ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-05

[米ドル円]FOMC会合で110円台も

(米ドル円日足)


連休明け東京市場のドル円は前日のNY株価下落が意識され慎重なスタートとなった。しかし、日経平均株価は地政学的リスクの後退もありマイナスからプラスに浮上するなどドル円の買いに安心感が広がった。
欧州市場でユーロやポンドが下落するとドル全般に買いが強まりドル円は109円ミドルを上抜いた。
NY市場では米長期金利が上昇したことで109円88銭まで上昇しそのまま高値圏での引けとなっている。
前日に発表された米3月個人消費支出が2.0%に達したことで本日のFOMC声明では文言が変更される可能性が高まる。市場がこれをタカ派的と捉えることになれば110円を上抜く可能性が高い。ただ、このレベルはフィボナッチ61.8%戻し(今年の高値と安値の比率)でもあり心理的な節目ということもありかなり強いレジスタンスとして意識される。
しかし、NY株式市場は下落に転じる可能性が高いことから上値もボリンジャーバンドの上限となる110円20銭程度で収まりそうだ。

ドル円予想レンジ:110円20銭(BB上限)~109円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ダブルトップ形成

(ポンド米ドル日足)


昨日のロンドン時間に発表された英国4月製造業PMIが53.9と16年11月ぶりの低水準に落ち込んだことから利上げ時期が遠のくとの見方が広がりポンド売りが強まった。
ポンドドルはこの結果を受け強いサポートとみられていた1.37ドルを抜いたことで損切りを巻き込み1.3667ドルまで下落。一旦は下げ止まったが1.43ドルミドルを天井としたダブルトップが形成されたことで戻り売りが入りNY市場で1.3588ドルまで下落幅を拡大。
米長期金利が上昇したこともポンドの重石となった。
今日はFOMC会合が開かれタカ派的な声明文になる可能性が高いことから更にドル高が進むとポンドも一段の下押し圧力が高まるとみる。
ただ、連休明けには武田薬品工業によるシャイアー買収の話が再び高まるとみられ、そろそろ下げ止まるとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.3700~1.3550(61.8%)

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[豪ドル米ドル]豪ドル売り止まらず

(豪ドル米ドル週足)


豪ドル売りが止まらない。
昨日の東京時間に開かれたRBA政策会合では政策金利1.5%の据え置きを予想通り決定。声明文では「政策スタンスを変更しないことが持続的な経済成長とインフレ目標を達成することで一致」「低水準の政策金利が豪経済を引き続き支えている」など、現行の緩和政策の継続姿勢を示した。また、「豪ドルは最近下落したが過去2年にわたるレンジ内のまま」「為替の上昇が現在の見通しよりも経済活動やインフレを鈍化させる」など、豪ドル安の容認姿勢も示された。
発表後の豪ドルへの影響は限られたものの、その後米ドルの上昇に伴い豪ドルドルはNY市場で0.7473ドルまで下落した。
上昇トレンドラインや2017年12月に付けた安値0.7498ドルを下回ったことで豪ドルの弱さが改めて確認された格好だ。
今日のFOMC会合で米ドル買いが強まれば一段の豪ドル下押し圧力が強まるとみている。
反対に、もしNY終値ベースで0.75ドル台に乗せているようなら下げ止まりのサインとみることもできる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7520~0.7420

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[全般]FOMC会合控えドル全面高

今日公開されるFOMC会合を控え、インフレ期待の高まりから米長期金利が上昇しドルは全面高となっている。
連休明けの東京市場ではゴールデンウィークの狭間ということもあり動意が乏しかった。欧州市場はレイバー・デーによりドイツやフランスといった主要な市場が休場となったことから流動性が低下。
そんな中で英国4月製造業PMIが予想を下回ったことから利上げ期待が後退しポンドが下落するとユーロもつられ安となった。
NY市場では米長期金利の上昇とともにドルは全面高となったことでドル円は109円80銭付近まで上昇。一方、原油価格やNYダウが下落して始まるとリスク回避の円買いが強まりドル円は109円ミドル付近に押し戻された。
その後ダウの下げ幅が縮小するにつれてドル円は再び買いが強まりこの日の高値となる109円88銭まで上昇しそのまま高値圏での引けとなった。
前日に発表された米3月個人消費支出がFRBのインフレ目標である年率2.0%に上昇したことで本日のFOMC会合での声明文がタカ派的になるとの見方もある。
これにより長期金利の上昇スピードが速まるとの見方が広がればドルの上昇が更に進む可能性が高いものの同時に株価の下落を引き起こすリスクもある。
ただ、2月の時とは異なり既に株価は調整が入った後ということから急落に繋がる可能性は低いとみる。
最終的にFOMC会合後には更なるドル高が進みドル円は110円を試す展開も予想される。
ただ、同時にクロス円の売りも進むことになるため上値も限定的となりそうだ。

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