[カナダドル円]BOC政策会合

昨日のNY時間に開かれたカナダ中銀(BOC)の政策会合では予想通り政策金利を1.25%に据え置きする事を決定。声明文では「幾分の金融政策の調整はインフレ目標維持のため必要になり妥当」「強い労働所得によって消費の伸びは堅調」「今後の政策調整に関して引き続き慎重を期する」といった内容を受けカナダドルは売りに転じた。市場は原油高の影響などを受けタカ派的な発言内容になるとの期待があっただけに結果的に失望売りが強まった。
ただ、カナダ経済で堅調な地合いが続いていることは明らかであり、いずれ追加利上げに踏み切るとの見方が残る。
日米首脳会談では為替への言及が回避されており、先行き円安の動きが強まるとみている。
調整的な売りが一巡したところでは買いを入れてみたい。
カナダ円予想レンジ:86円00銭~84円60銭(50.0%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]日米首脳会談の影響は限定的
二日にわたって行われている日米首脳会談では初日は北朝鮮問題などで日本の要求を米国は受け入れる姿勢を示した。二日目の会談ではゴルフを交えながらの和やかな会談かと思われたがトランプ大統領は対日赤字に対し直接安倍総裁に不満をぶつけた。TPPよりもFTAに意欲を示すなど、想定内での会談となったことで市場への影響は限られた。
NY株式市場はNYダウが三日ぶりにマイナスとなったものの全般に落ち着きを取り戻している。原油価格もガソリン在庫の減少などから更に上昇幅を拡大するなどリスクオンの動きもみられる。また、米ベージュブックでは貿易摩擦を懸念するものの経済活動は緩やかに拡大が続いていることが示されるなど全般に楽観的な見方が示された。これらを受け米長期金利は上昇したことからドルも底堅い動きとなった。
株式市場が安定したことでリスクオンの円安が進み、長期金利が上昇しドルも上昇。株と債券、そして為替市場の連動性が少しずつ戻り始めているように見える。
今回の日米首脳会談が終了したことで、市場の落ち着きを背景にそろそろ日米金融政策の違いによるドル円の買いが徐々に強まる可能性が高まる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]市場の安定と日米金融政策の違い

日米首脳会談を控えた東京市場でドル円は107円を挟んで上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではユーロやポンドが下落したことでドル買いが進みドル円は底堅い動きがみられた。
NY市場ではNY株式市場が三指数ともに堅調なスタートとなったことでドル円はこの日の高値となる107円21銭まで買われた。
その後日米首脳会談を直前に控え円買いの動きが強まるとドル円は106円90銭まで下落する場面も見られたが、直ぐに反発。106円台には本邦サイドからの買いもみられた。
貿易赤字是正を訴えるトランプ大統領は通貨に対する圧力をかけてくる可能性もあるが、市場は徐々に織り込み始めている。
NY株式市場が安定する中で日米首脳会談というイベントリスクが通過すれば再び日米金融政策の違いに注目が集まりドル円は上昇に転じるとみている。
トランプ発言により一時的に下押し圧力となる可能性はあるものの、それは寧ろ買いのチャンスと捉えたい。
ドル円予想レンジ:108円00銭(BB上限)~106円70銭
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[ポンド円]バンドウォーク継続

東京から欧州市場にかけてポンドは堅調な動きが続いた。この日発表される英国雇用統計を前に思惑的な買いが入ったとみられる。
その英国3月失業率は予想通り2.4%となったが平均賃金が予想を下回ったことを受けポンド円は153円70銭付近から153円前半へと下落に転じた。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇したものの日米首脳会談を控え円は寧ろ買い戻しの動きが強まるとポンド円は153円を割り込み152円78銭まで下落。その後はもみ合いが続いた。
今日は英国3月消費者物価指数や英国3月小売物価指数、そして英国3月卸売物価指数といった重要指標が発表されるが前月からやや悪化するとの見方が多い。また、今日の日米首脳会談では通貨に関しての言及があれば一時的に下押し圧力が高まるとみている。
ただ、上昇のバンドウォークは継続しており、下げ止まったところで押し目買いを入れてみたい。
ポンド円予想レンジ:153円90銭(BB上限)~151円80銭(38.2%)
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[カナダドル円]BOC政策会合に注目

本日はカナダ中銀(BOC)の政策会合が開かれるが現行の政策金利1.25%は据え置かれると予想される。ただ、最近の原油価格の上昇がカナダ経済の追い風となり利上げに前向きな姿勢が示される可能性が高いとみる。
また、NAFTAの再交渉の期待もありカナダドル買いが強まるとみている。
ただ、日米首脳会談では円安に対するトランプ大統領のけん制発言が出るようなら一時的に下落する可能性が高い。
ボリンジャーバンドの上限から放れ始め横ばいが続くものの、中心線の上昇トレンドは継続しており、押し目買いスタンスで臨みたい。
カナダ円予想レンジ:86円00銭(50.0%)~84円70銭
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[全般]日米首脳会談終了後の円の動き
昨日の東京市場では日米首脳会談を直前に控え株価は様子見姿勢が強まる中でドル円は上値の重い展開が続いた。
欧州時間には英国やユーロ圏などの経済指標が予想を下回るとユーロやポンド売りが進む中でドルが上昇。ドル円はNY市場に向けて堅調さを取り戻した。
NY株式市場も好調な企業決算を受け三指数ともに上昇するなどこのところ安定した動きが続いている。ただ、日米首脳会談が始まり為替に関する言及への懸念が高まる中でクロス円を中心とした円買いの動きが強まった。
結果的にドル円は107円を中心としたもみ合いが続くなど、日米首脳会談の結果待ちといった格好となっている。
初日の日米首脳会談では一先ず北朝鮮の拉致問題や核ミサイルの放棄などが受け入れられるなど、日本の意見が取り入れられた。
今日は貿易問題に関する話し合いに注目が集まるものの、既にマーケットは通貨問題などへの懸念を織り込み始めている。
交渉が終了すれば最終的にイベントリスクが後退しドル円クロス円は上昇に転じる可能性が高いとみる。
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[米ドル円]日米首脳会談控え上値は限定的

先週末の米英仏によるシリア攻撃で週明け東京市場は地政学的リスクの高まりから円が一斉に買われるかと思われた。しかし、実際にはドル円は底堅い動きで始まるなどその懸念は稀有に終わった。NY株式市場も三指数ともに上昇するなど地政学的リスクによる円高が回避された格好だ。しかし、今日から始まる日米首脳会談では貿易赤字是正を目的とした日本への圧力が強まることは必至。為替への言及がみられるようならドル円の下落に繋がる可能性が高い。しかし、市場は既に織り込み始めていることからシリアと同様に下値は限定的とみる。
下値目途としては50%戻しとなる106円70銭付近とみており、下げ止まるようなら買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:107円60銭~106円70銭(50%)
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[ポンド米ドル]高値面合わせ

シリア攻撃による市場への影響は限定的となったことで週明け東京市場からリスクオンのポンド買いが強まった。先週武田薬品がアイルランドのシャイアー買収に向けた動きから市場でポンド買いを進めるとの見方があり上昇。その流れが依然として継続している。
昨日のNY市場にかけて買いが更に強まる中で引け際に今年最高値になる1.4344と面合わせになるなど改めて買いの強さが確認された。
このレベルをNY終値ベースで上回るようなら一段の上昇が期待できそうだ。
週足ボリンジャーバンドの上限が位置する1.44ミドル付近が目先の上値ターゲットとして意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.4450(BB上限)~1.4290
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[豪ドル円]雲の下限で上値抑えられる

シリアへの攻撃によるリスク回避の動きが回避されたことで週明け豪ドル円は買いが先行。83円65銭まで上昇。しかしボリンジャーバンドの上限や一目の雲の下限で上値が抑えられる格好で83円前半に押し戻された。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇したことで83円45銭まで買いが入ったものの東京市場の高値を抜ける勢いは見られなかった。
今日は中国のGDPや小売売上高、そして鉱工業生産といった重要指標が発表される。
高値圏で長い上髭を伸ばしたことで天井を付けた可能性があり、これらの結果が予想を下回るようなら豪ドル円の一段の下げが強まるとみている。
中長期の上昇トレンドは継続とみるが、短期的には雲の上限でありボリンジャーバンドの上限の位置する83円後半をバックに戻り売りスタンスで臨みたい。
豪ドル円予想レンジ:83円80銭(BB上限)~82円70銭(38.2%)
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[全般]シリア攻撃による市場への影響
週明け東京市場でのドル円は底堅い動きで始まった。先週末に実施された米英仏のシリアへの攻撃によるリスク回避の動きが強まるとの見方があった。しかし、攻撃は一回限りということから市場には寧ろこれで終了という安心感が広がりドル円は底堅い動きで始まった。日経平均株価も小幅ながら上昇するなど市場の懸念は稀有に終わった。
NY市場でも株式市場は三指数ともに上昇して始まるとドル円は107円39銭とこの日の高値を付けた。しかし、その後は利食い売りなども散見され107円前半まで押し戻されたが市場は冷静な動きを保った。
トランプ大統領はロシアへの追加制裁を見送ったことで米ロ関係の悪化はひとまず回避された。
今日から始まる日米首脳会談では先日発表された為替報告書で円安が指摘されるなど貿易不均衡是正に伴い日本への為替も含めた圧力をかけてくることは必至。しかし、今回のシリアへの攻撃と同様に、市場は既に織り込み始めておりドル円の下落も限定的とみる。
シリア問題や日米首脳会議が終了すればドル円の上値を抑える材料が一先ず後退することから、買場のチャンスを逃さないようにしたい。
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[米ドル円]シリア情勢と日米首脳会談

先週はシリア情勢を巡る地政学的リスクや米中貿易摩擦への懸念の後退などから先週のドル円は107円ミドルの強いレジスタンスを上抜き107円78銭まで上昇。その後はNY株式市場の下落により107円前半に押し戻されて引けている。
しかし、先週土曜日に米英仏がシリアへの攻撃を実施したことで再び地政学的リスクが高まる中で週明け東京市場でドル円は大きく窓を開けて始まると予想される。
リスクの高まりでドル円の下値を見極めるまでは短期取引に徹したい。
もし、一時的な下押しで終わるようなら慎重に買いをいれていきたい。
17,18日の日米首脳会談の行方次第では再び下振れのリスクが警戒されるものの、会談自体が無難に終わるようならドル円は再び上値を試す展開が予想される。
下値目途としてはボリンジャーバンドの中心線の位置する106円60銭、ここを抜けると106円の節目や4月10日に付けた安値105円60銭付近まで目立ったサポートはみられない。
今週のドル円予想レンジ:108円50銭(38.2%)~106円60銭
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[ポンド米ドル]英重要指標発表で反落も

先週末に武田薬品工業がアイルランドのバイオ医薬大手シャイアーの買収資金を大手主力銀行に打診していたことが伝わるとポンドは対円対ドル、そして対ユーロでも買いが入った。もし、実際に買収するとなれば4兆から5兆円という大型買収になり、その思惑が先行した格好だ。25日までに意思を明らかにするとされるが、もし買収しないとなればポンドの失望売りが高まることになる。
ポンドドルの1.43ドル台は今年に入り何度も振り落とされているレベルでもあり、今回上抜けないようなら下振れリスクが高まる。
下値目途としては上昇が始まった1.4ドル台が強いサポートになり、特にフィボナッチ38.2%戻しとなる1.4070ドルが意識される。
反対に、1.43ドルミドルを上抜くようならボリンジャーバンドの上限が位置する1.4400ドルが上値目途になる。
今週のポンドドル予想レンジ:1.4340~1.4000(50.0%)
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[カナダドル円]BOC政策会合と原油価格の上昇

シリア情勢を巡る中東の地政学的リスクの高まりから原油価格は1バレル67ドル台に上昇。米国のシリア攻撃が先週末に実施されたことで更に価格上昇の可能性が高まった。
NAFTA再交渉ではクドロー米NEC委員長は「NAFTAの再調整に関してよい進展がある」と発言するなどカナダドルにとっては追い風となっている。
今週はカナダ中銀(BOC)の政策会合が開かれる。
最近の原油相場の上昇などで景気に前向きな見通しが示される可能性が高く、そうなれば追加緩和への期待の高まりから一段の上値を試す展開が予想される。
上値目途としては一目の雲の中に突入していることから雲の上限となる86円ミドルを覗きに行く可能性が高い。ただ、その手前のフィボナッチ50.0%戻しとなる86円10銭付近が強いレジスタンスとして意識される。
今週のカナダ円予想レンジ:86円00銭~84円20銭
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[全般]シリア情勢を巡る地政学的リスクの高まり
先週は習近平国家主席が対話は問題解決の方法とし、中国は年内に自動車輸入関税を引き下げることを明らかにした。中国が米国に歩み寄りを見せたことで世界的な貿易摩擦への懸念が後退。また、トランプ大統領はシリアへのミサイル攻撃姿勢を示したものの結果的に行動を起こさなかった。ロシアが偶発的な衝突を回避するべく米国とのホットラインを使用していることを明らかにするなど、ロシアが米国に歩み寄りを見せた格好だ。
これでドル円の上値を抑えていた大きな二つのリスクが後退したことでドル円は107円後半に上昇。クロス円も全面高となった。ただ、先週末のNYダウの動きを見ると最初160ドル上昇して始まった後200ドル余りマイナスに落ち込むなど荒っぽい動きが続いている。
今週は一旦後退したと思われたシリア情勢を巡る地政学的リスクが再び高まる中で、円高がどこまで進むか注目。
先週末に公表された米為替報告書には「主要貿易相手国に為替操作なし」とされた。ただ、日本と中国、スイス、韓国、ドイツは引き続き監視国に指定されている。また、中国の貿易不均衡に強い懸念が示される一方で「円相場の介入は例外的なケースに限定すべき」とされた。これは急激な円高が進行した場合には介入可能といった捉え方もできる一方で、貿易黒字減少時に為替操作はできないということでもある。
週明け東京市場では週末のシリア攻撃を受けドル円の下振れリスクが高まるとみるが、地政学的リスクの高まりはそれ程長くは続かない。
今週は日米首脳会談が行われ、日本に対して中国や韓国と同様に対米黒字の削減を迫られることになる。為替への言及がなければ一先ず買い戻しが強まるとみているが、市場のセンチメントが悲観的な場合には一段の円買いに注意したい。
ただ、先週はトランプ大統領がTPP復帰の可能性を示したことで、FTA交渉を中心とした話し合いになるとみられ過度な圧力は回避されそうだ。市場は既にこれらを織り込み始めておりドル円の下振れリスクは限定的とみる。
今週は米3月小売売上高や米3月住宅着工件数といった重要指標も発表され、その結果によるNY株式市場の動向に注目。
企業決算の発表も含め、徐々に株式市場が素直に業績相場への動きをみせるようならドル円の反発に繋がる。
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[米ドル円]地政学的リスク後退で円安の流れ再び

過度なシリア情勢への懸念が後退したことやトランプ大統領がTPP復帰を検討し始めたことで市場全体に安心感が広がり日米欧株式市場の上昇が加速。リスクオンの動きから円が売られやすい状況が続いた。また、米長期金利も上昇幅を拡大したことでドル高の動きが重なりドル円はNY時間に107円43銭まで上昇。4月5日に付けた高値107円50銭が意識された格好だ。
前日のFOMC議事要旨では米中貿易摩擦への懸念がみられたものの数人が利上げペースはやや加速するのが適切との見方を示した。市場の落ち着きが戻る中で再びドル高の動きが強まるとみる。
円安とドル高双方が進む中でドル円はフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの上限の位置する107円90銭付近を試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ:107円90銭(BB上限、38.2%)~106円90銭
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[ユーロ米ドル]欧州経済指標とECB議事要旨でユーロ軟調

昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏2月鉱工業生産(前年比)が2.9%と予想の3.5%を大きく下回ったことでユーロが下落。それまでユーロは底堅い動きが続いていただけに失望売りを誘った。また、その後公開されたECB議事要旨で「緩和バイアスの削除は誤解されるべきではない」「インフレが持続的だとの証拠は不十分だと幅広く合意」などの文言もユーロ売りを促した。
米長期金利も上昇幅を拡大する中で一段のユーロ売りが予想される。ただ、ユーロドルは1.23ドル割れに失敗したことから買い戻しの動きも見られた。
1.25ドルから1.22ドルのレンジを抜けるほどの勢いはなく、1.23ドル割れ近辺では買いを入れてみたい。
ユーロドル予想レンジ:1.2370~1.2280(61.8%)
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[カナダドル円]NAFTA交渉への期待

欧州市場で84円70銭の安値を付けたカナダ円はその後シリアを巡る地政学的リスクの後退から円が下落したことで上昇に転じた。
NY株式市場が三指数ともに大幅上昇で始まるとカナダ円は損切りを巻き込みながらこの日の高値となる83円31銭まで上昇。
トランプ大統領が「NAFTA合意のタイムラインはない」としながら、「合意にかなり近づいている」と発言したこともカナダドル買いに安心感を与えた。
4月に入りカナダ円の底値は切り上がってきており一段の上昇が見込める。
ボリンジャーバンドの上限が位置する85円80銭付近からフィボナッチ50.0%戻しとなる86円付近が一先ず上値目途となることから一旦は売りを出しておきたい。
カナダ円予想レンジ:85円80銭(BB上限)~85円00銭
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[全般]シリア情勢懸念後退で円安進行
昨日の東京市場ではトランプ大統領がシリアへの軍事行動を示唆したことで地政学的リスクが高まり円高傾向が継続。一方、FRBの利上げペースが加速するとの見方もありドルは全般に底堅い動きがみられたことでドル円は106円ミドルで下げ止まった。
欧州市場ではユーロ圏経済指標の悪化を受けユーロが売られると全般にドル買いの動きが強まった。また、トランプ大統領が「シリア攻撃は間もなくかもしれないし、全くそうではないかもしれない」と発言。一時の過激な発言がみられなかったことや、ロシア報道官が「シリアを巡る偶発的な衝突を回避するために米国とのホットラインを双方が使用している」と発表したことから地政学的リスクが後退し欧米株式市場が大きく上昇。リスク回避の動きが後退しドル円クロス円ともに上昇。
また、就任当時TPP離脱を表明していたトランプ大統領は「クドローNEC委員長にTPP復帰の検討を指示した」との報道も好感。全般にリスクオンムードが広がる中で米長期金利も上昇。ドル高円安の動きが強まった。
依然としてシリア情勢への懸念は残る中、一時の緊迫した状況から脱したことで円は売られやすい状況が今日も継続するとみる。
市場が落ち着けば再び株や債券、そして為替との連動性が戻り、日米金融政策の違いによるドル高円安の動きが強まる。
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[米ドル円]地政学的リスクによる下落も一時的

米中貿易摩擦への懸念後退によるドル円の買いも一転。シリア情勢の悪化などから再び地政学的リスクの高まりにより円高が進行。ドル円はNY時間に106円65銭まで下落した。
一方、昨日発表された米3月CPIは2.4%に上昇するなど携帯電話の影響は一巡し予想通り物価の上昇傾向が確認された。FOMC議事要旨でも利上げペースを幾分加速するとの見通しが示されるなど、日米金融政策の違いが中長期的なドル円押し上げ要因として意識される。
地政学的リスクは一時的な円高を促すものだが、それ程長くは続かない。また、ここ数日の動きを見ると今回の影響はロシアやトルコ市場に限られている。
売り一巡後は再びドル円は上昇に転じるとみている。
ドル円予想レンジ:107円70銭~106円40銭
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[ユーロ米ドル]BBレンジ相場継続

前日にノボトニー・オーストリア中銀総裁のタカ派的な発言からユーロ買いが進んだ。また、シリア情勢の悪化などから米長期金利が低下したこともユーロの押し上げ要因となった。しかし、ユーロドルは今年に入り1.25ドルミドルから1.21ドルミドルのレンジ相場が続いている。また、ボリンジャーバンドの上限と下限の中で収まっている。
昨日もボリンジャーバンドの上限となる1.2420ドル付近に近づいており、その手前で売りを出していきたい。下値はドル売り圧力が目先続いておりボリンジャーバンドの中心線が位置する1.2320ドル付近では買い戻しの注文を出しておきたい。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しとも一致する。
ユーロドル予想レンジ:1.2420~1.2320(38.2%、BB中心線)
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[豪ドル円]次の政策金利は利上げ

前日に米中貿易摩擦への懸念が後退したことでリスクオンによる円安が進み豪ドル円の買いが進んだ。しかし、昨日はシリア情勢の悪化などから地政学的リスクが高まり再び円が買われ豪ドル円は押し戻されている。豪ドル円は83円ミドルにボリンジャーバンドの上限が位置していたことも利食い売りを促した模様。
昨日はロウRBA総裁が「次の政策金利は利下げではなく利上げの可能性が高い」「過去に比べて利下げによる刺激の効果はなくなっている」と発言したが豪ドルは寧ろ売りで反応。
基調的に円買いが進む中での発言だけに市場は反対の反応となった。
地政学的リスクは一時的なもので落ち着きを取り戻したときは今回の発言がジワリと後から効いてくる可能性が高い。
82円付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置しており強いサポートとして意識される。
82円ミドル付近から下は買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ:83円70銭(38.2%)~82円50銭
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[全般]シリア情勢の悪化からリスク回避の円高
昨日の東京市場は米中貿易摩擦への懸念が後退し日経平均株価が高く始まるとドル円も107円台前半でスタート。しかし、その後はシリア情勢の悪化などからリスク回避の円高がじりじりと進んだ。
欧州時間にトランプ大統領がツイッターで「ミサイルがシリアに来るのでロシアは準備せよ」と発言するとドル円は106円67銭まで下落。その後は買い戻しが入ったが107円台には届かなかった。
NY市場でも前日上昇した株式市場が三指数ともに下落に転じると再び円高の流れが強まりドル円は106円565銭まで下落するなど上値の重い展開が続いた。
その後公開されたFOMC議事要旨では「見通しは利上げ加速を正当化と多くの当局者が判断」「メンバー全員がインフレはここ数カ月で上向いていると指摘」「大規模財政政策が成長を今後数年促進する」などが伝わるとドル全面高となりドル円も107円台前半に持ち直した。ただ、NY株式市場の下落が響き円は全般に買われやすい状況となったことで上値も抑えられた。
シリア攻撃による地政学的リスクは一時的なものであり、この円高もそれほど長くは続かない。しかし、米中貿易摩擦やトランプ大統領の弁護士事務所の捜査などのリスクは依然として燻ることから目先ドル円は上値の重い展開が予想される。
一方、昨日発表された米3月CPIは予想通り2.4%に上昇するなどFRBのインフレ目標への期待が高まる。FOMC議事要旨のインフレ見通しを裏付けるものであり利上げペースの加速はドルの上昇を促すものだ。
また、今後は米国企業のリパトリが実施されることもあり中長期でみるとドル高の流れは継続するとみる。
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[米ドル円]地政学的リスクと貿易摩擦への懸念後退

中国が今年自動車輸入関税引き下げなど外資規制緩和方針を打ち出したことで市場のリスク回避の動きが後退。NY株式市場は三指数ともに上昇し原油も景気への期待から堅調に推移。リスクオンによる米長期金利も上昇したことでドル円はNY時間に107円40銭まで上昇した。
一方、シリア情勢の悪化など地政学的リスクへの懸念が残る中で一本調子の円安にブレーキがかかった格好だ。
一目の雲の下限が上値を抑える中でボリンジャーバンドの中心線は下落から上昇に転じている。米中貿易摩擦への極端な警戒感が後退したことはドル円にとっては地政学的リスクの懸念を上回る円安圧力となる。
一時的な下振れリスクはあるもののドル円の上昇は継続するとみる。
目先の上値目途はボリンジャーバンドの上限が位置する107円70銭付近だが、勢いがあれば108円をワンタッチする場面も期待できる。
107円割れがあれば買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:107円70銭(BB上限)~106円90銭
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[ユーロ円]ノボトニー発言で利上げ期待高まる

欧州時間にノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロ圏は非常に強力な拡大局面にある」「今年資産購入を終了するだろう」「最初のステップは預金金利を-0.4%から-0.2%に引き上げ、その後政策金利も」との報道でユーロは上昇。また、中国が外資への規制緩和方針を打ち出したことでリスク回避の動きが後退し円安が進んだことでユーロ円は132円62銭まで上昇した。
NY時間に「ノボトニー見解はECB理事会が表したものではない」との一部報道で一時的に売られる場面も見られたがすぐに買いが入るなどユーロ買い圧力は強まった。
シリア情勢の悪化など地政学的リスクが燻ることから一方的な上昇にはなりにくいものの、今日も一段の上値を試す展開を予想する。
ボリンジャーバンドの上限を終値ベースで引けたことでバンドウォークが始まる可能性があり押し目買い推薦。
ユーロ円予想レンジ:133円20銭(50.0%)~132円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[カナダドル円]上昇バンドウォークスタートか

前日にクドローNEC委員長が「NAFTAの再調整に関してよい進展がある」と発言。また、BOC2018年春の業況調査では「今後の売上高が改善する見込み」との報道でカナダドルの買いが強まっている。
また、中国が年内に自動車輸入関税を引き下げる方針を示して円売りの動きが強まったことからカナダ円の上昇幅が拡大。
ボリンジャーバンドの上限でバンドウォークも見られることから上昇トレンドが始まった可能性が高い。
原油価格も1バレル65ドル台に乗せるなど底堅い動きもカナダドルの下支えとなった。
カナダ円はフィボナッチ50.0%戻しとなる86円が視野に入る。
カナダ円予想レンジ:86円00銭(50%)~84円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]米中貿易摩擦への懸念後退で円全面安
昨日の東京市場では米中貿易摩擦への懸念や米国がシリア情勢の悪化などでリスク回避の動きを高めドル円は106円ミドル付近に下落して始まった。日経平均株価もマイナスで始まるなど円が買われやすい地合いとなった。
しかし、習近平国家主席が「自動車輸入関税を引き下げる」と述べるなど今後外資規制緩和姿勢を打ち出したことで日米貿易摩擦への懸念が後退。リスク回避の後退により円が全面安となりドル円は107円25銭まで上昇。
欧州時間が始まった時に「米国が中国の500億ドルの貿易赤字削減提案を拒否した」との一部報道でドル円は押し戻される場面もあったが円安の流れは継続。
NY市場がはじまると中国が自動車輸入関税を引き下げる動きを好感しNY株式市場が三指数ともに大幅上昇で始まった。これを受け円売りの動きがさらに強まるとクロス円の上昇がさらに進んだ。
ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ECBは今年資産購入を終了するだろう」との報道もありユーロ円が上昇したこともクロス円を押し上げた。
中国が米国に歩み寄る形となって世界的な貿易摩擦への懸念が後退したことで原油価格も上昇。米長期金利もリスク後退で利回りも上昇するなどドル円にとっては追い風となった。
米中貿易摩擦への懸念が完全に消えたわけではなく、シリア情勢の悪化なども予断を許さない状況は続く。しかし、一時的な最悪の状況は回避されたことで一喜一憂する中、円安の流れは今日も継続するとみる。
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[全般]資金管理編
FX取引ではポジション管理が見落としがちですが、管理を怠ると思わぬ大きな損失を被ることや、反対に大きなチャンスを逃すということがあります。
今回は自己資金の管理と同時に、レバレッジをどう使い適当なポジションというのはどの位なのかを考えます。
● ポジション管理とは?
現在FX取引を始める時の資金はどの位が適当でしょうかという質問が多く聞かれます。お金持ちの人や、そうでない人それぞれ違いますが、基本は無理をしないというのが基本です。
● 具体的にどの程度の資金が必要なのか。
それこそその人の収入や自己資産によってそれぞれ異なりますが、基本的なことは抑えておきましょう。まず、FXで取引をするときの自己資金は最終的になくなっても生活に困らない程度の額で始めましょう。相場は自分との闘いとよく言われますが、生活に支障を被るようなお金を使うと、相当鈍感な人以外は苦しくなって精神的に追い込まれてしまいます。
それでもFX取引ですから遊びではないのでそれなりの金額は必要です。
● 資金管理をどのように行うのか
ここでは最低100万円で始まることを前提にしてみましょう。
FX取引ではなかなか生き残れないということが言われますが、それは資金管理に問題があるためです。数回の取引で折角貯めた自己資金を使い切ってしまうような人は直ぐに撤退を余儀なくさせられます。そうではなくて計画的に自己資金を管理することにしましょう。
例えば最低1か月負け続けても資金が枯渇しないようにするにはどうしたらよいでしょう。
ひと月を4週間とすると1週間毎の最大損失は100万円の4分の1の25万円となります。
1週間で25万円の損失を超えないようにするには一日の損失額を5等分に分けた5万円の損失を超えないようにすることです。
一日の最大の損失を5万円に設定するということは、ポジションの大きさをどの程度にすればよいでしょう。
もしドル円で100万ドルのポジションを持つとすれば一日5銭の損失が出るとそれで終わってしまいます。
10万ドルのポジションを持つと50銭反対に動くとそれで終了ということになります。ドル円が一日平均で1円動くとすればリスクは10万円の損失の出る確率になります。そうであれば、ポジションの額を5万ドルにすると一日1円反対に動いたとしても最大5万円の損失で収まるということになります。
勿論、10万ドルで取引しても50銭の損失を限定しておけばよいわけです。それはそれぞれ個人の考え方次第です。
ただ、相場は無理をすると大抵苦しい戦いになることが多いもので、できたら楽なポジションを持って取引したいものです。
● レバレッジの大きさ
100万円の自己資金で10万ドルのポジションを持つとすれば最大10倍のレバレッジを使うことになります。もし5万ドルのポジションで取引をすれば最大5倍のレバレッジを使うということになります。
自己資金の額から損失の許容範囲を計算し、そこからポジションの額を決めていくことでレバレッジの大きさも自ずと決まってきます。
このように自己資金の管理を行うことでリスク分散し、長期にわたって取引を行うことができるようになります。
一度に大きな取引を行うのは一か八かのギャンブルです。
資金管理をきちんとして生き残ることを第一に取引を行うことで利益を積み重ねていくことができるようになります。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]株を睨みながら上値を試す展開

先週のドル円は米中貿易摩擦への過度な懸念が後退したことで一時107円47銭まで上昇。しかし、週末に「トランプ大統領が中国に対し1000億ドルの追加制裁を検討する」との報道に対して中国も最後まで戦う姿勢を示したことで再び懸念が拡大。NY株式市場が大幅安となったことでドル円も106円79銭まで下落し、ほぼ安値圏での引けとなった。
NY株式市場の動向がドル円を左右するといった状況は今週も継続するとみる。
先週のNY株式市場の動向をみると押し目買いの動きが目立つようになった。
トランプ大統領の打ち出した大型減税やインフラ投資などへの期待もあり乱高下後は再び上昇に向かうとの見方が大勢。
先週は株が上昇すると米長期金利が上昇するなどリスクオンの円安と同時にドル高の動きが強まった。株と債券、そして為替などの各市場の連動性がみられた。
4月は本邦投資家が外債投資に向かうことや、米国もレパトリによるドル買いの動きがドル円の下支えとなる。
先週末に発表された米雇用統計は緩やかな賃金上昇が見込まれることから、年内にあと2回から3回の利上げの可能性が高まる。
日米金融政策の違いが改めて見直されるようならドル円は108円台を試す展開を予想。
107円ミドルにはボリンジャーバンドの上限や一目の雲の下限が位置することから強いレジスタンスとして意識される。
しかし、株価が持ち直す場面では市場は素直にドル円の買いで反応してきそうだ。
今週のドル円予想レンジ:108円50銭(38.2%)~106円00銭
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[ポンド円]上昇チャネル継続

ポンド円の上昇チャネルは今週も継続するとみている。
3月初旬にメイ首相が「EU離脱文章草案に対して受け入れられない」と発言したことでポンド円は瞬間145円を割り込んだ。しかし、この時が底値となりその後反発。離脱後の移行期間の合意などEUとの交渉が順調に進んだこともありポンド買いが強まった。
一方、貿易摩擦への過度な懸念や株価の下落もありリスク回避の動きから円が上昇する場面も見られた。しかし、ここにきて森友問題や北朝鮮の地政学的リスクの後退などから円安に振れやすくなっている。
貿易摩擦への懸念は残るものの今週も円安の動きが継続されるとみており、クロス円全般に買いが入りやすい。
ポンド円は2月21日に付けた高値150円88銭を先週末に一時的に越えるなど、上昇の勢いが残る。
ボリンジャーバンドの中心線も下降から上昇に転じており、上昇チャネル下限をサポートに押し目買いで臨みたい。
今週のポンド円予想レンジ:152円20銭(61.8%)~149円50銭
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[カナダドル円]NAFTA交渉に期待

先週末にカナダのトルドー首相はNAFTAの再交渉について「大きく前進している」「再交渉には良好な時も遅々として進まない時もあるが、今は米国とのかかわりが非常に生産的な段階にある」と発言。カナダ円は3月9日に付けた戻り高値83円50銭を上抜き84円22銭まで上昇。週末にはNY株式市場が大きく下落したことでリスク回避の円買いが進んだものの依然として上昇基調は継続。
原油価格も今年に入り堅調な地合いで推移していることもカナダドルの下支えとなっている。
先週発表されたカナダ雇用統計でカナダ3月新規雇用者数が3.23万人と予想の2.00万人を上回った。
今週は住宅関連指標が相次ぐが昨年の利上げによる抑制効果がみられないようなら一段の利上げ期待が高まりカナダドルの上昇に繋がる。
85円付近にはボリンジャーバンドの上限が位置するものの、上昇基調がみられることからその上の半値戻しとなる86円がレジスタンスとして意識される。
今週のカナダ円予想レンジ:86円00銭(50.0%)~83円00銭
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注意喚起
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