ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]雲を上抜けRSIが80に近づく

(米ドル円日足)


前日にNY株式市場が米長期金利の上昇により三指数ともに大きく下落したことを受け日経平均株価も安く始まった。しかし、堅調なドル円の動きに変化は見られず再び109円の大台に乗せてきた。
NY市場では米長期金利が3%台に乗せて始まると一度もこのレベルを下回らず終始堅調に推移。また、NYダウも好調な企業決算の結果を受け6日ぶりに上昇に転じるなど金利上昇への懸念は限定的との見方が広がる。
2月に米長期金利の急速な上昇懸念を背景に円高ドル安が一気に進みドル円は110円台から104円台に下落した。結局金利への懸念が後退したことでドル円は下落前の110円台を目指す展開となっている。
一目の雲の上限を上抜けたことでここからは110円の大台を目指す展開が予想される。
ただ、RSIが買われ過ぎを示す80に近づくなど短期的に見るとその手前で調整の売りが出やすい状況とみる。
しかし、ドル高円安の動きの勢いは強いことから下押しも限定的とみており、109円付近では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:109円70銭(50.0%)~109円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]目先もみ合いへ

(ポンド円2時間足)


武田薬品工業はアイルランドの大手製薬会社シャイアーの買収額を460億ポンド(約7兆円)まで引き上げ、交渉期限を5月8日に延長するなど最終的な調整に入った。
既にポンド円の投機的な買いも一巡しており、発表まではポンド円の買いは慎重になりそうだ。
ただ、少なくとも結果が明らかとなるまでは売られることはないとみられ、目先もみ合いへ入るとみている。
ポンド円のレンジ相場の上限は4月13日に付けた高値153円85銭から先週末の安値150円70銭とみており、その上下では短期的に逆張りで入る。

ポンド円予想レンジ: 153円00銭(4月19日高値)~151円90銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]ECB理事会と米ドル金利

(ユーロ米ドル日足)


米長期金利が3%台に乗せてきたことでドルが全面高となるなかユーロは対ドルで3か月ぶりの安値を更新。ユーロドルは3月1日に付けた安値1.2155ドルに迫る1.2160ドルまで下落した後下げ止まっている。
今日はECB理事会が開かれるが現行の政策金利0%は据え置きが予想される。ドイツやユーロ圏の経済指標は冴えない結果が続いている。ドイツが昨日今年の成長見通しを2.3%に引き下げるなど、ユーロ高が影響しているとみられる。
ドラギ総裁の記者会見では前回緩和継続の可能性を示唆したが今回も大きな変化はなさそうだ。もし、今の米長期金利が上昇する中でユーロ高をけん制するような発言がみられるようなら前回の安値1.2155ドルを下回り損切りが誘発される可能性が高い。
ボリンジャーバンドの下限を三日連続下回るなど下降のバンドウォークが始まった可能性もある。下値目途としてはフィボナッチ50.0%戻しとなる1.20ドルミドルが意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.2200~1.2050(50.0%)

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[全般]ドル高の勢い止まらず

昨日は特に目立った材料のない中で米長期金利が3%台にしっかり乗せてくるとドルも全面高となるなどドル買いの勢いが止まらない。
米長期金利がNY終値ベースで3%台に乗せてきた。原油価格上昇などインフレ期待から年内4回の利上げを織り込みながらドル全面高の動きが昨日も続いた。一方、懸念されたNYダウは6日ぶりに上昇に転じるなど株式市場も金利上昇に対する影響は限定的。ボーイングやフェイスブックなど主要な企業決算結果が軒並み予想を上回るなど、金利相場から業績相場へと移り始めているようにみえる。
これまで米金利が上昇しても地政学的リスクは政治リスクが燻る中でドルは寧ろ下落する出遅れ感があった。ここにきてその遅れを取り戻すかのようにドル買い需要が高まったといえる。
また、円にとっても地政学的リスクの後退や貿易摩擦による為替への圧力が回避されたことから売られやすい地合いとなったことでドル円は109円台に上昇。
注目された武田薬品工業のシャイアー買収も提示額を460億ポンドに引き上げるなど最終調整に入ったことで円売りの動きも今後強まる可能性が高まった。
米国のレパトリによるドル買いや本邦勢の海外証券投資の需要も今後期待されるなど、ドル高の勢いは始まったばかりとみることもできる。
ただ、北朝鮮問題もこれからが正念場となり、シリア問題からの米ロ関係の火種も残る。
また、トランプ大統領のロシア問題や米中貿易摩擦など不安材料が燻る中で突発的な揺り戻しには注意したい。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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