[米ドル円]日米金利差からの買い

日米首脳会談では懸念された為替への言及がみられなかったことからドル円の底堅い動きが今後も継続するとみている。
昨日のNY市場では米長期金利が大きく上昇したことでドルは全面高。一方、株式市場では金利上昇への懸念から三指数ともに下落すると円買いの動きも強まりドル円は動きにくい状況となった。
引けにかけてローゼンスタイン米司法副長官がトランプ大統領にロシア捜査の対象ではないと伝えたことで株価の下落幅は縮小。ドル円はこの日の高値となる107円50銭まで買われた。
北朝鮮の地政学的リスクが後退し、日米首脳会談が無難に通過した割にはドル円の上昇幅は限られている。株価下落への懸念がドル円を積極的に買う動きを抑えていると思われる。
しかし、市場は徐々に落ち着きを取り戻しており最終的に日米金利差拡大によりドル円は緩やかな上昇傾向を取り戻すとみている。
一目の雲の下限を上抜いたことで来週は雲から抜け出す動きが強まるとみている。
107円付近は押し目買いのチャンスとみる。
ドル円予想レンジ:107円80銭~107円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド円]カーニーBOE総裁発言で失望売り

欧州時間に発表された英国3月小売売上高指数が-1.2%と予想の-0.6%を上回った事でポンド売りが散見。ポンド円は152円を片足割り込んだ。その後武田薬品工業がアイルランドのシャイアー買収を打診したことが伝わるとポンド円は152円96銭まで1円近く上昇した。
ただ、NY株式市場が三指数ともに下落して始まると152円前半まで押し戻された。
その後カーニーBOE総裁が「今後数年での利上げに備えている」「政策金利は今年上昇し得る」と発言。利上げスタンスは示されたものの市場はこの発言を消極的と受け止めたたことでポンド円は151円09銭まで下落。高値から2円近く下落するなど、武田薬品工業の買収話で提灯がついていたかが伺われる。
目先のポジション調整的な売りが収まれば再びポンド円の上昇トレンドに戻るとみている。
ポンド円予想レンジ:152円00銭~150円80銭(BB中心線)
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[カナダドル円]カナダ経済指標発表で下げ止まりも

日米首脳会談が無難に通過したことを受け東京市場でカナダ円は底堅い動きで始まった。
欧州市場にかけてもカナダ円の買いが進みカナダ円はこの日の高値となる85円30銭まで上昇。
NY市場で株式市場が三指数ともに下落して始まると円買いが進行。また、ポンド円が急落するとカナダ円もつられる格好で84円67銭まで売り込まれた。
その後トランプ大統領のロシア疑惑への懸念が後退したことでNY株式市場が下げ幅を縮小し、カナダ円も下げ止まった。
日足チャートを見るとカナダ円はラウンドトップを形成。
ボリンジャーバンドの中心線の上昇傾向が続いており、実勢レートに近づく辺りまでは今後もみ合いに入る可能性が高い。
カナダ円予想レンジ:85円30銭~84円30銭(61.8%)
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[全般]米長期金利上昇とNY株価
昨日の東京時間の早朝に日米首脳会談を終え共同記者会見を行った。北朝鮮問題では強い結束を改めて確認。注目された貿易摩擦に関してはトランプ大統領から為替への言及がなかったことから市場に安心感が広がった。会見後のドル円への影響は限定的ではあったものの底堅い動きが続いた。
欧州時間に発表された英国3月小売売上高指数が予想を下回ったものの、武田薬品工業がアイルランドのシャイアー買収の打診を行ったことが伝わるとポンド円が上昇するなどドル円の下支えとなった。
NY市場では米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が23.2と予想の21.0を大きく上回った事で米長期金利が上昇。一方で金利上昇がNY株式市場の下押し要因となり下落して始まるとドル円もつられて売られる場面も見られたが下落幅は限られた。
引け間際には「ローゼンスタイン米司法副長官がトランプ大統領にロシア捜査のターゲットではないことを告げた」との報道が伝わると株価が押し戻された。これを受けドル円は一時107円50銭まで上昇。しかし、米長期金利上昇によりドル高でユーロやポンドの下落幅が円売りを上回る状況となった。
全般にポジション調整的な動きが目立つものの、日米首脳会談が無難に通過したことでドル円は今後底堅い動きが予想される。
米長期金利と株価、そしてドルとの連動性が徐々に正常な状態に戻り始めている。
金利上昇による株価への影響は懸念されるものの、全般にリスクオンの動きが強まるとみる。
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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