったものの一時的な動きにとどまった。
NY市場ではFOMC会合を控え様子見気分が漂ったものの市場は利上げペースが上がるとの見通しもありドルは全般に強含みで推移。ドル円は106円40銭付近で底堅い動きが続いた。
FOMC会合は予想通り政策金利を0.25%引き上げたが既に織り込み済みでもあり影響は見られなかった。ただ、経済や物価見通しが上方修正されたことを受けドルは上昇。ドル円は一時106円64銭まで上昇した。
利上げは前回同様年内3回との見通しが示されたが4回との見方が4人から7人に増えたことや、19年も2回から3回に引き上げられたことがドル買いにつながった模様。
その後パウエルFRB議長の記者会見では「経済見通しはここ数カ月で強まった」「遅すぎる利上げペースは経済にリスクをもたらす」と説明。また「利上げに関しては中立な立場の方針」と発言したこともあり株や債券、そしてドルなどのポジションの巻き戻しの動きが強まるとドル円は105円88銭まで押し戻された。その後は106円台を回復したものの、結局今回のFOMC会合後の株式市場は小幅な下落にとどまるなど大きな混乱がなかったことは市場に安心感を与えるものだ。
米長期金利はほとんど変わらなかったことからこれまでのドル買いの調整が入りドル安。そして、株式市場への安心感からリスク回避の動きが後退し円安が進んだことでドル円は殆ど発表前からやや下げたものの大きな変化は見られなかった。
今後米国の株式や債券市場が落ち着いた動きで推移するようなら長期的で緩やかな上昇を見込んだドル買いの動きが強まるとみる。
ただ、目先はFOMCの結果を消化する時間が必要であり短期的に方向感の掴みにくい相場展開が続きそうだ。

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[米ドル円]イベントリスク後退

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は株価下落にもかかわらず底堅い動きが続いた。この日は若田部日銀副総裁や雨宮日銀副総裁がデフレ脱却に向けて改めて全力を挙げることを強調。黒田総裁の2期目に向けて緩和政策継続するとの見方が強まった。また、G20では通貨安競争の回避を言明したこともドル円の買い安心感につながった。
NY市場では前日大幅安となった株式市場が三指数ともに反発。米長期金利も上昇したこともありドル円は106円60銭まで上昇。高値圏での引けとなった。
今日のFOMC会合では政策金利見通しやパウエル議長の発言がタカ派的なものとなれば株価下落への懸念から、会合前後で一時的にドル売りが強まる可能性がある。
ただ、106円台を割り込まずに上昇するようなら目先の下落リスクは後退。
フィボナッチ38.2%戻しとなる107円30銭付近を試す展開が予想される。このレベルは3月12日に付けた高値でもあり意識される。

ドル円予想レンジ:107円30銭(38.2%)~106円20銭

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[ユーロ米ドル]下降トレンド継続

(ユーロ米ドル日足)


東京市場ではほとんど動きがなかったユーロは欧州市場に入り米長期金利が上昇したことで下落に転じた。その後も下落は止まらずユーロドルはNY市場でこの日の安値となる1.2240ドルまで下落してそのまま安値引けとなった。
前日の上昇幅を上回る下落幅となり往って来い。結果的に下落トレンドラインを上回ることができずに反落するなど本日も売り先行で始まりそうだ。
ただ、今日のFOMCで利上げ見通しが変わらないようなら米長期金利が低下しユーロの買い戻しが強まる可能性がある。
ボリンジャーバンドの下限が目先の下値目途として意識されることから一先ず買いを入れておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2300~1.2200(BB下限)

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