ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-03

[米ドル円]105円台の底固め

(米ドル円8時間足)


米国が中国に対し1000億ドルの貿易赤字削減を要求するなど貿易摩擦拡大への懸念から昨日の東京市場でドル円は106円を割り込み105円79銭まで下落。
しかし、NY時間に発表された3月NY連銀製造業景気指数が予想を上回りNYダウも4日ぶりに上昇に転じるとドル円は106円ミドル付近に押し戻された。
2月に今年安値となる105円25銭まで下落してから下げ止まりを見せ、その後下値が少しずつ切り上げるなど105円台の底固めに入った。
今日は週末ということからポジション調整のドル買い戻しが一段と強まるとみており短期的に106円付近は買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:107円30銭(38.2%)~106円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]130円ミドルで下げ止まるか注目

(ユーロ円2時間足)


東京市場でドル円が106円を割り込むとユーロ売りが強まったもののユーロ円の131円付近には買いが並んだことから下げ止まった。
しかし、欧州市場ではユーロ売りが先行し131円の損切りを巻き込みながら130円80銭付近まで下落。
そのまま下落が続きNY市場で130円56銭まで下落したものの下げ止まった。このレベルは先週の安値でもあり意識された。
前日にECBのドラギ総裁がユーロ高への懸念を示したことがユーロの下落に繋がったが、それ以外には特にユーロ売りの材料がみられるわけではない。
今日は週末ということもあり130円ミドルの底値の堅さが確認されるようなら短期的にポジション調整の買い戻しが入るとみる。

ユーロ円予想レンジ:131円20銭(38.2%)~130円50銭(61.8%)

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[米ドルカナダドル]天井上抜け

(米ドルカナダドル日足)


NY市場でドル買いが強まる中でドルカナダは当面の天井とみられていた1.30ドルを上抜くと損切りを巻き込みながら1.30ドルミドルまで上昇。先日ポロズBOC総裁発言が「政策調整については依然として慎重」との発言でカナダドルが売られやすい地合いにあった。
市場には追加利上げ期待もあっただけに1.3ドルの大台を試すタイミングを探っていたとみられる。
NAFTA交渉の先行きに不透明感もあり一段のカナダドル売りが強まると予想される。
次の上値目途はボリンジャーバンドの上限となる1.31ドル前半。
昨年からボリンジャーバンドの上限を実勢レートが上回った事がないことから、一先ず利食い売りを出しておきたい。

ドルカナダ予想レンジ:1.3110(BB上限)~1.3020

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[全般]クロス円の下げ止まりがポイント

トランプ大統領の追加課税を機に世界的な貿易摩擦拡大への懸念や日米政局不安などからリスク回避の円高が進む中でドルはそれ以上に買いの強さを見せている。
昨日の東京市場では中国を中心としたトランプ大統領の保護主義政策を一段と強めるのではといった懸念が高まり円買いの動きが強まった。ドル円は106円を割り込み一週間ぶりに105円79銭まで下落。
欧州市場では英国とロシアの関係悪化に加えトランプ政権もサイバー攻撃による対ロ制裁を科すことを発表。リスクの高まりからドル買いの動きが強まった。
NY時間に発表された3月NY連銀製造業景気指数は22.5と予想の15.0を大きく上回るなど景気の強さを示したことで来週のFOMCによる利上げ期待がドルの下支えとなった。
また、NYダウは4日ぶりの上昇となったことから円高の流れに歯止めが掛かるとドル円は106円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
トランプ大統領の保護主義政策により世界的な貿易摩擦拡大への懸念や、日米政局不安などがドル円の上値を抑える。
円高の動きは依然として続いているもののドル高の動きが同時に強まる中で昨日はクロス円の下げが目立った。
しかし、日銀と欧米金融政策の違いは最終的にドル円クロス円の下支えとなっており、来週のFOMCに市場の注目が集まり始めている。
悪材料は大分織り込んでおりクロス円の下げ止まりがみられる時がドル円の上昇のサインとみる。

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