ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]日銀会合と南北首脳会談

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は米長期金利上昇の動きを受けこの日の高値となる109円46銭を付けた。その後は米長期金利の低下もあり利食い売りなどに押されながらNY市場では109円07銭まで下落。一方、NY株式市場は三指数ともに大きく上昇しリスクオンの円安が同時に進行したことでドル円は109円を割り込むことはなく引けてきた。
今日は黒田総裁再任後初となる日銀会合が開かれるが、改めて緩和政策継続姿勢が示されると予想される。一方、南北首脳会談では非核化に向けた動きが見られないようなら地政学的リスクの高まりからドル円の下押しリスクに繋がりかねない。ただ、6月に行われる米朝首脳会談までは影響は限定的。結果的にポジション調整を促すものであり、最終的に堅調なドル円の動きに変化はないとみる。
フィボナッチの高値の取り方を今年の高値に合わせて計算すると61.8%戻しが110円ちょうどに重なり意識される。
心理的な節目でもある110円の手前では売りを一旦は出しておきたい。

ドル円予想レンジ:110円00銭(61.8%)~108円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ハト派的なドラギ総裁

(ユーロ米ドル日足)



昨日の欧州市場で開かれたECB理事会では予想通り政策金利0.0%据え置きを決定。市場への影響は見られなかった。その後のドラギ総裁記者会見では「ECBのインフレに対する自信は変わっていない」としたがドイツの経済指標や物価動向の悪化などもあり経済成長がやや減速していることを示した。また、保護主義の脅威が強まっているリスクに懸念を示したことからユーロは1.2096まで下落したまま安値で引けてきた。
米長期金利が上昇したことでドル買いが進む中一目の雲の下限を下回ったことから下落の勢いはまだ止まっていない。
景気減速にはユーロ高の動きも影響しておりユーロ買いには動きにくくなっており、目先戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2150~1.2050(50.0%)

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[豪ドル米ドル]反発の兆し

(豪ドル米ドル4時間足)



米長期金利上昇によりドル高が進む中で豪ドル売りが継続してきたがその勢いもここにきて衰えてきており、そろそろ反発に転じる可能性が高いとみる。
0.7650はこれまで豪ドルの強いサポートとして意識されてきたことで、このレベルを抜けると損切も巻き込み下落幅を拡大。昨年末に付けた安値0.75ドルを意識した下落が続いた。
しかし、米長期金利も3%台に入り債券買いも見られることから金利上昇も一先ず一服感が漂う。ドル高の動きに歯止めが掛かったことで豪ドルショートポジションの巻き戻しが入りやすくなっている。
戻りの目途としてはサポートラインであった0.7650は、フィボナッチ38.2%戻しのレベルでもあり意識される。
ただ、ドル高の流れは依然として根強く、ポジション調整が一巡したところでは再び豪ドル売りに戻る可能性が高い。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7650(38.2%)~0.7550

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[全般]週末に向けた調整

米長期金利の上昇や株価の下落、そして円安などこれまで強まったポジションの調整と思われる動きがみられた。本日開かれる日銀政策会合や南北首脳会談を控えたポジション調整の動きが一巡したところでは再びこれまでの流れに戻るとみている。
昨日の東京市場は米長期金利が4年3か月ぶりの3%台に乗せたことや日経平均株価が上昇するなかドル円は一時109円46銭まで上昇。堅調な地合いは欧州市場まで続いた。
その欧州市場では注目のECB理事会が開かれたが最終的にユーロ売りが強まった。
ドラギ総裁が経済成長や保護主義的な動きに対して警戒感を示したことが影響した。
NY市場では米長期金利が3%を割り込むなどポジション調整と思われる動きが見られ低下。これを受けドル安が進むと同時に株式市場が三指数ともに上昇するとリスクオンの円安が同時に進行しドル円は109円台での膠着状態が続いた。
本日は日銀政策会合が開かれるが、黒田総裁再任後初ということから改めて緩和政策継続姿勢が示されると予想される。米長期金利が上昇する中で日米金融政策の違いがドル円の押し上げ要因となるか注目。
一方、今日の南北首脳会談では非核化問題で双方の溝が意識されるようなら一時的に円高が進む可能性もある。しかし、最終的に6月までに行われる米朝首脳会談を控え影響は限定的とみる。
結果的にイベント前のポジション調整が一巡すれば再び円安ドル高の動きに戻るとみる。
ただ、今日は米国GDPの発表や日本が来週からゴールデンウィークに入ることもあり一段の調整の動きには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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