ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]米雇用統計で一段の上昇も

(米ドル円日足)


米中貿易摩擦への過度な懸念が後退する中、ドル円は107円の大台を上抜けてNY市場では107円49銭まで上昇。ほぼ高値圏で引けてきた。
日米欧の株式市場が同時株高となったことからリスクオンの円売りと同時に米長期金利の上昇によるドル高が進んでいる。
107円ミドルには一目の雲の下限やボリンジャーバンドの上限が位置することから一先ず上値は抑えられている。ただ、このレベルを超えるようであればドル円のショートポジションが更に炙り出される可能性が高く、そうなれば108円台も視野に入る。
今日は米雇用統計が発表されるが先日発表の米3月ADP雇用統計の結果から好調な雇用や賃金の伸びが示される可能性が高い。そうなれば更にドル円の上昇が加速する可能性が高く、108円台も視野に入ってくる。
107円付近に下落するようであれば買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:108円00銭(38.2%)~107円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドル高で下押し圧力継続

(ユーロ米ドル日足)


この日発表されたユーロ圏3月サービス部門PMIは54.9と予想の55.0をやや下回った。一方、ユーロ圏2月PPIは1.6%と予想の1.5%を上回るなど全般に見るとユーロ圏の堅調な経済を示すものとなった。欧州各国株式市場も軒並み上昇するなどユーロにとってはプラス材料が重なりNY市場でユーロドルは1.2284ドルまで上昇。しかし、その後NY株式市場は米中貿易摩擦懸念後退により大幅上昇。リスク回避の動きが後退し、米長期金利が2.83%に上昇したことでドル買いが先行。ユーロドルは1.2218ドルに下落するなどドル中心の相場展開となった。1.2218ドルにはボリンジャーバンドの下限が位置しており一先ず下げ止まったもののドル高の動きは始まったばかり。ボリンジャーバンドの中心線が下向きに変わり始めておりユーロ下押し圧力は継続とみる。
次の下値目途としては3月1日に付けた安値の手前の1.2170ドルはフィボナッチ38.2%戻しにもあたり意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.2260~1.2170(38.2%)

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[豪ドル円]売りから買いサインに転換

(豪ドル円日足)


昨日の東京時間に発表された豪州2月貿易収支は8.25億豪ドルと予想の7.25億ドルを上回った事で豪ドル円は82円53銭まで上昇。しかし、82円ミドルはフィボナッチ50.0%戻しのレベルでもあり利食い売りも入り82円15銭まで押し戻された。
欧州市場では米中貿易摩擦への過度な懸念が後退したことでリスクオンの円安が進むと豪ドル円の買いが再び強まりNY市場で82円65銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
途転を示すパラボリックはこの日売りから買いサインに転換。前日にはボリンジャーバンドの中心線(21日移動平均線)を上抜いたこともあり買い安心感が広がる。
次のレジスタンスはフィボナッチ61.8%戻しとなる83円付近が意識される。

豪ドル円予想レンジ:83円00銭(61.8%)~82円20銭

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[全般]過度な米中摩擦懸念後退

NY株式市場は三日続騰となり米長期金利も上昇するなどリスクオンの動きからドル高円安の動きが更に進んだ。過度な米中貿易摩擦への懸念が後退したことで資金が米国に戻り始めている。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の上昇の流れを受け日経平均株価が高く始まるとドル円も買いが先行。ドル円は目先のレジスタンスとみられていた107円台に乗せてきた。
欧州市場でも各国株式市場が堅調な地合いで始まると円安の動きが強まりクロス円全般に買いもみられた。
NY時間に発表された米2月貿易収支は-576億ドルと予想の-568億ドルを上回った。
9年4か月ぶりの貿易赤字が高水準になったことを受けトランプ大統領は中国への強硬姿勢を改めて示した。
一方、クドロー米国家経済会議委員長は「中国への制裁発動の回避を模索」「アメリカは中国と取引するだろう」と発言。米産業界からも対中関税に反発する動きが強まるなど今後米中との話し合いが進展するとの見方が広がった。
NY株式市場はトランプ大統領の発言にも拘らず三指数ともに三日続騰となるなど市場のリスクオンの動きは継続。米長期金利も2.83%付近まで上昇するなどドル高の動きが強まりドル円も107円49銭まで上昇。
過度な米中貿易摩擦への懸念が後退したことで世界マネーの一部が米国に戻り始めているとみられる。
元々大型減税やインフラ投資計画などから景気拡大への期待が根強いなか、株式市場が落ち着きを取り戻すことで再び株や債券、そして為替との連動性が戻り始める可能性が高い。
今日は米雇用統計が発表されるが、先日の米3月ADP雇用統計の結果を見ると予想を上回る可能性が高い。
今の楽観的なセンチメントの高まる中で一段の賃金上昇の動きがみられたとしても株価の大幅下落に繋がる可能性は低いとみる。
ただ、貿易戦争への懸念が消えたわけではなく一時的な乱高下には注意が必要だ。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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