ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-03

[米ドル円]心理的な105円の壁

(米ドル円4時間足)


FOMCで米国の利上げペースは鈍いとの見方から東京市場はドル売りが先行。ドル円は105円58銭まで下落したが日経平均株価上昇により105円96銭まで反発。その後クロス円の売りが強まるとドル円は105円ミドルの損切りを巻き込みながら105円126銭まで下落。このレベルは3月2日に付けた今年最安値ということもあり下げ止まった。
その後米国が中国に対して500億ドル相当の高関税をかけることを表明するとドルが一気に上昇。ドル円は105円81銭まで買われたものの、その後株式市場は三指数ともに大幅安となりドル円は再び下落に転じ105円26銭まで押し戻された。
貿易競争への懸念や日本の政治不安などドル円にとっては売り材料が続く中で105円の心理的な壁が意識される。
一旦は105円割れを試す展開が予想されるが、ドル買い需要も大きいことから一時的に割り込んでもすぐに反発するとみている。
105円の底堅さが確認されたところで買いを入れていく。もし、104円80銭付近をクリアに割り込むようなら途転も想定しておきたい。

ドル円予想レンジ:105円80銭(50.0%)~104円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOE会合で上昇後下落に転じる

(ポンド米ドル時間足)


昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合で政策金利は現行の0.50%が予想通り据え置かれた。しかし、メンバーの2人が0.25%の利上げを主張していたことが議事要旨で明らかとなったことでポンドドルは1.4150ドル付近から一気に1.4207ドルまで上昇。しかし、このレベルでは利食い売りなどが入り上昇前のレベルに押し戻された。
その後は貿易戦争への懸念も広がりFTSEが大きく下落するとともにポンド売りが加速。1.2284ドルまで下落したがその後買い戻しが入り1.23ドルに乗せて引けている。
議事要旨では「利上げは限定的かつ段階的になると表明」、いずれ利上げに踏み切ると予想される。
短期的な売りが入りやすいものの上昇トレンドは継続とみており、押し目買いスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4180~1.4050(50.0%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[NZドル円]75円後半のサポートを下回る

(NZドル円週足)


NZドル円は2017年4月の安値75円66銭、11月の安値76円10銭、そして昨日のNYの終わりには75円80銭を付けている。ボリンジャーバンドの下限もこのレベルに位置しており76円後半の強いサポートが意識された。
しかし、NY市場が引けてからも売りが続き75円54銭まで下落している。
前日のFOMC後に上昇したもののその直後のRBNZ会合では緩和政策の継続が改めて示されたことで上値が抑えられた。
そして昨日のNY株式市場の急落でリスク回避の円買いが進んだことで75円後半のサポートを下回ってきた。
次のサポートレベルはフィボナッチ61.8%戻しとなる74円50銭まで特に見当たらない。
76円ミドル手前付近での戻り売りスタンスで臨みたい。

NZドル円予想レンジ:76円00銭~74円50銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]貿易戦争激化への懸念

前日のFOMC会合では市場の予想よりも利上げペースは抑えられるとの見方もありドル売りに反応。一方、米国が中国製品に対して500億ドル相当の高関税を課すことを表明するとドル高の動きが強まるとともに株価が大幅下落となった。
昨日の東京市場ではFOMC会合の結果を受けドル円は一時105円58銭まで下落。ただ、日経平均株価は利上げペースの緩和期待から上昇したことで円売りが強まりドル円は105円96銭まで反発。
欧州市場ではBOE政策会合が開かれ、一部のメンバーが利上げを主張したことでポンドが上昇。しかし、直ぐに利食い売りに押されて下落幅を拡大するなどポンドは激しい動きがみられた。
NY市場ではFOMC会合で利上げペースが予想よりも緩やかになるとの見方から米長期金利が低下。ドル円は損切りを巻き込みながら105円26銭まで下落して始まった。
その後は買い戻しが入ったものの、トランプ大統領が中国に対して知的財産侵害を理由に500億ドル相当の高関税を課すことを表明。これを受けドルは主要通貨に対して全面高となりドル円も105円81銭まで上昇。
ところがNY株式市場は貿易戦争への懸念が高まり三指数ともに大幅安。リスク回避の円買いが強まると再びドル円は105円25銭付近まで下落して引けている。
中国は米国の制裁に対して「一方的な保護貿易主義の行動に強く反対」「中国は貿易戦争を恐れない」など、米国との貿易戦争が激化する可能性が高まっている。
先日のG20では通貨安競争を回避することで一致しているが、今後貿易戦争が激化するようなら通貨安競争への懸念が高まることになる。
今回の制裁では日本もその対象となることが明らかになり円高の動きが更に強まるとの見方もある。
ただ、貿易戦争による利益を最も得るのが米国との見方からドル買いの動きも強まるとみる。
今日は週末ということもありNY市場で株や債券、そして為替などのポジションの巻き戻しが強まる可能性もあり深追いは禁物。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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