[米ドル円]米経済指標とNY株式市場の動き

早朝にトランプ大統領が中国への輸入関税を600億ドルに引き上げることを検討しているとの報道で貿易摩擦への懸念が高まった。しかし、東京時間に発表された中国2月鉱工業生産が予想を上回った事からドル円への影響は限定的となった。しかし、NY株式市場は米2月小売売上高が予想を下回ったことや貿易摩擦への懸念から三指数ともに下落。これを受けリスク回避の円高が強まりドル円は106円07銭まで下落。しかし、これまでも105円台で何度か跳ね返されるなど底堅さが意識され下げ止まった。
日米の政局不安も加わるなどドル円の売り材料には事欠かないものの、そろそろ悪材料の出尽くしとみることもできそうだ。
今日のNY株式市場の動向次第でドル円が反発する可能性もあることから、106円付近で打診買いを入れてみたい。
ドル円予想レンジ:106円80銭~106円00銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ円]買いサイン点滅

前日に売り買い途転のタイミングを示すパラボリックが売りから買いのサインに変わったことで東京市場では底堅い動きで始まった。
しかし、欧州時間にドラギ総裁が「ユーロ高が今後インフレの重石となる可能性」「米国の新たな貿易政策が波及するリスクがある」など慎重な姿勢が示されたことでユーロ売りが強まった。
NY市場では米2月小売売上高が予想を下回ったことや貿易摩擦への懸念からNY株式市場が下落して始まったことで円買いが進みユーロ円は131円03銭まで下落。引けにかけて131円ミドルに押し戻されるなど方向感の掴みにくい動きとなった。
ボリンジャーバンドの中心線が131円ミドルに位置しており、今日の終値がこのレベルを上回るか注目。もし上回るようならパラボリックの買いトレンドは継続とみる。
反対に昨日の安値131円を下回るようなら再び売りに転じ、ボリンジャーバンドの下限を目指す展開が予想される。
ユーロ円予想レンジ:132円50銭(38.2%)~ 131円00銭
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[NZドル米ドル]上昇トレンド継続

先ほど発表されたNZの10-12月期四半期GDPが0.6%と予想の0.8%を下回ったことからNZドルドルは0.7340ドル付近で推移していたが一気に0.7293ドルまで下落。このレベルは上昇トレンドラインも位置することから下げ止まった。
この時間帯は流動性が低いことから過度に反応しやすく、いずれ窓を埋めに来るとみる。ただ、NZドルドルの場合は戻すまで一日かかることが多いので慌てることはない。
今年に入り0.71ドル後半でダブルボトムを形成したことで0.74ドル前半を目指す動きが予想される。
0.73ドル割れがあれば拾っておきたい。
NZドルドル予想レンジ:0.7340(61.8%)~0.7290
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[全般]政局不安と貿易摩擦懸念
昨日の東京市場が始まる直前にトランプ大統領が中国からの輸入に対して300億ドルの関税を却下し600億ドルをかける計画をしていることが明らかとなった。これを受け、NY株式市場は中国関連銘柄を中心に三指数ともに下落。
また、ティラーソン国務長官が解任されたことや、ペンシルベニア州の下院補欠選挙で民主党が勝利する見通しとなったことから政局への不安感が拡大。日本も森友問題で安倍政権への信頼が低下するなど日米政局不安がドル円の上値を抑える要因となった。
特にペンシルバニア州は大統領選でトランプ大統領を勝利に導いた州だけに中間選挙に向けて難しいかじ取りが予想される。
更に、昨日のNY時間に発表された米2月小売売上高が-0.1%と予想の+0.3%を大きく下回ったことが相場の不安材料として意識された。
ただし、今回予想を下回ったのは年末商戦の反動との見方が多く、減税効果などから春にかけて再び上昇すると予想される。
また、先日辞任したコーン米NEC委員長の後任としてCNBCコメンテーターのクドロー氏に決まったこともあり人事不安による影響も徐々に収まりつつある。
悪材料が過ぎ去ると買い戻しが入るといった動きが繰り返される中で一喜一憂。
昨日進んだ円高が円安に戻るきっかけは今日のNY株式市場の下落が止まるかどうかにかかってきそうだ。
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