ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]ゴールデンウィークで流動性低下

(米ドル円日足)


先週は南北首脳会談で非核化への道が示されたことで地政学的リスクが後退。リスク回避の動きが後退したことで円安の動きが強まった。また、米長期金利が一時4年3か月ぶりに3%台に乗せたことでドル高が進行しドル円は109円49銭まで上昇。
また、黒田総裁再任後初めての日銀会合では改めて緩和政策継続姿勢が示されたことで日米金融政策の違いからのドル円の買いは今後も継続するとみる。
今週末に発表される米雇用統計での賃金上昇次第で米長期金利上昇への思惑からドル円を更に押し上げるきっかけになるか注目。

今週のドル円予想レンジ:110円90銭(61.8%)~108円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[ポンド円]武田薬品工業によるポンド買い期待と調整

(ポンド円日足)


現在のポンド円で最も注目材料といえば武田薬品工業によるシャイアー買収だろう。この話が出始めた3月後半のポンド円は149円付近で、ここから提灯買いが始まったと考えられる。その後153円75銭の高値を付けてから利食い売りなどが入り、先週末には150円25銭付近まで押し戻されて引けている。
実際に買収が成立するかは5月8日を待つことになるが、目先はまだ調整の売りが続くとみる。ただ、買いが149円台で始まったことから、このレベルでは下げ止まり再度買いが始まる可能性が高いとみる。
円安が進む中で150円付近を割り込むようなら買いを入れていきたい。

今週のポンド円予想レンジ:152円80銭~149円40銭(50.0%)

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[豪ドル円]薄商いのなかRBA政策会合

(豪ドル円日足)


今週は日本がゴールデンウィークに入りアジア市場の流動性が低下することから相場が荒れる可能性が高い。その中でRBA政策会合や貿易収支、住宅関連指標といった重要指標も発表され、豪ドル円が投機筋に狙われる可能性が高い。
先週は円安が進む中で豪ドル円は82円ミドルでもみ合いが続いた。このレベルを下回るか、底固め後に上昇に転じるかで今後の流れが決まる。
RBA政策会合ではこれまでの緩和政策継続が示されると予想される。前回の内容を踏襲するなら豪ドルへの影響は限られる。もし先行き利上げが示唆されるようなら底値固め終了で上昇に転じる可能性が高いとみる。
ボリンジャーバンドの中心線は上向きに転じており上昇トレンドライン上に実勢レートが位置する。
後半には豪州3月貿易収支や豪州3月住宅建設許可件数なども発表され、一時的に下振れがあれば買いを入れていきたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:83円80銭(38.2%)~ 82円00銭

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[全般]南北首脳会談でリスク後退

先週末に南北首脳会談が開かれ「完全な非核化」を実現し、年内に終戦宣言をすると明記された。具体的な非核化への道筋や時期については示されなかったことから次の米朝主脳会談に持ち越された格好だ。しかし、少なくとも米朝首脳会談までは地政学的リスクは後退したことは確かだ。
先週のNY市場は週初から北朝鮮の核実験中止のニュースを受け米長期金利が上昇し節目の3%台に乗せてきた。これを受けNY株式市場は一時大きく下落する場面も見られたが、2月時のようなパニック状況に陥ることはなかった。寧ろ、好調な企業業績が確認されるなかで米国景気の強さが示された。
週末には株式や債券、そしてドルのポジション調整的な動きがみられドル円も109円を一時割り込む場面も見られた。しかし、市場全般に楽観的なムードが漂うなか、今週もNY株式市場や米長期金利の動きに注目が集まる。
今週末には注目の米雇用統計の発表を控える中で今週は日本が本格的なゴールデンウィークに入る。流動性が低下するため為替市場では値動きが狭まるものだが、一時的に上下に荒っぽい動きも予想される。ただ、先週発表された米1-3月期四半期GDP速報値や住宅関連指標などでは好調な米経済が示された。また、企業決算も予想を上回るものが多く、今後業績相場からの株価上昇が期待される。
市場の安定感が戻る中で株や債券、そして為替市場との連動性が再び強まっている。
地政学的リスクの後退や好調な米経済を背景にNY株式や米長期金利が緩やかな上昇が継続されるようなら、ドル円やクロス円の一段の上昇が期待できそうだ。

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