[米ドル円]地政学的リスクによる下落も一時的

米中貿易摩擦への懸念後退によるドル円の買いも一転。シリア情勢の悪化などから再び地政学的リスクの高まりにより円高が進行。ドル円はNY時間に106円65銭まで下落した。
一方、昨日発表された米3月CPIは2.4%に上昇するなど携帯電話の影響は一巡し予想通り物価の上昇傾向が確認された。FOMC議事要旨でも利上げペースを幾分加速するとの見通しが示されるなど、日米金融政策の違いが中長期的なドル円押し上げ要因として意識される。
地政学的リスクは一時的な円高を促すものだが、それ程長くは続かない。また、ここ数日の動きを見ると今回の影響はロシアやトルコ市場に限られている。
売り一巡後は再びドル円は上昇に転じるとみている。
ドル円予想レンジ:107円70銭~106円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]BBレンジ相場継続

前日にノボトニー・オーストリア中銀総裁のタカ派的な発言からユーロ買いが進んだ。また、シリア情勢の悪化などから米長期金利が低下したこともユーロの押し上げ要因となった。しかし、ユーロドルは今年に入り1.25ドルミドルから1.21ドルミドルのレンジ相場が続いている。また、ボリンジャーバンドの上限と下限の中で収まっている。
昨日もボリンジャーバンドの上限となる1.2420ドル付近に近づいており、その手前で売りを出していきたい。下値はドル売り圧力が目先続いておりボリンジャーバンドの中心線が位置する1.2320ドル付近では買い戻しの注文を出しておきたい。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しとも一致する。
ユーロドル予想レンジ:1.2420~1.2320(38.2%、BB中心線)
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[豪ドル円]次の政策金利は利上げ

前日に米中貿易摩擦への懸念が後退したことでリスクオンによる円安が進み豪ドル円の買いが進んだ。しかし、昨日はシリア情勢の悪化などから地政学的リスクが高まり再び円が買われ豪ドル円は押し戻されている。豪ドル円は83円ミドルにボリンジャーバンドの上限が位置していたことも利食い売りを促した模様。
昨日はロウRBA総裁が「次の政策金利は利下げではなく利上げの可能性が高い」「過去に比べて利下げによる刺激の効果はなくなっている」と発言したが豪ドルは寧ろ売りで反応。
基調的に円買いが進む中での発言だけに市場は反対の反応となった。
地政学的リスクは一時的なもので落ち着きを取り戻したときは今回の発言がジワリと後から効いてくる可能性が高い。
82円付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置しており強いサポートとして意識される。
82円ミドル付近から下は買いを入れていきたい。
豪ドル円予想レンジ:83円70銭(38.2%)~82円50銭
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[全般]シリア情勢の悪化からリスク回避の円高
昨日の東京市場は米中貿易摩擦への懸念が後退し日経平均株価が高く始まるとドル円も107円台前半でスタート。しかし、その後はシリア情勢の悪化などからリスク回避の円高がじりじりと進んだ。
欧州時間にトランプ大統領がツイッターで「ミサイルがシリアに来るのでロシアは準備せよ」と発言するとドル円は106円67銭まで下落。その後は買い戻しが入ったが107円台には届かなかった。
NY市場でも前日上昇した株式市場が三指数ともに下落に転じると再び円高の流れが強まりドル円は106円565銭まで下落するなど上値の重い展開が続いた。
その後公開されたFOMC議事要旨では「見通しは利上げ加速を正当化と多くの当局者が判断」「メンバー全員がインフレはここ数カ月で上向いていると指摘」「大規模財政政策が成長を今後数年促進する」などが伝わるとドル全面高となりドル円も107円台前半に持ち直した。ただ、NY株式市場の下落が響き円は全般に買われやすい状況となったことで上値も抑えられた。
シリア攻撃による地政学的リスクは一時的なものであり、この円高もそれほど長くは続かない。しかし、米中貿易摩擦やトランプ大統領の弁護士事務所の捜査などのリスクは依然として燻ることから目先ドル円は上値の重い展開が予想される。
一方、昨日発表された米3月CPIは予想通り2.4%に上昇するなどFRBのインフレ目標への期待が高まる。FOMC議事要旨のインフレ見通しを裏付けるものであり利上げペースの加速はドルの上昇を促すものだ。
また、今後は米国企業のリパトリが実施されることもあり中長期でみるとドル高の流れは継続するとみる。
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