ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]NY株価下落でも円売り止まらず

(米ドル円時間足)

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NY市場に発表された好調な米経済指標の結果を受け米長期金利が節目となる3%台に乗せるとドルは全面高。株価も底堅い動きで始まったことでドル円は109円20銭まで上昇。このレベルは2月初旬に株価が急落する前のレベルであり、一先ず危機前のレベルに戻るなど全体に円独歩安の動きが目立った。
その後NY株式市場が三指数ともに大きく下落に転じるとドル円も108円59銭まで押し戻された。しかし、2月の状況とは異なり市場は落ち着いた動きがみられるなどドル円クロス円の下げは限定的となっている。
北朝鮮やシリアなどの地政学的リスクや貿易摩擦への懸念が後退。米国からの円高圧力も見られなかったことなどもあり円は売られやすい地合いが続く。
ドルの調整的な売りが一巡すれば再びドル円は日米金利差からの買いが強まるとみる。
押し目としてはフィボナッチ38.2%戻しとなる108円30銭付近手前では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:109円20銭~108円30銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]シャイアー買収大詰め

(ポンド円日足)


武田薬品工業によるアイルランドの大手製薬会社シャイアー買収交渉が大詰めに入ってきた。
ロイター通信によると交渉は大幅前進などと報じられた。もし本日にも交渉成立となればポンドは対ドルよりも対円での買いが入りポンド円は一気に上昇することから買いの方が面白い。
既にポンド円の買いは提灯がついて買われたものの、この時点でポジション調整が大分進んでいるとみる。
もし交渉が不調に終われば短期的に売りが一気に強まる可能性が高いが、基本的な円安ポンド買いに変化はない。
下値目途としては一目の雲の上限であり基準線が位置する150円80銭付近。もし、成立するようなら4月13日に付けた高値153円85銭を再度試す展開を予想する。

ポンド円予想レンジ: 153円85銭~150円80銭

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[豪ドル円]豪州CPI、利上げ期待後退

(豪ドル円日足)


昨日の東京時間に発表された豪州1-3月期四半期CPIは0.4%と予想の0.5%を下回ったことで豪ドル円は82円46銭まで下落したがすぐに反発。リスクオンによる円安が豪ドル円の下支えとなった。
この動きはNY市場まで継続し一時83円09銭まで上昇。しかし、その後NY株式市場が急落すると円の買い戻しが強まり82円50銭まで押し戻された。
市場は豪州1-3月期四半期CPIが予想を下回ったことでRBAが当面現行の緩和政策を継続するとの見方が広がっている。
一方、銅などの商品市況は堅調な地合いが続く中で景気への期待は根強い。
世界的に長期金利が上昇し始めているなかでいずれRBAは引き締めに転じる可能性が高い。
ここにきて豪ドル円はボリンジャーバンドの中心線に沿って上昇が続いていることから、82円ミドル付近で買いを入れていきたい。

豪ドル円予想レンジ:83円40銭(61.8%)~82円50銭(BB中心線)

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[全般]NY株大幅下落でも円安進行

米長期金利が一時心理的な壁となる3%台に乗せたことでドル高が進む中NY株式市場が大幅下落。ところが、リスク回避の動きは見られず円安が進行しドル円は2月以来の高値109円台に乗せてきた。
昨日の東京市場は米長期金利が上昇したことからドル円が底堅い動きで推移。日経平均株価も堅調な地合いが続いた。
市場全体にリスクオンの動きが進みやすい地合いとなる中でNY市場にかけてドル円クロス円ともに上昇。
NY時間に発表された米3月新築住宅販売件数は4.0%と予想の1.9%を大きく上回った。また、米4月消費者信頼感指数も128.7と予想の126.0を上回るなど好調な米景気を示すものとなった。これを受け米長期金利は一時心理的な節目として意識されていた3%台に4年3か月ぶりに乗せてくるとドル円も2月上旬ぶりに109円20銭まで上昇。
しかし、その後NY株式市場が急落するとドル円クロス円ともに売りが強まり下落。ドル円は108円ミドル付近に押し戻された。
2月の株価急落時には円高が一気に進んだが今回は小幅な下げとなるなど、当時とは違い市場に落ち着きがみられる。株価の急落のきっかけとなったのは長期金利の上昇というよりもキャタピラーやアルファベットといった銘柄の売りが要因とみられる。キャタピラー決算は予想を上回る好結果となったもののこれがピークを付けたとの発言などが売りを誘った。
今回のNY株価下落は世界的な株安を引き起こすものではないとの見方が大勢であり、金利上昇の影響は限定的とみる。
米長期金利上昇によるドル高と同時に円売りの動きが今後継続するとみており、ドル円クロス円ともに押し目買いスタンス継続。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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