ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]市場の安定と日米金融政策の違い

(米ドル円日足)


日米首脳会談を控えた東京市場でドル円は107円を挟んで上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではユーロやポンドが下落したことでドル買いが進みドル円は底堅い動きがみられた。
NY市場ではNY株式市場が三指数ともに堅調なスタートとなったことでドル円はこの日の高値となる107円21銭まで買われた。
その後日米首脳会談を直前に控え円買いの動きが強まるとドル円は106円90銭まで下落する場面も見られたが、直ぐに反発。106円台には本邦サイドからの買いもみられた。
貿易赤字是正を訴えるトランプ大統領は通貨に対する圧力をかけてくる可能性もあるが、市場は徐々に織り込み始めている。
NY株式市場が安定する中で日米首脳会談というイベントリスクが通過すれば再び日米金融政策の違いに注目が集まりドル円は上昇に転じるとみている。
トランプ発言により一時的に下押し圧力となる可能性はあるものの、それは寧ろ買いのチャンスと捉えたい。

ドル円予想レンジ:108円00銭(BB上限)~106円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]バンドウォーク継続

(ポンド円日足)


東京から欧州市場にかけてポンドは堅調な動きが続いた。この日発表される英国雇用統計を前に思惑的な買いが入ったとみられる。
その英国3月失業率は予想通り2.4%となったが平均賃金が予想を下回ったことを受けポンド円は153円70銭付近から153円前半へと下落に転じた。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇したものの日米首脳会談を控え円は寧ろ買い戻しの動きが強まるとポンド円は153円を割り込み152円78銭まで下落。その後はもみ合いが続いた。
今日は英国3月消費者物価指数や英国3月小売物価指数、そして英国3月卸売物価指数といった重要指標が発表されるが前月からやや悪化するとの見方が多い。また、今日の日米首脳会談では通貨に関しての言及があれば一時的に下押し圧力が高まるとみている。
ただ、上昇のバンドウォークは継続しており、下げ止まったところで押し目買いを入れてみたい。

ポンド円予想レンジ:153円90銭(BB上限)~151円80銭(38.2%)

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[カナダドル円]BOC政策会合に注目

(カナダドル円日足)


本日はカナダ中銀(BOC)の政策会合が開かれるが現行の政策金利1.25%は据え置かれると予想される。ただ、最近の原油価格の上昇がカナダ経済の追い風となり利上げに前向きな姿勢が示される可能性が高いとみる。
また、NAFTAの再交渉の期待もありカナダドル買いが強まるとみている。
ただ、日米首脳会談では円安に対するトランプ大統領のけん制発言が出るようなら一時的に下落する可能性が高い。
ボリンジャーバンドの上限から放れ始め横ばいが続くものの、中心線の上昇トレンドは継続しており、押し目買いスタンスで臨みたい。

カナダ円予想レンジ:86円00銭(50.0%)~84円70銭

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[全般]日米首脳会談終了後の円の動き

シリア問題を巡る混乱も限定的となり米中貿易摩擦も後退。NY株式市場で荒っぽい動きはみられるが徐々に安定感を取り戻しておりリスク回避の動きは後退。日米首脳会談が終了すればドル円相場の上昇に繋がる可能性が高まる。
昨日の東京市場では日米首脳会談を直前に控え株価は様子見姿勢が強まる中でドル円は上値の重い展開が続いた。
欧州時間には英国やユーロ圏などの経済指標が予想を下回るとユーロやポンド売りが進む中でドルが上昇。ドル円はNY市場に向けて堅調さを取り戻した。
NY株式市場も好調な企業決算を受け三指数ともに上昇するなどこのところ安定した動きが続いている。ただ、日米首脳会談が始まり為替に関する言及への懸念が高まる中でクロス円を中心とした円買いの動きが強まった。
結果的にドル円は107円を中心としたもみ合いが続くなど、日米首脳会談の結果待ちといった格好となっている。
初日の日米首脳会談では一先ず北朝鮮の拉致問題や核ミサイルの放棄などが受け入れられるなど、日本の意見が取り入れられた。
今日は貿易問題に関する話し合いに注目が集まるものの、既にマーケットは通貨問題などへの懸念を織り込み始めている。
交渉が終了すれば最終的にイベントリスクが後退しドル円クロス円は上昇に転じる可能性が高いとみる。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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