ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-03

[米ドル円]円高から円安

(米ドル円時間足)


東京市場の早朝に伝わったコーンNEC委員長の辞任報道でドル円は106円前半から一気に105円46銭まで下落。前日には北朝鮮が非核化に向け米国と対話するとの報道で円が全面安となった真逆の動きで始まった。
日経平均株価も地政学的リスクの後退により上昇するかと思われたが結局マイナス165円で終了。欧州市場に入っても上値の重い展開が続いた。
しかし、NY株式市場ではコーン氏辞任の影響は限定的となり徐々に買い戻しの動きが強まるとドル円は106円22銭まで反発。結局下落前のレベルである106円前半で引けるなど往って来い。
今日はECB理事会が開かれ、内容次第でユーロが下落する可能性が高くドル高が進みやすくなる。
地政学的リスクの後退などから105円台ミドル手前でドル円の買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:106円50銭(50.0%)~105円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ECB理事会は変更なし

(ユーロ米ドル日足)


東京時間の早朝にコーンNEC委員長の辞任報道でドル売りが強まったことでユーロは欧州市場にかけて底堅い動きで推移。この日発表されたユーロ圏10-12月GDPは予想通り2.7%と発表されたがユーロ買いの動きを更に加速させ1.2445ドルまで上昇。しかし、NY市場でドル買い戻しが入るとユーロドルは1.2385ドルまで下落するなど往って来い。
本日開かれるECB理事会を控えポジションを縮小する動きが目立つ。
また、昨年末に1.17ドル付近で推移していたユーロドルが1.25ドル台まで上昇。通貨高が物価押し下げ要因として意識される。
また、前月の物価指数が低下したことや米国の輸入制限発動への警戒感からフォワードガイダンスや政策への変更には慎重な見方が示される可能性が高い。
もし、前回よりも慎重な姿勢が示されるようならユーロ売りに繋がる可能性が高い。
ボリンジャーバンドは横ばいに入っており当面は1.25から1.22ドルのレンジ相場が続くとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2440~ 1.2340(BB中心線、38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]下降トレンドを上抜くか注目

(豪ドル米ドル4時間足)

AUD_USD_20180308_4jikanashi.jpg

早朝にロウRBA総裁が「次の金利の動きは引き下げよりも引き上げの可能性が高い」との発言で底堅い動きで推移。しかし、その直後にコーンNEC委員長の辞任報道が流れると豪ドルの売りが入り対ドルで0.7764ドルまで下落。
その後は買い戻しの動きが入りNY市場では0.7830ドル付近まで押し戻される往って来い。
このレベルには下降トレンドラインが位置していることから一先ず上値は抑えられた。
北朝鮮が非核化に向けた動きも見られる中でリスク回避の動きが後退。昨日のコーン氏辞任を受け目先の豪ドルロングが切らされている。
ロウ総裁発言で今後利上げの可能性が示されていることから豪ドル買いの動きが強まる可能性がある。
トレンドラインを上抜くようならフィボナッチ50.0%の0.7850ドル、そしてフィボナッチ61.8%戻しとなる0.7890ドル付近までの上昇も視野に入る。

豪ドルドル予想レンジ:0.7890(61.8%)~0.7790

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]ドル円クロス円の往って来い

国際協調派で減税に大きく貢献したコーンNEC委員長辞任報道が伝わりドル円クロス円が全面安となったがその後買い戻しが入り往って来い。一時的な混乱はあったが市場は落ち着きを取り戻している。
昨日の東京市場早朝に伝わったコーンNEC委員長の辞任報道でドル円は106円前半から一気に105円ミドルに下落。クロス円もつられて全面安となるなど円が全面高となった。
前日に北朝鮮の非核化に向けた動きから上昇に転じた日経平均株価もコーンNEC委員長辞任報道で下落。市場は連日上下に振らされる結果となった。
コーンNEC委員長は元々ゴールドマンサックス出身であり、トランプ政策の要となる大型減税実施に大きな貢献を果たすなど市場の信認が高い人物。それが今回の輸入制限発動への抗議の辞任とみられ市場の不安が高まった。しかし、その後任人事は直ぐに決まるといわれており市場への影響は限定的とみられる。NY株式市場は最初下落幅を拡大したものの最終的に三指数ともに買い戻された。
株、為替ともに往って来いとなるなど市場への影響は一時的なものとなった。
市場の注目は本日のECB理事会と明日の米雇用統計に移り始めている。
ただ、今回のECB理事会では金融政策やフォワードガイダンスに関しては触れることはないと予想される。そうなればユーロ売りが強まる可能性がありドル高に振れやすくなる。
昨日発表された米2月ADP雇用統計は23.5万人増と予想の20.0万人を上回るなど明日の雇用統計への期待が高まる。
また、ベージュブックではすべての地区で物価上昇がみられ、雇用市場の引き締まりが賃金を引き上げていることが明らかとなった。
明日の雇用統計では前回よりも賃金上昇が抑えられると予想されることから、株価にとってはプラス材料となれば円安の動きが強まることになる。
今日は昨日の反動もあり様子見気分の強い相場展開ではあるがECB理事会でのドルの動きに注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する