ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-03

[米ドル円]森友問題がネック

(米ドル円時間足)


週明け東京市場では日経平均株価の上昇などからドル円は一時106円98銭まで上昇して始まった。しかし、森友問題により野党が麻生財務相の辞任を要求するなど国内政治情勢の混乱の高まりから円買いの動きが強まった。ドル円は午後に入ると106円36銭まで売り込まれた。その後買い戻しが入ったものの107円には届かず再び下落。
北朝鮮リスクが後退したものの森友問題で押し戻されるなどドル円はモグラたたきのような状態が続いている。
ただ、森友問題で閣僚の辞任に発展しないようなら再びリスク回避の後退により円売りに戻るとみる。
米雇用統計など見ても米国経済の強さがドルの下支えとなっており、一先ず106円付近では買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:106円90銭~106円25銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]離脱交渉の行方

(ポンド米ドル日足)


ロンドン時間にウォーカー政務次官が「離脱交渉はEU側と合意に近づいており、22日からのEU首脳会議で合意の見通し」との発言でポンドは1.3840付近から1.39前半まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。1.39前半にはボリンジャーバンドの中心線が位置しており一先ず上値が抑えられた。
英国は2019年3月の離脱後約2年間の移行期間を求めているのに対してEU側は2020年末までとしている。
市場は最終的に妥協点を見出すとの見方が多く、ポンドはボリンジャーバンドの上限を試しに行くとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.4020(50%)~1.3870

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[豪ドル円]天井圏からの下落

(豪ドル円日足)


2月末に84円16銭の高値を付けた後81円50銭まで下落。その後上昇に転じたものの昨日は84円10銭で上値を抑えられた。
このレベルにはボリンジャーバンドの中心線が位置しており売りが並んだ。
森友問題により日本の政治情勢への不透明感から円買いの動きが強まったためだ。
豪州経済の強さからいずれはRBAが利上げに転じるとの見方に変化はなく、下げも限定的とみる。
38.2%戻しの83円前半から61.8%戻しの82円ミドル付近で下値の堅さが確認されるようなら押し目買いを狙いたい。

豪ドル円予想レンジ:84円10銭~83円10銭(38.2%)

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[全般]国内政治情勢の混乱で円高

特に目立った材料のない中で森友問題による日本の政治情勢の混乱により円買いの動きが強まった。
週明け東京市場では先週末の米雇用統計の結果を受けNY株式市場が大幅高となり日経平均株価が上昇して始まった。しかし、森友問題の書き換え問題から麻生財務相の辞任要求まで発展するなど安倍政権への信頼が揺らぎ始めたことでドル円は上値の重い展開となった。
欧州市場に入っても円買いの動きは止まらずクロス円全般に円買い戻しの動きは継続。
NY市場では特に目立った材料のない中でNYダウは三日ぶりに反落。一方、ナスダックは7日続伸となるなどまちまちの動きとなった。トランプ大統領が追加関税に対する適用除外の事項を明らかにするまでは保ち合い的な展開が続きそうだ。
北朝鮮の非核化に向けた動きがリスク回避の後退に繋がり円安が進むかと思われたが、森友問題が足を引っ張るという格好となった。
もし、麻生財務相など閣僚の辞任まで発展するようならアベノミクスへの信頼が失墜しかねず、そうなれば一時的に円買いの動きが強まる可能性も残る。
しかし、今のところドル円への影響は限られているものの関税や国内政治問題が収まるまでは神経質な展開が続きそうだ。
今日のNY時間には米2月消費者物価指数や追加関税事項の発表、そしてペンシルバニア州連邦下院補欠選挙の結果も明らかとなる。
これらの結果がNY株式市場にとってプラスになるかどうかを見極めるまではドル円も動きにくい状況が続きそうだ。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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